俳句 作者 作成 イベント名
オカリナの音色に落葉舞うことよ 河原 芳博 平成27年11月30日 俳句ポスト
歌うようひらひらと舞う枯葉たち 岩崎 千鶴子 平成27年10月31日 俳句ポスト
紅葉の白樺林我も立つ 中村 高士 平成27年10月31日 俳句ポスト
ひびきたるもちつきのおと山じまい 田中 好和 平成27年10月31日 俳句ポスト
有峰の秋の大気を存分に 井黒 昌子 平成27年9月30日 俳句ポスト
秋晴や林道より仰ぐ薬師岳 井上 文恵 平成27年9月30日 俳句ポスト
森の秋色とりどりの人ら行く 稲垣 暁夫 平成27年9月30日 俳句ポスト
冷タ谷友と楽しく落葉踏み 宇佐美 伸一 平成27年9月30日 俳句ポスト
薬師岳望む湖秋の空 岡崎 俊憲 平成27年9月30日 俳句ポスト
対話編探し求めて落葉踏む 河原 芳博 平成27年9月30日 俳句ポスト
秋風やいにしえ偲ぶ波の音 吉田 律子 平成27年9月30日 俳句ポスト
ありみねの湖わたる秋の風 荒井 由紀子 平成27年9月30日 俳句ポスト
初秋や歩けば虫もついてくる 市田 菊枝 平成27年9月30日 俳句ポスト
爽やかや永久に続けやブナの森 小善 清範 平成27年9月30日 俳句ポスト
山歩き膝痛忘れ風涼し 森井 光子 平成27年9月30日 俳句ポスト
有峰湖一足早く秋の風 竹中 雅子 平成27年9月30日 俳句ポスト
有峰にひびく笑い声秋うらら 長谷 厚雄 平成27年9月30日 俳句ポスト
木洩れ日の苔の緑や秋澄みて 椎名 里ツ子 平成27年9月30日 俳句ポスト
有峰のもてなしもまた爽やかに 渡辺 知子 平成27年9月30日 俳句ポスト
オカリナの音色に秋の日も温し 浜田 伸雄 平成27年9月30日 俳句ポスト
すすきの穂迎えてくれる遊歩道 米澤 賢太郎 平成27年9月30日 俳句ポスト
オカリナとすすきいざなう薬師岳 北野 優美子 平成27年9月30日 俳句ポスト
ササノホニ虫イキイキトモリノ秋 堀 源進 平成27年9月30日 俳句ポスト
時おりは手を取られもし森の秋 立田 芳子 平成27年9月30日 俳句ポスト
いつ来ても発見ありて湖の秋 澤田 昭 平成27年9月30日 俳句ポスト
白光の味とでも苔桃の実は 中坪 達哉 平成27年8月31日 俳句ポスト
雨もよひなるも湖面に秋の山 小松 栄津子 平成27年8月31日 俳句ポスト
石を踏む音を重ねて秋の山 中坪 達哉 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
目つむりて秋のただ中有峰は 磯野 くに子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
浅黄斑かすめては又戻りけり 犬島 荘一郎 平成27年8月28日 第9回有峰俳句の会
山の朝膝へ胸へと蝗跳ぶ 坂本 善成 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
見上げれば山毛欅(ぶな)も見下ろす夏の朝 山澤 美栄子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
巡り来て病葉も美(は)し鬼胡桃 篠原 成一 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
息ととのえ令法(りょうぶ)の花を目交(まなか)いに 新井 のぶ子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
朝霧のほぐれゆく先日の差して 新村 美那子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
秋天や家を離れて家のこと 石黒 順子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
朝まだきドイツ唐桧の実を拾ふ 舛田 としこ 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
秋晴や峰にすっくとネズコ立つ 中川 正次 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
日の差せば蝗の跳ねる時なるか 中林 文夫 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
座りたきベンチを翔たず秋の蝶 長谷川 静子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
朝まだき山霧動く中を行く 東海 さち 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
朝露を吸うて白蝶飛び立てり 内田 邦夫 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
生きんとて朝露に濡れ実生?(みしょうぶな) 平井 弘美 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
秋蝶に安らぐことも山路かな 堀田 千賀子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
露の玉こはれて湖の一滴と 明官 雅子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
登山口あさぎまだらの出迎えか 老松 成子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
干上がりし湖底や風も冷(すさ)まじき 中坪 達哉 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
病む足に先ず群がって草じらみ 磯野 くに子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
盗人萩咲き始めたる朝(あした)かな 羽柴 崇 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
三段に区切れし青さ秋の湖 犬島 荘一郎 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
分け入れば手に熊笹の秋涼も 坂本 善成 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
そよ風に木洩れ日揺れて夏は行く 山澤 美栄子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
露けしや森を長靴おろし立て 篠原 信子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
まだ青き葡萄の蔓のゆきどころ 新井 のぶ子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
あはあはと木洩れ日の斑(ふ)も秋の色 新村 美那子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
熊笹を掻き分け行くや晩夏光 菅野 桂子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
沢の辺へ一歩険しく草いきれ 石黒 順子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
歩かせてもらふダム底秋高し 舛田 としこ 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
木洩れ日のひとつとなりて秋の蝶 太田 硯星 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
はつらつと秋雲えがく世界地図 中川 正次 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
身も心にも秋風のやさしくて 中林 文夫 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
新涼やダム湖の風の濃く甘く 長谷川 静子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
山緑したたる隙に湖の青 東海 さち 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
熊笹に沈む一行天高し 内田 邦夫 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
白樺の木肌めくれて秋暑し 平井 弘美 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
秋澄める木の間隠れに沢走り 堀田 千賀子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
