有峰村民「愛着の森」企画書(2006年5月改訂)

有峰森林文化村は、ブナ、ミズナラ、トチノキなどの明るい森が広がる有峰の森で、「愛着の森」事業を、2004年度から展開しております。
この事業は、「調査編」、「ドングリ育て編」、「対話編」の3つの行事から成り立ちます。このことは、県民参加の森づくりの一環として役立つものと期待しています。
みなさんのご参加を、心よりお待ちいたしております。
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1 調査編

目的 富山県の見本林ともいうべき有峰の森に入り、木の種類、胸高直径、木の高さなどを、最新の電子機器を使って測定し、有峰さらには富山県内の森への愛着を深めてみよう。

開催日
2004年は、8月26日(木曜日)
2005年は、9月19日(月曜日、祝日)

参加者 有峰村民

2005年の実際の行動
・有峰ビジターセンター10時集合。
・森を歩き、森の話を聞く。
・トチノキ林を測る(どこにどんな大きさのどんな木が生えているか)。
・森について語り合う。
・16時ごろ解散

年度計画
・2004年は、ケヤマハンノキの林を調べた。これは、極相としては、トチノキ林になる林で、その遷移途上にある林です。
・2005年は、極相林として安定しているトチノキ林を調べます。
・2006年は、カラマツの林を調べる。これも、極相としては、トチノキ林になる林です。
・これら、3つの林を3年サイクルで調べ、その変化を記録し、ビジターセンターやインターネットで公開します。

申込み  電子メールまたはハガキ

参加費用 200円
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2 ドングリ育て編
目的 有峰の遊歩道を歩き、拾ったドングリを、竹を自ら切って作ったポットとともに自宅に持ち帰り、育ててみよう。

開催日 9月以降

参加者 有峰ビジターセンターにお見えになった方。日帰り語り部講などの行事に参加された方。
    
・遊歩道を歩きながら、自分が育てる1個のドングリを拾ってもらう。
・「ドングリの背比べ」をする。
・里山から持ってきた、孟宗竹を切って、竹のポットを作る。
・ドングリとポットを自宅に持ち帰り、育て方のチラシを参考に、自宅で育てる。
・インターネット上で、育ち具合の近況報告をみんなでしあいます。
・自宅の庭で育てるなり、里山に植えるなり、有峰に植えるなりは、本人に任せます。

申込み  必要ありません

参加費用 無料
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3 対話編
目的 各自が好きな木を決めて、その木の10年以上にわたる変化を写真撮影によって定点観測します。加えて、さらに重要なこととして、木とどんな会話を交わすかという、心の変化を定点観測します。
この物心両面にわたる定点観測を、複数の人でリレーしていくことによって、「好きな森と好きな木に、時々会いに行く」という森林文化の原点となる活動の輪を広げていきます。

開催日 9月以降

参加者 有峰村民

参加費用 無料

詳しくは、このページをご覧下さい。
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4 問い合わせ
電子メールinfo@arimine.net
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5 企画書の成長の推移
(1) 2004年度にはじめたときの計画は、以下のとおりでした。
      ア ケヤマハンノキの林を調査して、遷移促進を目的として、
        間伐を行い、変化を調べる。
      イ 猪根平に苗畑を作り、そこにドングリや苗を植えて、
        その後有峰に移植する。
(2) しかしながら、
      アについては、間伐の目的が不鮮明で理解を広めることが
       困難でした。
      イについては、ドングリは全滅し、苗もほとんど枯れたました。
(3) こうしたことから、
      アで行なった調査を、3年サイクルの初年度調査とすることとし
       無駄にしないことにしました。
      イについては、各自が拾ったドングリを家で育ててみることに
       方針を変更しました。
(4) 2006年度に入って、有峰の森の定点観測を有峰村民の手によって
   行なえば面白いのではないかと企画を立てました。
   いろんな方に相談いたしましたところ、ただたんに、
   自然観察の定点観測だけではなく、心の定点観測を行なえば
   より面白いのでないかとアドバイスをいただきました。
   そうして対話編を企画しました。