俳句 作者 作成 イベント名
朴の葉の香りただようせいろ蒸し 永井 由美子 平成27年10月31日 俳句ポスト
紅葉の白樺林我も立つ 中村 高士 平成27年10月31日 俳句ポスト
有峰にひびく笑い声秋うらら 長谷 厚雄 平成27年9月30日 俳句ポスト
オカリナの音色に秋の日も温し 浜田 伸雄 平成27年9月30日 俳句ポスト
白光の味とでも苔桃の実は 中坪 達哉 平成27年8月31日 俳句ポスト
夏涸れの湖に大きく宝来島 布村 定也 平成27年8月31日 俳句ポスト
石を踏む音を重ねて秋の山 中坪 達哉 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
八人の高きに登り無心かな 篠原 信子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
息ととのえ令法(りょうぶ)の花を目交(まなか)いに 新井 のぶ子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
秋晴や峰にすっくとネズコ立つ 中川 正次 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
日の差せば蝗の跳ねる時なるか 中林 文夫 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
登山口あさぎまだらの出迎えか 老松 成子 平成27年8月28日 第13回有峰俳句の会
干上がりし湖底や風も冷(すさ)まじき 中坪 達哉 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
露けしや森を長靴おろし立て 篠原 信子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
まだ青き葡萄の蔓のゆきどころ 新井 のぶ子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
はつらつと秋雲えがく世界地図 中川 正次 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
身も心にも秋風のやさしくて 中林 文夫 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
八月の宝来島へ徒(かち)渡る 老松 成子 平成27年8月27日 第13回有峰俳句の会
緑蔭や倒木あらば乗り越えて 中坪 達哉 平成27年7月31日 俳句ポスト
初夏の朝薬師岳(やくし)とともに歩きけり 西部 重也 平成27年7月31日 俳句ポスト
口中に岩梨の実や森も奥 中坪 達哉 平成27年6月30日 俳句ポスト
山開き輝く白は薬師岳 老松 成子 平成27年6月30日 俳句ポスト
見えねども薬師岳(やくし)指標に冬の霧 中坪 達哉 平成26年11月30日 俳句ポスト
あかき実も風に澄みゆくばかりなり 中坪 達哉 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
杖の先おんぶ飛蝗をおどろかす 成重 佐伊子 平成26年10月10日 第12回有峰俳句の会
引く波の音は聞こえず秋深し 中坪 達哉 平成26年10月9日 第12回有峰俳句の会
けものらの吐息もあらむ秋の声 中坪 達哉 平成26年9月30日 俳句ポスト
秋晴れの木々が色づく有峰湖 中井 一夫 平成26年9月30日 俳句ポスト
有峰やバッタ飛び込むバスの中 中川 明子 平成26年8月31日 俳句ポスト
有峰の若葉匂うて寿(いのちなが) 中澤 隆彬 平成26年6月30日 俳句ポスト
落葉踏み森の記憶のただ中へ 中坪 達哉 平成25年10月31日 俳句ポスト
永遠の木に心落ち着き秋静か 西 賢一郎 平成25年9月30日 俳句ポスト
有峰の夏を惜しみて遊歩道 西尾 恭子 平成25年8月31日 俳句ポスト
舞茸の取れるころにもまた来るか 中山 紀代美 平成25年8月31日 俳句ポスト
ぬかるめば被さる枝葉百千鳥 中坪 達哉 平成25年7月31日 俳句ポスト
空に消ゆ山の揚羽は小さくて 中坪 達哉 平成25年6月30日 第11回有峰俳句の会
空木(うつぎ)咲き木の間がくれに紅こぼす 成重 佐伊子 平成25年6月30日 第11回有峰俳句の会
梅雨空も幻想的に有峰湖 中井 一夫 平成25年6月30日 俳句ポスト
先を行くリュックの群れと夏の雲 中川 正次 平成25年6月30日 第11回有峰俳句の会
我が拾ふ径に置きある落し文 中島 廣志 平成25年6月30日 第11回有峰俳句の会
草踏んで土踏んで夏雲へ歩(ほ)す 中坪 達哉 平成25年6月29日 第11回有峰俳句の会
青歯朶(あおしだ)や水のにほひのけものみち 成重 佐伊子 平成25年6月29日 第11回有峰俳句の会
栃うちわ涼風送り歩みけり 中川 正次 平成25年6月29日 第11回有峰俳句の会
吟行の径(みち)とはなれり草刈って 中島 廣志 平成25年6月29日 第11回有峰俳句の会