秋雲のハートの右の未完成 明官 雅子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
八月の宝来島へ徒(かち)渡る 老松 成子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
オカリナのこだまし山の深みどり 太田 倭文子 平成27年7月31日 俳句ポスト
赤とんぼ君の耳にも沢の音 有峰 童子 平成27年7月31日 俳句ポスト
今はなき村を思いて落葉踏む 河原 芳博 平成26年11月30日 俳句ポスト
紅葉散るオカリナ響くキャンプ場 河原 芳博 平成26年10月31日 俳句ポスト
秋の暮薬(や)師(く)岳(し)仰ぎて一人かな 河原 芳博 平成26年10月31日 俳句ポスト
林道や落葉踏みしめ湖を見て 岩ア 千鶴子 平成26年10月31日 俳句ポスト
白樺の林ころげる落葉かな 宮崎 昭雄 平成26年10月31日 俳句ポスト
枯葉舞い散るや白樺林行く 宮崎 敏子 平成26年10月31日 俳句ポスト
冠雪の薬師(やく)岳(し)に来(つ)季(ぎ)の夢つなぐ 若草 礼子 平成26年10月31日 俳句ポスト
有峰や幸せ刻む落葉道 蔵本 律子 平成26年10月31日 俳句ポスト
有峰湖紅葉の先の薬師岳 梅田 元紀 平成26年10月31日 俳句ポスト
青空にもみじと薬師(やく)岳(し)仰ぎみる 梅田 淳子 平成26年10月31日 俳句ポスト
有峰湖錦秋うつす水面かな 薄田 芳子 平成26年10月31日 俳句ポスト
駆け寄って有峰の友照紅葉 老松 成子 平成26年10月31日 俳句ポスト
あかき実も風に澄みゆくばかりなり 中坪 達哉 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
秋思わく狛犬の塔撫でをれば 境田 芳雄 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
流るるも合い分かれして水の秋 金森 める子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
少しづつそして一気に秋深む 犬島 荘一郎 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
酸っぱさに今日の目覚めや山ぶだう 山下 正江 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
水の秋句も絵もならず立ち尽くす 山澤 美栄子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
爽やかや流れ渡るに手をつなぎ 室井 千鶴子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
枯すすきとてしつかりと立つてをり 上原 孝子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
荒寥の真川や山の粧ひて 新村 美那子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
澄む秋や一行歌ふ川向こう 菅野 桂子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
杖の先おんぶ飛蝗をおどろかす 成重 佐伊子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
しばらくはひとりの時間野紺菊 舛田 としこ 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
色もよき小石を拾ひ秋惜しむ 太田 硯星 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
川渡る秋の光のきらめきに 東海 幸子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
山ぶだう紅葉して湖輝きぬ 平井 弘美 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
幸せを絵にしたるごと水の秋 有馬 みどり 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
一病に薬師岳おろがむ霧襖 澤田 宏 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
引く波の音は聞こえず秋深し 中坪 達哉 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
くちづけもいのちの沢の秋水に 境田 芳雄 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
幾億の結び葉ゆらし風も秋 金森 める子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
川音に色づく楓谷深し 犬島 荘一郎 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
谷紅葉雲の白きにおどろけり 山下 正江 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
山の秋伐りし庭の木懐かしむ 山澤 美栄子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
湖青く秋思浮かぶる術もなし 室井 千鶴子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
病友に紅葉の便り書くとせん 上原 孝子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
白蛇めくいのちの沢や秋気澄む 新村 美那子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
朴落葉尻にかき寄せ待つとせむ 菅野 桂子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
湖畔の風千草に色をくばりゆく 成重 佐伊子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
みづならの実生あまたや踏むなかれ 舛田 としこ 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
息ついで沢音親し紅葉山 太田 硯星 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
不作てふ山々を熊巡れるや 東海 幸子 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
腰下ろす石を探して水の秋 平井 弘美 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
枯葉ふみ地の温もりを頂けり 有馬 みどり 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
湖の色変わる雲間や秋の声 澤田 宏 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
けものらの吐息もあらむ秋の声 中坪 達哉 平成26年9月30日 俳句ポスト
枯葉舞い道も茶色に染めにけり 伊藤 リツ子 平成26年9月30日 俳句ポスト
山ぶどうそっと寄り添う永遠の木に 稲田 通之 平成26年9月30日 俳句ポスト
あがりこに光さしこむ森の秋 岡崎 絹代 平成26年9月30日 俳句ポスト
霧の中宝来島の色づきし 岡崎 徹 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰や霧につつまれ進み行く 岡本 孝行 平成26年9月30日 俳句ポスト
赤とんぼ森の中へと泳ぎ入る 河原 芳博 平成26年9月30日 俳句ポスト
からまつ落葉がくぶちめきし草もみじ 駒見 時子 平成26年9月30日 俳句ポスト
年重ね目指すは秋の永遠の木よ 古市 幸子 平成26年9月30日 俳句ポスト
森林浴心とからだ軽くなる 高長 かずこ 平成26年9月30日 俳句ポスト
朝霧の深し波打つ有峰湖 山岸  平成26年9月30日 俳句ポスト
秋の日の木漏れ日うれし冷タ谷 四十内 政春 平成26年9月30日 俳句ポスト
薬師岳色づくブナに朝日影 寺田 伸一 平成26年9月30日 俳句ポスト
再会を待ちいしごとく吾亦紅 若井 直美 平成26年9月30日 俳句ポスト
竜胆の湖畔の風に揺れにけり 小善 睦子 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋風にはや寒さあり有峰湖 松井 千恵子 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰の湖面キラキラ秋高し 松井 博文 平成26年9月30日 俳句ポスト
