第3回有峰みどりと俳句の会
第3回有峰みどりと俳句の会は、  平成17年7月16日・17日に行われ、  15名の参加がありました。
[講師吟]

カモシカとしばし涼風分け合ひて     中坪 達哉


[特選句]

名も知らぬ花にかがみて木下闇      内山 澄子

沢の水掬ひて夏を惜しみけり       成重佐伊子

ブナ若葉幹を叩けば音はじく       細野 周八

夏草の岸を浸して湖膨れ         勝守 征夫

倒木を橋とて渡る岩清水         松尾 巻子

ときをりは杖を先立て夏の尾根      練合 澄子

笹百合や青春の日の片思ひ        新村美那子

有峰の眠りの湖を蝶渡る         稲田 恵子

湖の見えて小憩青すすき         菅野 桂子

笹百合の花弁の反りに鼻寄せて      中川 正次

我を呼ぶブナの林や夏の雨        岸 公文

のびやかに雨粒つかむ若葉かな      関原 康子

遠雷や砥谷の小径急がずに        柳川 朋美

梅雨晴や山にのぼれば雲の湧く      有倉 祥子