夏さかり峠の水の枯れたるや  中川 正次 平成24年9月30日 俳句ポスト
蛇急ぐ深き草木へひたすらに 野村 明穂 平成24年9月30日 俳句ポスト
ありみねこきりがかかってみあきない にしい ゆら
平成24年7月31日 俳句ポスト
大森林下界見下ろす真夏かな 西井 千賀子
平成24年7月31日 俳句ポスト
ゆきゆきて青葉づくしのうれ街道  西宮 外喜子 平成24年7月1日 第10回有峰俳句の会
稜線の向こうは飛騨や梅雨寒し 中川  正次 平成24年7月1日 第10回有峰俳句の会
雨の中かがやくものに病葉も 中坪  達哉 平成24年7月1日 第10回有峰俳句の会
熊山鼠(やまね)猿(ましら)羚(かも)羊(しか)五月雨 中島  廣志 平成24年7月1日 第10回有峰俳句の会
ででむしの触れざる角に睨まるる 中林  文夫 平成24年7月1日 第10回有峰俳句の会
湖の底祭ばやしの音聞こゆ 西宮 外喜子 平成24年6月30日 第10回有峰俳句の会
ホウホケキョケキョケキョホケキョアルペジオ 中川  正次 平成24年6月30日 第10回有峰俳句の会
山(ぶ)毛欅(な)実生(みしょう)踏むまじく行く遊歩道 中川 正次
平成24年6月30日 俳句ポスト
波音に心音重ね薄暑光 中坪  達哉 平成24年6月30日 第10回有峰俳句の会
足音に応(こた)えて揺るる藪(やぶ)手毬(でまり) 中坪 達哉
平成24年6月30日 俳句ポスト
風を聞きオカリナを聞き夏木立 中島  廣志 平成24年6月30日 第10回有峰俳句の会
矢車草待ちたる君に見せたきや 中林  文夫 平成24年6月30日 第10回有峰俳句の会
かたくなな笹の緑も紅葉山 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ぶなの実を食むや沢音背に胸に 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
冷(すさ)まじやみづうみは波寄せるのみ 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
ぶなの実をそのうち剥(む)かず食らひけり 中坪 達哉 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
沢音の奥に沢音照紅葉 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
水源の音は天より秋晴るる 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
名も知らぬ秋草ばかり湖に出て 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
沢への橋丸太三本落葉積む 成重 佐伊子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
茶をふるまうカセットコンロ照紅葉 中川 正次
平成23年10月31日 俳句ポスト
てっぺんより見る山もみじきれいだな 中野 安菜 平成23年10月31日 俳句ポスト
オカリナを聞けば降り来る木の葉かな 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
落葉陰飛騨山椒魚は指の丈 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
渓深く霧湧くところ幾曲がり 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
朝寒の散策瀬音聞くばかり 練合 澄子 平成23年10月31日 第9回有峰俳句の会
映し出す秋の風情や有峰湖 中田 好子 平成23年9月30日 俳句ポスト
白樺の木の根にひそむがまがえる 中田 進 平成23年9月30日 俳句ポスト
たたずめば湖畔になびく萩の花 長久 紀一 平成23年9月30日 俳句ポスト
ありみねは下界とちがってすずしいな 橋本 七海 平成23年8月31日 俳句ポスト
有峰の森も豊かで涼しくて 中山 永実子 平成23年8月31日 俳句ポスト
秋まじかほのおとともに話しこむ 中川 正次 平成23年8月31日 俳句ポスト
有峰の青葉を映す水の色 布橋 芳美 平成23年8月31日 俳句ポスト
木立ゆく仔熊に出会う大暑かな 西野 正子 平成23年7月31日 俳句ポスト
銀竜草ひとりでは来ることもなし 中坪 達哉 平成23年6月30日 俳句ポスト
谷を行く緑浄土の香をまとひ 中坪 達哉 平成23年6月30日 俳句ポスト
沢音に緑浄土を迷ふなし 中坪 達哉 平成23年6月30日 俳句ポスト
梅雨晴のスポットライト遊歩道 中川 正次 平成23年6月30日 俳句ポスト
有峰の落葉ささやく永遠の音 中野 忠雄 平成22年10月31日 俳句ポスト
茸狩り森林浴と思いつつ 中林 清志 平成22年10月31日 俳句ポスト
荒梅雨や渓行けば石尖(とが)り出す 中坪 達哉 平成22年7月31日 俳句ポスト
雨ながら森の緑の眩(まぶ)しくて 中坪 達哉 平成22年7月31日 俳句ポスト