朝日浴び湖面に映る紅葉山 松本 みどり 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋の空アサギマダラの舞う湖畔 松本 睦夫 平成26年9月30日 俳句ポスト
永遠の木に愛を誓いて森の秋 森田 ひとみ 平成26年9月30日 俳句ポスト
もみじ葉の水面に映える有峰湖 石場 清 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋風や混ざり毛糸の森めぐる 宅美 伊紀子 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋晴れの木々が色づく有峰湖 中井 一夫 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰の秋涼誘う遊歩道 朝山 隆 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰の森の元気を吸う九 島田 順子
平成26年9月30日 俳句ポスト
いわし雲さざ波立ちて有峰湖 藤井 洋子 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋の雲鳥居に湖底の村思う 芳田 三輪子 平成26年9月30日 俳句ポスト
初めての有峰めぐり爽やかに 朴木 寿子 平成26年9月30日 俳句ポスト
朝の晴紅(くれない)かすむ湖の秋 本川 洋子 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰に集う笑顔も爽やかに 老田 怜子 平成26年9月30日 俳句ポスト
落葉踏み森の記憶のただ中へ 中坪 達哉 平成25年10月31日 俳句ポスト
カモシカに語りかけ行く暮の秋 河原 芳博 平成25年10月31日 俳句ポスト
折立の色づく木々に雨宿り 河原 芳博 平成25年10月31日 俳句ポスト
君を待つオカリナ響く山紅葉 河原 芳博 平成25年10月31日 俳句ポスト
落葉松の見送り受けて山仕舞 尾近 尾近 平成25年10月31日 俳句ポスト
森の秋命感じて我のあり 下条 正 平成25年9月30日 俳句ポスト
沢音に足取り軽く秋めきぬ 河原 芳博 平成25年9月30日 俳句ポスト
秋空に響くオカリナ遊歩道 河原 芳博 平成25年9月30日 俳句ポスト
秋晴れに気品もありし有峰湖 宮本 百合子 平成25年9月30日 俳句ポスト
永遠の木に心落ち着き秋静か 西 賢一郎 平成25年9月30日 俳句ポスト
緑濃し八十路の我に夢芽生え 藤田 信也 平成25年9月30日 俳句ポスト
子等と行く風も秋めく遊歩道 影近 眞佐美 平成25年8月31日 俳句ポスト
舞茸の取れるころにもまた来るか 中山 紀代美 平成25年8月31日 俳句ポスト
古傷や半月見れば願いもす 金森 める子 平成25年6月30日 第11回有峰俳句の会
有峰の風よ緑よありがとう 横道 文子 平成24年9月30日 俳句ポスト
岩つばめそろそろ帰る舞なるか 吉田 一郎 平成24年9月30日 俳句ポスト
親子猿湖畔の夏を群れ遊ぶ  宮原 早百合 平成24年9月30日 俳句ポスト
夜に出て風もいざなう湖の月 森田  一義 平成24年9月30日 俳句ポスト
夏さかり峠の水の枯れたるや  中川 正次 平成24年9月30日 俳句ポスト
落葉松の天辺ゆれて森深し 渡 正子 平成24年9月30日 俳句ポスト
紅葉始まり栃の実も数個かな  本田 嬉湖 平成24年9月30日 俳句ポスト
蛇急ぐ深き草木へひたすらに 野村 明穂 平成24年9月30日 俳句ポスト
かたくなな笹の緑も紅葉山 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ぶなの実を食むや沢音背に胸に 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
冷(すさ)まじやみづうみは波寄せるのみ 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ぶなの実をそのうち剥(む)かず食らひけり 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山頂に昇る朝日も秋のもの 河原 芳博 平成23年10月31日 俳句ポスト
折立路もみじ漂う中を歩す 河原 芳博 平成23年10月31日 俳句ポスト
秋雨に波立つことも有峰湖 河原 芳博 平成23年10月31日 俳句ポスト
花イグチ破顔一笑有峰路 河原 芳博 平成23年10月31日 俳句ポスト
オカリナが聞こえ紅葉の散りにけり 河原 芳博 平成23年10月31日 俳句ポスト
青空に光り輝く秋の湖 岩崎 千鶴子 平成23年10月31日 俳句ポスト
話し声をかき消す音も落葉踏み 岩崎 千鶴子 平成23年10月31日 俳句ポスト
みづうみの秋の匂ひを掬(すく)ひけり 境田 芳雄 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
やはらかく爪先沈む朴落葉 境田 芳雄 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
霧襖破り野猿は目(ま)な交(かい)に 境田 芳雄 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ボス猿の一と睨みして霧に消え 境田 芳雄 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
のぞきこむ水すがしくて紅葉山 金森 める子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
たぎつ瀬にひとかたまりの落葉かな 金森 める子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
三三五五紅葉浄土の風を行く 金森 める子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
そぞろ行くぶどう照葉は重なりて 金森 める子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
湖の紅葉に染まりみな笑顔 高木 葉子 平成23年10月31日 俳句ポスト
ありみねのもみじをあるくたのしいな 佐藤 未唯 平成23年10月31日 俳句ポスト
山霧を湧かせ薬師(やく)岳(し)の動き出す 山下 正江 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
さざ波の湖の鼓動へ照紅葉 山下 正江 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山霧を湧かせ薬師(やく)岳(し)の動き出す 山下 正江 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
さざ波の湖の鼓動へ照紅葉 山下 正江 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
行く秋や永遠の木に恥じる年重ね 山橋 信夫 平成23年10月31日 俳句ポスト
うっすらと湖もまた紅葉して 山崎 むつ子 平成23年10月31日 俳句ポスト
落葉踏み仲間と歩く身も軽く 酒井 淳子 平成23年10月31日 俳句ポスト
ぬかるみてぬた場は落葉まみれかな 新井 のぶ子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
なだるるは秋の峰々有峰湖 新井 のぶ子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山霧や鴉一羽の道案内 新井 のぶ子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
橡の実を探せど未だ沢の道 新井 のぶ子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
瑠璃の実の沢ふたぎにて一休み 新村 美那子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
去りかねて幾度振り向く峡紅葉 新村 美那子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
瑠璃の実の沢ふたぎにて一休み 新村 美那子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
去りかねて幾度振り向く峡紅葉 新村 美那子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
黄葉(もみじば)の明るくてただ蹤(つ)いてゆく 菅野 桂子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
