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原生林涼し実生を踏むまじく  有倉 祥子 平成19年6月30日 俳句ポスト
永遠の木に拾うどんぐり翡翠色        
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋雨の音高くして川原道         
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
流木の年輪に苔枯れそむる           
栗島 靖子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
有峰湖ロマンを秘めて澄み渡る 石倉 彰 平成19年10月31日 俳句ポスト
ひそやかに雨垂れの音秋深む         
石黒 順子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
咲きすさぶ尾花に雨の降りやまず         
石黒 順子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
展望台腰を下ろせば霧迅し          
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋澄みて磧の石に昼餉かな           
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
毒茸笠に雨粒捉へたる              
内山 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
露寒や猿膨らんで身を寄せし         大井 孝行 平成19年11月30日 俳句ポスト
木枯の湖面を渡り来る音ぞ 大井 孝行 平成19年10月31日 俳句ポスト
車前草の葉裏を垂るる露白し            
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
さまざまな彩を浮かべて沢の秋         
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
ななかまどどの紅よりも紅きかな         
大井 孝行 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
落葉の香足元透けて山毛欅の森 荻沢 明夫 平成19年11月30日 俳句ポスト
有峰の紅も極まるナナカマド       荻沢 明夫 平成19年10月31日 俳句ポスト
秋冷の事務所に響くコピー機音        
荻沢 明夫 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
日の暮れを木の実むさぼり食う野猿         荻沢 明夫 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
白幕を照らせば頭上岩燕 荻沢 明夫 平成19年8月31日 俳句ポスト
朝靄に声の高きはキセキレイ 荻沢 明夫 平成19年7月31日 俳句ポスト
ヒョウモンチョウ蜜吸いおれば道を変え 荻沢 明夫 平成19年7月31日 俳句ポスト
木の実落つ子連れ多くて猿の群        
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
霧流ることに激しく湖の上           
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
霧の海隠し忘れし薬師岳           
小澤 美子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
林道を木の実降る音聴きながら      亀田 なみ子 平成19年10月31日 俳句ポスト
雪を見て猪根平に仕事終ふ 河原 芳博 平成19年11月30日 俳句ポスト
初霜の猪根平の踏み心地 河原 芳博 平成19年10月31日 俳句ポスト
雲湧いて猪根平も夏めきぬ 河原 芳博 平成19年8月31日 俳句ポスト
夏霧にむせぶや湖畔にただずみて 河原 芳博 平成19年7月31日 俳句ポスト
足元の無数の春のいのち見て 牛房 直美 平成19年6月30日 俳句ポスト
「ともの木」の青空抜けて森の初夏 小嶋 智美 平成19年6月30日 俳句ポスト
有峰の緑に一と日染まらんと 小林 美幸 平成19年8月31日 俳句ポスト
山の雪踏み行く心躍るかな          佐々木 広子 平成19年11月30日 俳句ポスト
宝来島見るたびに秋深まりぬ         
佐々木 広子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
梅雨明けて猿ののぞきし窓辺かな 佐々木 広子 平成19年8月31日 俳句ポスト
梅雨明けの待たるる猿も出る頃か 佐々木 広子 平成19年7月31日 俳句ポスト
夏いよよ蝉それぞれに鳴く声よ 佐々木 広子 平成19年6月30日 俳句ポスト
森に入る木洩れ日光る若葉かな 沢田 直美 平成19年6月30日 俳句ポスト
雪が降り静かに時が過ぎ去るや        柴山 泰輔 平成19年11月30日 俳句ポスト
紅い実はななかまどかや亀の木か       島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
石を踏み瀬音聞きつつ沢の秋          
島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋雨に「ぎゃあていぎゃあてい」永遠の木へ   
島 美智子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
登り行く一歩一歩に秋の湖          
菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
山番のとりし茸を疑はず   菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
明らみて昨日と違ふ薄紅葉        
菅野 桂子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
足元を気遣いながら紅葉山 高田 節子 平成19年10月31日 俳句ポスト
木の葉散る爪先上がり膝叩き         
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
吟行をいとわぬ一と日秋しぐれ          
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
冷えし指ほぐしギターをつまびくや        
高林 保子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
有峰の一足早き秋色に 竹中 雅子 平成19年10月31日 俳句ポスト
みづうみの澄みたる水に近寄りて     竹林 美智博 平成19年10月31日 俳句ポスト
秋の日のパレット模様ぶなの幹 中川 正次 平成19年8月31日 俳句ポスト
ミズナラに注連縄凛々し風薫る 中川 正次 平成19年6月30日 俳句ポスト
澄むためにただひたすらにながるるや     
中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
頬寄せてカワラハハコはぬくそうな        
中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
深秋の山毛欅に一日樹幹流 中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
月涼し湖面を何か滑り来る 中坪 達哉 平成19年7月31日 俳句ポスト
六月の渓や靴音響かせて 中山 真由美 平成19年6月30日 俳句ポスト
噛みくだく木の実に記憶よみがえる      
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
澄む秋の流れに口をすすぎけり          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
指さすは柳もたせのありどころ         
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紫の毒茸いよよふくらみぬ          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
折立ははにかむほどの薄紅葉         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の声聞かむとブナの走り根に          
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
小鳥来よオカリナ吹きし窓の辺に         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紅葉も自然もいっぱい有峰は 梁瀬 拓朗 平成19年10月31日 俳句ポスト
秋の夕湖畔に霊気忍び寄り          
福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の風渡り真川の石白し              福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
折立の滝より秋が広がりぬ           
福井 幸子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
青葉萌ゆここを定めと根を生やし 藤原 武幸 平成19年6月30日 俳句ポスト
山並を色なき風のわたりけり         
細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
禁漁を知るや真川を岩魚行く       細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
どんぐりを掌にあたためてギター聞く      
      
細野 周八 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
雲わいて紅葉溶けゆく薬師岳 松井 ひろ美 平成19年10月31日 俳句ポスト
八十路われ薬師を仰ぎ紅葉道 松永 美智子 平成19年10月31日 俳句ポスト
百万の団栗降るや森を分け 水落 洋子 平成19年10月31日 俳句ポスト
初雪の重さありたる空仰ぐ 水野 博之 平成19年11月30日 俳句ポスト
紅葉への夢を見ている青葉かな        
水野 博之 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
有峰の何年ぶりの秋景色  水橋 利雄 平成19年10月31日 俳句ポスト
雪の朝マユミ可愛いや綿帽子 宮原 真樹 平成19年11月30日 俳句ポスト
涼風や葉も色づいてナナカマド 宮原 真樹 平成19年7月31日 俳句ポスト
遊歩道紅葉越しなる薬師岳 守内 清二 平成19年10月31日 俳句ポスト
山宿の歌声高き囲炉裏端 森 佐和子 平成19年10月31日 俳句ポスト
有峰の紅葉を背なに撮り合いて      森 忠雄 平成19年10月31日 俳句ポスト
キリン草風になびいて有峰湖 山内 笑子 平成19年10月31日 俳句ポスト
紺青の湖面に紅葉なだれけり       山下 博司 平成19年10月31日 俳句ポスト
秋晴に近々とある薬師岳 山田 幸夫 平成19年10月31日 俳句ポスト