渓川の流れ涼しく身を抜けて 中坪 達哉 平成22年7月31日 第8回有峰俳句の会
五月雨をフードはずしてブナの径 中川 正次 平成22年7月31日 俳句ポスト
雪解けにブナの倒れる音おもう 中川 正次 平成22年7月31日 俳句ポスト
夏惜しむ三千尺の地に立ちて 練合 澄子 平成22年7月31日 第8回有峰俳句の会
桐山に分け入り一日春菜摘む 中村 秀子 平成22年6月30日 俳句ポスト
夜は夜で雪解け急ぐ森ならむ      中坪 達哉 平成22年5月31日 俳句ポスト
夜は夜で木の実雨とはなりゐるや 中坪 達哉 平成21年10月31日 俳句ポスト
こそばゆき言葉のひびき森の秋 中坪 達哉 平成21年8月31日 俳句ポスト
閑かさを我が物として湖の秋
中坪 達哉 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
葛かづら捩(すじ)り捩(もじ)りに風を追ひ 野村 美智子 平成21年8月29日 第7回有峰俳句の会
足取りに愁ひも見えて沢蓋木 中坪 達哉 平成21年7月31日 俳句ポスト
山蟻は払ひたる手に挑み来る 中坪 達哉 平成21年7月31日 俳句ポスト
真川渡る冷たさしみて柳見る 中川 正次 平成21年6月30日 俳句ポスト
わが前はよぎらぬつもりギフチョウは 中坪 達哉 平成21年6月30日 俳句ポスト
逆行にアサギマダラは我を搶(つ)く 中坪 達哉 平成21年6月30日 俳句ポスト
転ぶまじ雪解け水の冷たさに  (真川跋渉) 中坪 達哉 平成21年6月30日 俳句ポスト
熊棚の風に揺るるはいまだ見ず 中坪 達哉 平成20年11月30日 俳句ポスト
冷(すさ)まじやみづうみに降る雨音も 中坪 達哉 平成20年10月31日 俳句ポスト
夏の陽に透きし栃の葉そよぎけり 新田 美千代 平成20年8月31日 俳句ポスト
秋雨の音も滝めく山毛欅林 中坪 達哉 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
冬苺とて兎らに残し置く 中坪 達哉 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
含みたき清水や息を鎮(しず)めたく 練合 澄子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
秋天の星仰がざるうかつさよ 練合  澄子 平成20年8月30日 第6回有峰俳句の会
西谷
夏雲の走るや原生林の空
中坪 達哉 平成20年7月31日 俳句ポスト
川遊び娘のすねに日差し強し 中川 正次 平成20年7月31日 俳句ポスト
頬寄せてカワラハハコはぬくそうな        
中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
深秋の山毛欅に一日樹幹流 中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
澄むためにただひたすらにながるるや     
中坪 達哉 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
折立ははにかむほどの薄紅葉         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の声聞かむとブナの走り根に          
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
小鳥来よオカリナ吹きし窓の辺に         
野中 多佳子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
噛みくだく木の実に記憶よみがえる      
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
澄む秋の流れに口をすすぎけり          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
指さすは柳もたせのありどころ         
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
紫の毒茸いよよふくらみぬ          
練合 澄子 平成19年9月29日 第5回有峰紅葉と俳句の会
秋の日のパレット模様ぶなの幹 中川 正次 平成19年8月31日 俳句ポスト
月涼し湖面を何か滑り来る 中坪 達哉 平成19年7月31日 俳句ポスト
六月の渓や靴音響かせて 中山 真由美 平成19年6月30日 俳句ポスト
ミズナラに注連縄凛々し風薫る 中川 正次 平成19年6月30日 俳句ポスト
紅葉且つ散る沢音に人声に 中坪 達哉 平成18年10月31日 俳句ポスト
葉を落とし天を指したる山毛欅大樹 中川 正次 平成18年10月31日 俳句ポスト
クガイ草枯るるといへど花立てて 中坪 達哉 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