さはやかな一礼をもて沢に入る 菅野 桂子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
この道の木の実踏まねば進まれず 菅野 桂子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
空に点呼大きく沢に入る 菅野 桂子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
沢音の奥に沢音照紅葉 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
水源の音は天より秋晴るる 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
名も知らぬ秋草ばかり湖に出て 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
沢への橋丸太三本落葉積む 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
迷ひ込む紅葉浄土に時忘れ 石黒 順子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
秋闌(た)けぬミズメの樹皮をはなさずに 石黒 順子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
迷ひ込む紅葉浄土に時忘れ 石黒 順子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
秋闌(た)けぬミズメの樹皮をはなさずに 石黒 順子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
満ちたるは樹々の香りや山紅葉 太田 硯星 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
森の侏儒落葉を踏めば答へけり 太田 硯星 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山紅葉洞(うろ)にも声をかけにけり 太田 硯星 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
木漏れ日の原生林に秋惜しむ  太田 硯星 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
有峰の紅葉明るし遊歩道 大原 茂政 平成23年10月31日 俳句ポスト
どんぐりをひらうまごのてあたたかき 谷井 富子 平成23年10月31日 俳句ポスト
茶をふるまうカセットコンロ照紅葉 中川 正次
平成23年10月31日 俳句ポスト
てっぺんより見る山もみじきれいだな 中野 安菜 平成23年10月31日 俳句ポスト
霧払いダムの大きく現るる 内田 邦夫 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
熊出しか鈴音高く男行く 内田 邦夫 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
もう一本竜胆ありて森の道 内田 邦夫 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
落とさじと?(ぶな)の実しかと握りしめ 内田 邦夫 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山も秋言葉の絵の具見つかるか 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
落葉松の降る音を聞き君想う 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
冷(すさ)まじやみづうみは波寄せるのみ 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ぶなの実をそのうち剥(む)かず食らひけり 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
懐かしむ霧にかすみし薬師岳 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
南無阿弥陀仏谷の流れも秋彼岸 尾近 美栄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
濡れそぼつ黒檜(くろべ)の肌や秋気澄む 平井 弘美 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
樹の洞(うろ)に入りて瞑想秋深し 平井 弘美 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山粧ふ湖のさざ波色づきて 平井 弘美 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
林道の畳みかけくる黄葉かな 平井 弘美 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山霧の宙より道の現れて 堀田 千賀子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
末枯(うらが)るる光と影の森を行く 堀田 千賀子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
この先はけものみちかも秋深む 堀田 千賀子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
見返りて紅葉浄土や嶺々は 堀田 千賀子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
木の橋の折れて転(まろ)びて落葉径 明官 雅子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
山椒魚のここが住処(すみか)か落葉降る 明官 雅子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
落葉踏む香りに酔ひて森の奥 木村 紅雪 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
あたたかく紅葉燃えたり湖寂し 木村 紅雪 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
有峰や病葉一つだになきと 木村 紅雪 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
飯(いい)を盛る椎葉も今は枯れ落ちて 木本 彰一 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
散る後の余韻願ひし紅葉かな 木本 彰一 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
霧湖面幽玄無限山深し 木本 彰一 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
垂れ雲よ錦秋隠し如何にせん 木本 彰一 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
オカリナを聞けば降り来る木の葉かな 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
落葉陰飛騨山椒魚は指の丈 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
渓深く霧湧くところ幾曲がり 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
朝寒の散策瀬音聞くばかり 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
秋めきし森に野草にこんにちは 伊藤 紀美子 平成23年9月30日 俳句ポスト
何処の国か相々傘でキャンプ場 関口 堯 平成23年9月30日 俳句ポスト
林間に薄紅映る有峰湖 橘 邦雄 平成23年9月30日 俳句ポスト
耳すましせせらぎの音秋めきし 近江 幸人 平成23年9月30日 俳句ポスト
枯葉踏む山毛欅(ぶな)の林に響く音 高山 一郎 平成23年9月30日 俳句ポスト
拾いたる栗にも似たる橡の実よ 佐々木 ヤイ子 平成23年9月30日 俳句ポスト
計りては森を知り行く薄紅葉 酒井 淳子 平成23年9月30日 俳句ポスト
とちの実を見つけては行く良き日和 深井 かおる 平成23年9月30日 俳句ポスト
映し出す秋の風情や有峰湖 中田 好子 平成23年9月30日 俳句ポスト
白樺の木の根にひそむがまがえる 中田 進 平成23年9月30日 俳句ポスト
たたずめば湖畔になびく萩の花 長久 紀一 平成23年9月30日 俳句ポスト
白樺の森を廻りて秋うらら 木下 光子 平成23年9月30日 俳句ポスト
秋晴の冷タ谷行く歩も軽く 木下 和男 平成23年9月30日 俳句ポスト
刈り跡を熊の急ぐや紅葉山 河原 成子 平成22年10月31日 俳句ポスト
猿の群道幅占めて秋時雨 河原 芳博 平成22年10月31日 俳句ポスト
食堂に据えしストーブ窓の雨 河原 芳博 平成22年10月31日 俳句ポスト
茸籠一杯にして歩き出す 河原 芳博 平成22年10月31日 俳句ポスト
猪根路を猿駆けめぐり冬に入る 河原 芳博 平成22年10月31日 俳句ポスト
猪根山落葉の嵩を踏み締めて 岩崎 千鶴子 平成22年10月31日 俳句ポスト
分け入りて耳をすますや落葉道 金森 める子 平成22年10月31日 俳句ポスト
この道の目立ちしものに毒茸 栗島 靖子 平成22年10月31日 俳句ポスト
あお空にうかぶ峰々秋の声 今井 節子 平成22年10月31日 俳句ポスト
五十年沈みし村や枯すすき 小倉 隆義 平成22年10月31日 俳句ポスト
桐山をきのこ求めてかけ回る 石村 むつみ 平成22年10月31日 俳句ポスト
きのこ汁朝日を浴びて暖まる 川畑 澄代 平成22年10月31日 俳句ポスト
毒あると思ふ木の子のかたまれり 大井 孝行 平成22年10月31日 俳句ポスト
草虱胸に頭に子ら駆ける 大井 孝行 平成22年10月31日 俳句ポスト
有峰の落葉ささやく永遠の音 中野 忠雄 平成22年10月31日 俳句ポスト
茸狩り森林浴と思いつつ 中林 清志 平成22年10月31日 俳句ポスト
湖の水面そよぎて秋の風 島倉 ゆかり 平成22年10月31日 俳句ポスト
アガリコの梢を揺らす秋の風 福田 久耕 平成22年10月31日 俳句ポスト
茸狩り夜の一杯楽しみに 木本 彰一 平成22年10月31日 俳句ポスト
微笑んで手が伸びるなり茸狩り 木本 直子 平成22年10月31日 俳句ポスト
窓の外歩くは何か秋の夜 矢野 昌子 平成22年10月31日 俳句ポスト
ブナシメジ群れて落葉に見え隠れ 齊藤 チイ子 平成22年10月31日 俳句ポスト
みづうみを渡りてよりの霧迅し 中坪 達哉 平成22年9月30日 俳句ポスト
涼風に森の木々らは誰を待つ 河原 芳博 平成22年9月30日 俳句ポスト
秋雨に声を掛け合い折立路 河原 芳博 平成22年9月30日 俳句ポスト
落葉踏み五年目となる森を行く 河原 芳博 平成22年9月30日 俳句ポスト
沢音の轟く音も秋めきぬ 河原 芳博 平成22年9月30日 俳句ポスト
穂芒に熊鈴響く朝まだき 河原 芳博 平成22年9月30日 俳句ポスト
火が星を呼んでキャンプの輪になりし 大井 孝行 平成22年9月30日 俳句ポスト
魔法瓶提げて華やか登山バス 大井 孝行 平成22年9月30日 俳句ポスト
ビジターセンターの雪囲いして春思う 荻沢 明夫 平成21年11月30日 俳句ポスト
霜月の陽だまりあればヘクサンボ 荻沢 明夫 平成21年11月30日 俳句ポスト
スコップ重し右に左に雪ほうり 河原 芳博 平成21年11月30日 俳句ポスト
暖房も冷え込みきつく屈みこむ 河原 芳博 平成21年11月30日 俳句ポスト
誰も来ぬビジターセンター雪囲い 河原 芳博 平成21年11月30日 俳句ポスト
ビジターセンターの灯につられ寄り秋深し 河原 芳博 平成21年11月30日 俳句ポスト
木洩れ日の森いっぱいに木の実降る 大井 孝行 平成21年11月30日 俳句ポスト
夜は夜で木の実雨とはなりゐるや 中坪 達哉 平成21年10月31日 俳句ポスト
秋の朝猿の並びて座禅めく  河原 芳博 平成21年10月31日 俳句ポスト
大雨に顔のぞかせて茸たち 河原 芳博 平成21年10月31日 俳句ポスト
晩秋の生きもの探す森の道  河原 芳博 平成21年10月31日 俳句ポスト
ヘキサンボまたも目張りをくぐりぬけ 河原 芳博 平成21年10月31日 俳句ポスト
初雪を水面に映し峰高し 岩永 靖典 平成21年10月31日 俳句ポスト
さらさらともみじからまつさらさらと 金森 める子 平成21年10月31日 俳句ポスト
白秋のきのこ数々おもしろき 原田 和見 平成21年10月31日 俳句ポスト
秋湖のこころとなりて佇みぬ 大井 孝行 平成21年10月31日 俳句ポスト
こびとらの森にさまよふ紅きのこ  平井 弘美 平成21年10月31日 俳句ポスト
草刈りしあとに並びてキノコたち
荻沢 明夫 平成21年9月30日 俳句ポスト
秋雨に頬を濡らして一人行く 河原 芳博 平成21年9月30日 俳句ポスト
秋の夜の杯を交して歌い出す 河原 芳博 平成21年9月30日 俳句ポスト
猿の群れ道をふさいで秋深し 河原 芳博 平成21年9月30日 俳句ポスト
狛犬の社湖底に秋祭 小松 榮津子
平成21年9月30日 俳句ポスト
夕焼けの湖岸を歩む砂の音 大井 孝行 平成21年9月30日 俳句ポスト
こそばゆき言葉のひびき森の秋 中坪 達哉 平成21年8月31日 俳句ポスト
ポツポツと増え行く落葉折立路 河原 芳博 平成21年8月31日 俳句ポスト
閑かさを我が物として湖の秋
中坪 達哉 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
秋色に一句生まるるバスの中 荻沢 明夫 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
秋うらら木肌もぬくき有峰に 金森 める子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
どこまでも付いて行かんと葛の花 栗島 くり子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
地に落とす影の大きく岩燕 新井 のぶ子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
風下に立ちて湖の香秋の声 新村 美那子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
老木にきのこ大群こびとたち 水野 博之 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
大木のとりわけ山毛欅の涼新た 菅野 桂子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
毒茸の真白き笑ひ(えま)見てゐたり 石黒 順子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
初紅葉蹠(あうら)弾みし森の径(みち) 太田 硯星 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
赤まんま河原の石に寄り添うて 大井 孝行 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
雪解けて遠のく秋の薬師岳(やくし)かな 藤森 杏杏 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
沢音に足音重ね涼あらた 内山 澄子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
法華塔吹く秋風に沢の音 内田 邦夫 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
朝霧の流れは速し我が生も 木本 彰一 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
葛かづら捩(すじ)り捩(もじ)りに風を追ひ 野村 美智子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
熊棚の風に揺るるはいまだ見ず 中坪 達哉 平成20年11月30日 俳句ポスト
猪根山奥まで見えて秋も果て  河原 芳博 平成20年11月30日 俳句ポスト
白息の中にたたずむ折立路 河原 芳博 平成20年11月30日 俳句ポスト
どこからかくるカメムシに冬支度  河原 芳博 平成20年11月30日 俳句ポスト
ビジターハウス窓など囲む冬構え 河原 芳博 平成20年11月30日 俳句ポスト
秋惜しむ錦繍(きんしゅう)ゆるる有峰湖 岸 公文 平成20年11月30日 俳句ポスト
狭くなる道幅落葉日和かな 大井 孝行 平成20年11月30日 俳句ポスト
冷(すさ)まじやみづうみに降る雨音も 中坪 達哉 平成20年10月31日 俳句ポスト
声高く子らの走るや草紅葉 荻沢 明夫 平成20年10月31日 俳句ポスト
晩秋の宿舎煙突煙上げ 河原 芳博 平成20年10月31日 俳句ポスト
冬めきし樹との対話や冷タ谷 河原 芳博 平成20年10月31日 俳句ポスト
山紅葉今を盛りと仰ぎつつ 河原 芳博 平成20年10月31日 俳句ポスト
落葉踏み一人で歩く折立路 河原 芳博 平成20年10月31日 俳句ポスト
熊棚やむさぼる様を木に残し 金森 める子 平成20年10月31日 俳句ポスト