島ひとつ流るる気配紅葉して 中坪 達哉 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
黄落の林分け入り空ゆらす 成重 佐伊子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
湖の風の濃淡秋深む 成重 佐伊子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
散紅葉一枚腰に猿歩く 中川 正次 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
トンネルをくぐるたび濃き紅葉かな 中川 正次 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
藪こぎの奧の明るき紅葉山 野中 多佳子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
ダムよりの風のあはひの枯尾花 野中 多佳子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
廃道となるを惜しめば霧湧いて 練合 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
谷に入る落葉に靴を沈ませて 練合 澄子 平成18年10月26日 第4回有峰紅葉と俳句の会
紅葉して道しるべめく山ウルシ 中坪 達哉 平成18年9月30日 俳句ポスト
小恙に子規を思へり秋の夕 中川 正次 平成18年9月30日 俳句ポスト
オニヤンマ窓全開にして逃がす  中川 正次 平成18年8月31日 俳句ポスト
かんばの木月夜にうかぶコンサート 中川 正次 平成18年7月31日 俳句ポスト
雪渓のかすみて今日の薬師岳 中川 正次 平成18年6月30日 俳句ポスト
月の夜の眼(まなこ)走れる獣道(けものみち) 中坪 達哉 平成17年9月30日 俳句ポスト
どんぐりの三つ子転がすたなごころ 中川 正次 平成17年9月30日 俳句ポスト
兄妹ももも濡れたる水遊び 中川 正次 平成17年7月31日 俳句ポスト
カモシカとしばし涼風分け合ひて 中坪 達哉 平成17年7月17日 第3回有峰みどりと俳句の会
沢の水掬ひて夏を惜しみけり 成重 佐伊子 平成17年7月17日 第3回有峰みどりと俳句の会
笹百合の花弁の反りに鼻寄せて 中川 正次 平成17年7月17日 第3回有峰みどりと俳句の会
ときをりは杖を先立て夏の尾根 練合 澄子 平成17年7月17日 第3回有峰みどりと俳句の会
緑濃き木々を移りし鳥の影 中坪 達哉 平成17年6月30日 俳句ポスト
春蝉の声を指揮するごとく立つ 中川 正次 平成17年6月30日 俳句ポスト
黄葉(もみじ)照るこの径(みち)行かば母に逢ふ 中井 まる子 平成16年10月31日 俳句ポスト
西谷
木の葉舞ふ猿(ましら)のごとく岩這へば
中坪 達哉 平成16年10月16日 第9回有峰俳句の会
炉埃の茶を啜りつつ夜の句座 成重 佐伊子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
ミズナラの森にオカリナひびく秋 中川 正次 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
西谷
たぎつ瀬に紅葉の渓の深まりぬ
野中 多佳子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
岩をよじ西谷の秋深きかな 練合 澄子 平成16年10月16日 第2回有峰紅葉と俳句の会
そびえ立つダムより湧いて岩燕 中坪 達哉 平成16年10月1日 有峰トランプ
無縁塚こぼれ咲きたるすみれ草 中坪 達哉 平成16年10月1日 有峰トランプ
瀬を渡る猿を眼下に渓小春 中川 岩魚 平成16年10月1日 有峰トランプ
千草分け全速力のいのちかな 中坪 達哉 平成16年9月30日 俳句ポスト
万緑(ばんりょく)に押し上げられし薬師岳 丹羽 金子 平成16年8月31日 俳句ポスト
秋の陽はしづかにありぬ有峰湖 中井 まる子 平成16年8月31日 俳句ポスト
息とめて蜂はなるるを待つ少女 中川 正次 平成16年7月31日 俳句ポスト
栃咲くや乳房のごときコブふたつ 中川 正次 平成16年6月30日 俳句ポスト
鯖雲を天蓋として岳並ぶ 中坪 達哉 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
冬近し何を食べるかヘキサンボ 中川 正次 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
渓流の落葉積もりて堰となす 野中 多佳子 平成14年10月26日 第1回有峰紅葉と俳句の会
梅雨晴のスポットライト遊歩道 中川 正次


銀竜草ひとりでは来ることもなし 中坪 達哉

谷を行く緑浄土の香をまとひ 中坪 達哉

沢音に緑浄土を迷ふなし 中坪 達哉