朝まだきみずうみに散る楓かな 大井 孝行 平成20年10月31日 俳句ポスト
散る紅葉万華鏡めく猪根山 友咲 貴代美 平成20年10月31日 俳句ポスト
秋冷の森にうごめく命かな 荻沢 明夫 平成20年9月30日 俳句ポスト
日一日と色づく林道誰を待つ 河原 芳博 平成20年9月30日 俳句ポスト
食卓に並びし顔や紅葉晴 河原 芳博 平成20年9月30日 俳句ポスト
囲炉裏端夜はオカリナの音の響く 河原 芳博 平成20年9月30日 俳句ポスト
霧満ちて我の五体を映しけり 大井 孝行 平成20年9月30日 俳句ポスト
秋雨の音も滝めく山毛欅林 中坪 達哉 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
東谷秋色(しゅうしょく)深きただ中に 荻沢  明夫 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
東谷注ぐ秋水今昔 荻沢  明夫 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
朴落葉葉うらに結ぶ雨滴(あましずく) 金森  める子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
靴濡らしたる露あると見えねども 金森 める子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
床の中より秋天の星仰ぐ  栗島 靖子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
朽(く)ちる山毛欅(ぶな)茸従えなお威厳 栗島  靖子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
樹木から雫止まざる森の秋 山本  広章 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
ひと叢(むら)の勢(きお)ひて高き秋薊(あざみ) 小澤  美子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
森と湖あとは流るる鰯雲 小澤  美子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
枯木立歴史を語る秋の湖  水野 博之 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
湖を渡る風にも秋の声 太田  賢 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
みづうみを煽(あお)りて秋の風なりし 大井 孝行 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
秋澄みていただき蒼く染まりけり 大井 孝行 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
地の色に染まる茸を踏みもして 内山 澄子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
身に入(し)むや朽木今なほ湖に立つ 内山  澄子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
秋天の星仰がざるうかつさよ 練合  澄子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
落葉の香足元透けて山毛欅の森 荻沢 明夫 平成19年11月30日 俳句ポスト
雪を見て猪根平に仕事終ふ 河原 芳博 平成19年11月30日 俳句ポスト
有峰の紅も極まるナナカマド       荻沢 明夫 平成19年10月31日 俳句ポスト
初霜の猪根平の踏み心地 河原 芳博 平成19年10月31日 俳句ポスト
林道を木の実降る音聴きながら      亀田 なみ子 平成19年10月31日 俳句ポスト
足元を気遣いながら紅葉山 高田 節子 平成19年10月31日 俳句ポスト
紺青の湖面に紅葉なだれけり       山下 博司 平成19年10月31日 俳句ポスト
秋晴に近々とある薬師岳 山田 幸夫 平成19年10月31日 俳句ポスト
キリン草風になびいて有峰湖 山内 笑子 平成19年10月31日 俳句ポスト
遊歩道紅葉越しなる薬師岳 守内 清二 平成19年10月31日 俳句ポスト
雲わいて紅葉溶けゆく薬師岳 松井 ひろ美 平成19年10月31日 俳句ポスト
八十路われ薬師を仰ぎ紅葉道 松永 美智子 平成19年10月31日 俳句ポスト
山宿の歌声高き囲炉裏端 森 佐和子 平成19年10月31日 俳句ポスト
有峰の紅葉を背なに撮り合いて      森 忠雄 平成19年10月31日 俳句ポスト
有峰の何年ぶりの秋景色  水橋 利雄 平成19年10月31日 俳句ポスト
百万の団栗降るや森を分け 水落 洋子 平成19年10月31日 俳句ポスト
有峰湖ロマンを秘めて澄み渡る 石倉 彰 平成19年10月31日 俳句ポスト
木枯の湖面を渡り来る音ぞ 大井 孝行 平成19年10月31日 俳句ポスト
有峰の一足早き秋色に 竹中 雅子 平成19年10月31日 俳句ポスト
みづうみの澄みたる水に近寄りて     竹林 美智博 平成19年10月31日 俳句ポスト
紅葉も自然もいっぱい有峰は 梁瀬 拓朗 平成19年10月31日 俳句ポスト
深秋の山毛欅に一日樹幹流 中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋冷の事務所に響くコピー機音        
荻沢 明夫 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
日の暮れを木の実むさぼり食う野猿         荻沢 明夫 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
永遠の木に拾うどんぐり翡翠色        
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋雨の音高くして川原道         
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
流木の年輪に苔枯れそむる           
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
木の葉散る爪先上がり膝叩き         
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
吟行をいとわぬ一と日秋しぐれ          
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
冷えし指ほぐしギターをつまびくや        
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
宝来島見るたびに秋深まりぬ         
佐々木 広子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
山並を色なき風のわたりけり         
細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
禁漁を知るや真川を岩魚行く       細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
どんぐりを掌にあたためてギター聞く      
      
細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
木の実落つ子連れ多くて猿の群        
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
霧流ることに激しく湖の上           
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
霧の海隠し忘れし薬師岳           
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紅葉への夢を見ている青葉かな        
水野 博之 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
登り行く一歩一歩に秋の湖          
菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
山番のとりし茸を疑はず   菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
明らみて昨日と違ふ薄紅葉        
菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
ひそやかに雨垂れの音秋深む         
石黒 順子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
咲きすさぶ尾花に雨の降りやまず         
石黒 順子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
車前草の葉裏を垂るる露白し            
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
さまざまな彩を浮かべて沢の秋         
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
ななかまどどの紅よりも紅きかな         
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紅い実はななかまどかや亀の木か       島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
石を踏み瀬音聞きつつ沢の秋          
島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋雨に「ぎゃあていぎゃあてい」永遠の木へ   
島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
展望台腰を下ろせば霧迅し          
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋澄みて磧の石に昼餉かな           
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
毒茸笠に雨粒捉へたる              
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の夕湖畔に霊気忍び寄り          
福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の風渡り真川の石白し              福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
折立の滝より秋が広がりぬ           
福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
折立ははにかむほどの薄紅葉         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の声聞かむとブナの走り根に          
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
小鳥来よオカリナ吹きし窓の辺に         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
噛みくだく木の実に記憶よみがえる      
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
澄む秋の流れに口をすすぎけり          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
指さすは柳もたせのありどころ         
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紫の毒茸いよよふくらみぬ          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の日のパレット模様ぶなの幹 中川 正次 平成19年8月31日 俳句ポスト
月涼し湖面を何か滑り来る 中坪 達哉 平成19年7月31日 俳句ポスト
朝靄に声の高きはキセキレイ 荻沢 明夫 平成19年7月31日 俳句ポスト
涼風や葉も色づいてナナカマド 宮原 真樹 平成19年7月31日 俳句ポスト
紅葉且つ散る沢音に人声に 中坪 達哉 平成18年10月31日 俳句ポスト
冠雪の薬師岳を仰ぐ吾七十 伊藤 律子 平成18年10月31日 俳句ポスト
明け初めしみづうみの霧深きかな 河原 芳博 平成18年10月31日 俳句ポスト
葉を落とし天を指したる山毛欅大樹 中川 正次 平成18年10月31日 俳句ポスト
クガイ草枯るるといへど花立てて 中坪 達哉 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
島ひとつ流るる気配紅葉して 中坪 達哉 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
有峰湖もみじうつしてくれにけり 伊藤 富夫 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
白樺の梢縫ひ行く小鳥かな 稲田 しげ野 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
句作りを語らひて行く落葉径 稲田 しげ野 平成18年10月26日 第5回有峰紅葉と俳句の会
宝来島色なき風の中に浮く 稲田 恵子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
秋の湖蒼く豊かに明けにけり 稲田 恵子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
朝霧に薬師の姿見え初めし 河原 芳博 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
落葉踏む東西半島靄深し 河原 芳博 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
カメムシや冬の準備か部屋に来て 宮原 真樹 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
声あらば俺を食うなと茸かな 宮原 真樹 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
秋の声有峰大助何思う 小嶋 智美 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
秋風に揺るる楓の手のように 小嶋 智美 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
小流れの綾に走れる水の秋 新村 肇子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
あわあわと早も樺の枯木立 新村 肇子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
吹く風に落葉積もりし山路かな 水野 博之 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
落葉濡れやがて霜ふる雪もふる 水野 博之 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
吹きくれしオカリナ秋の声と聞く 菅野 桂子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
霧閉ざす湖に向かひてベンチあり 菅野 桂子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
黄落の林分け入り空ゆらす 成重 佐伊子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
湖の風の濃淡秋深む 成重 佐伊子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
木の葉舞ふ山路の中に風を見し 斉藤 チイ子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
霧深き墨絵の中に迷い込む 斉藤 チイ子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
雫する紅葉盛りを峠越え 石黒 順子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
ゆき行きて山のしづけさ秋の色 石黒 順子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
散紅葉一枚腰に猿歩く 中川 正次 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
トンネルをくぐるたび濃き紅葉かな 中川 正次 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
冠雪の山を引き寄せ紅葉晴 内山 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
永遠(とわ)の木をゆるりとくぐり秋惜しむ 内山 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
夕風の木々の葉擦れや冬近し 牧野 幸子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
大多和の峠を小鳥群れ飛んで 牧野 幸子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
藪こぎの奧の明るき紅葉山 野中 多佳子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
ダムよりの風のあはひの枯尾花 野中 多佳子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
落人の谷と伝えて霧深し 鈴木 修次 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
廃道となるを惜しめば霧湧いて 練合 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
谷に入る落葉に靴を沈ませて 練合 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
紅葉して道しるべめく山ウルシ 中坪 達哉 平成18年9月30日 俳句ポスト
初秋の湖面が映す緑かな 河原 芳博 平成18年9月30日 俳句ポスト
ブナ林もみじを急かすうれの風 宮原 真樹 平成18年9月30日 俳句ポスト
小恙に子規を思へり秋の夕 中川 正次 平成18年9月30日 俳句ポスト
かんばの木月夜にうかぶコンサート 中川 正次 平成18年7月31日 俳句ポスト
天高くいま白龍の舞ひ行きし 関原 康子 平成17年11月12日 俳句ポスト
雪虫の光の中を飛びにけり 早川 武彦 平成17年11月12日 俳句ポスト
からまつ紅葉孤島めく冷タ谷 柳川 朋美 平成17年11月12日 俳句ポスト
雨の日の紅葉かつ散る谷の道 有倉 祥子 平成17年11月12日 俳句ポスト
秋晴れの有峰ダムの高さかな 伊藤 玲子 平成17年10月31日 俳句ポスト
握り飯ほおばる湖畔照紅葉 井上 万里子 平成17年10月31日 俳句ポスト
有峰で囲炉裏を囲む夜長かな 下田 博 平成17年10月31日 俳句ポスト
天高く間近に仰ぐ薬師岳 高田 節子 平成17年10月31日 俳句ポスト
有峰の紅葉の影を踏みしめて 高林 京子 平成17年10月31日 俳句ポスト
薬師岳紅葉の間に見え来たる 佐藤 保一 平成17年10月31日 俳句ポスト
風鳴って湖に落ち込む木の葉かな 坂井 清高 平成17年10月31日 俳句ポスト
どんぐりの落ちる音聞く昼下がり 山下 博司 平成17年10月31日 俳句ポスト
秋天や薬師を仰ぐ小さき旅 山内 笑子 平成17年10月31日 俳句ポスト
秋深む湖に向かいて歌うかな 守内 ミサオ 平成17年10月31日 俳句ポスト
オカリナの曲に小憩峰の秋 小泉 正雄 平成17年10月31日 俳句ポスト
冷夕谷木の実を落とす風湧いて 松井 ひろ美 平成17年10月31日 俳句ポスト
秋晴れの湖畔に憩う連れ立ちて 松井 ヨシエ 平成17年10月31日 俳句ポスト
湖望むハウスの秋の日溜まりに 水橋 利雄 平成17年10月31日 俳句ポスト
秋澄むやきらめく湖面背に撮らる 水落 洋子 平成17年10月31日 俳句ポスト
有峰や冬呼ぶ如きもずの声 早川 武彦 平成17年10月31日 俳句ポスト
紅葉狩首の座らぬ孫を抱き 早川 武彦 平成17年10月31日 俳句ポスト
薬師岳紅葉の峰を抜きん出て 福田 弘 平成17年10月31日 俳句ポスト
秋晴れにスミレ見つけしこと告げむ 有倉 祥子 平成17年10月31日 俳句ポスト
月の夜の眼(まなこ)走れる獣道(けものみち) 中坪 達哉 平成17年9月30日 俳句ポスト
有峰の霧をお前と俺の道 小森 大太 平成17年9月30日 俳句ポスト
秋グミの夕べの色となりにけり 早川 武彦 平成17年9月30日 俳句ポスト
雨雫ひかり釣舟草咲きぬ 早川 武彦 平成17年9月30日 俳句ポスト
どんぐりの三つ子転がすたなごころ 中川 正次 平成17年9月30日 俳句ポスト
蝶来てはひよどり花に黄を散らす 柳川 朋美 平成17年9月30日 俳句ポスト
秋色の濃き林間を巡り行く 有倉 祥子 平成17年9月30日 俳句ポスト
薄(すすき)の穂垂れし白昼魚釣る 関原 康子 平成17年8月31日 俳句ポスト
子の餌を探すか雨のキセキレイ 有倉 祥子 平成17年7月31日 俳句ポスト
留守の間に廊下に数多(あまた)へクサンボ 穴田 親子 平成16年10月31日 俳句ポスト
黄葉(もみじ)照るこの径(みち)行かば母に逢ふ 中井 まる子 平成16年10月31日 俳句ポスト
先頭にススキの原をかき分けて 穴田 親子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
推敲の句帳にとまる赤とんぼ 高林 保子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
たぎつ瀬の岩に消えゆく落葉かな 細野 周八 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
秋蝶と見紛うばかり木の葉飛ぶ 山口 馨 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
ミズナラの森にオカリナひびく秋 中川 正次 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
倒木の朽ちて列なす毒茸 内山 澄子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
見上げればまた違う秋空の色 牧内 直哉 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
金平糖こぼしたような星月夜 明官 雅子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
岩をよじ西谷の秋深きかな 練合 澄子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
栃の実に己が姓掘る生徒かな 山元 白樺 平成16年10月1日 有峰トランプ
千草分け全速力のいのちかな 中坪 達哉 平成16年9月30日 俳句ポスト
初紅葉木々の間に間に有峰湖 往蔵 久雄 平成16年9月30日 俳句ポスト
帰りゆく燕を見上げ猿並ぶ 早川 武彦 平成16年9月30日 俳句ポスト
秋晴れや熊泳ぎたる有峰湖 白井 美香 平成16年9月30日 俳句ポスト
穂(ほ)薄(すすき)のダム湖をめぐりそよぎけり 瀧沢 ちよこ 平成16年8月31日 俳句ポスト
秋の陽はしづかにありぬ有峰湖 中井 まる子 平成16年8月31日 俳句ポスト
五十年の交わり芒(すすき)も揺れ唱う 櫛引 晴穂 平成15年10月31日 桜花会
テキパキとガイドたのもし紅葉郷 櫛引 晴穂 平成15年10月31日 桜花会
紅葉に飛び込みそうな老仲間 篠田 美子 平成15年10月31日 桜花会
秋深し湖底の里の狛(こま)の声 石坂 誠一 平成15年10月31日 桜花会
雨意含むぶなの林の黄葉かな 石坂 誠一 平成15年10月31日 桜花会
熊鈴と呼子を下げて茸狩り 伴 衛 平成15年10月31日 桜花会
九十九(つづれ)折り傾くバスに照るもみじ 木場 弥恵子 平成15年10月31日 桜花会
蔦もみじ見上げてツルリ露天風呂 木場 弥恵子 平成15年10月31日 桜花会
鯖雲を天蓋として岳並ぶ 中坪 達哉 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
霧流れ立木人とも見えにけり 浦田 恵美子 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
掌の中を宿ときめこむ放屁虫 山森 直清 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
霧晴れて熊のにほひの径とだえ 室井 千鶴子 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
冬近し何を食べるかヘキサンボ 中川 正次 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
深秋の朝の山気を身の裡に 片桐 久惠 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
風かろく芒の原へ歩をのばす 菅野 桂子 西暦205年8月28日 第13回有峰俳句の会
日陰れば芒の光自づから 太田 硯星 西暦205年8月28日 第13回有峰俳句の会