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有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2020年10月2日 第451号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/吉江 良
(発行日現在の有峰村民人口:1,215人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆森の案内人通信 日帰り語り部講「手話でこんにちは」の開催を終えて
                             平野 康美
◆「手話でこんにちは」に参加して             吉江 良 
◆R3年度文化村指導員の新規募集について(再掲)   有峰森林文化村
編集局からのお知らせ                 

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◆森の案内人通信 日帰り語り部講「手話でこんにちは」の開催を終えて
                             平野 康美
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 令和2年9月22日、八尾のサークル<まゆの会>と富山市(旧大沢野)
<サークルすみれ>の合同参加で「手話でこんにちは」を開催しました。
参加者は合わせて21名で、うち聾唖のかたは7名でした。
 
 当日は朝から天気も良く、散策には丁度良い気温でした。
 コロナの影響で、バスは2台とし、それぞれの集合場所からの出発としま
した。

 まず有峰湖展望台で、ダムの説明と記念写真を撮りました。
 それからバーベキュー広場で下車し、始まりの会を開きました。
 吉江次長の挨拶は手話で行われ、皆さんが大変うれしそうに拍手されてい
たのが印象的でした。
 
 その後メイン行事の草木染め体験をしました。まずハンカチにビー玉を
ゴムでくくり付け、模様をつける準備です。それから三種類の染色液(ヨモ
ギ、アカソ、キハダ)に各自ハンカチを浸します。それを3種類の媒染液
(鉄媒染、銅媒染、アルミ媒染)で色止めをすれば出来上がりです。。

 また、草木染めをしない方たちは、「永遠の木」周辺を散策して、ブナの
森を充分満喫され、楽しそうに過ごされました。
 
 草木染めグループは予定より早く終わりました。出来上がったハンカチの
色は見本の色とはかなり違いました。草木染めは大変デリケートな染物
で、季節や湿度の違い、染料の濃さなどで大きく色が変化することをみんな
で理解しました。
 
 昼食は、皆さん待望のダムカレーを、北電レストランでいただきました。
 
 午後からは場所を冷タ谷キャンプ場に移しキャンプ場周辺の散策をし、そ
の後効き茶クイズをしました。まず、4種類(ヨオギ、クロモジ、笹、ゲンノ
ショウコ)の野草茶を飲んで頂き、それらを当てると言うものです。4種の
全問正解者には有峰森林文化村のネーム入りボールペンをプレゼントしまし
た。全問正解者は1人でしたので全問不正解の人にもプレゼントして盛り上
がりました。こんな野草がお茶になるのかと感心され、お代わりをする人も
おられました。
 
 その後は時間がくるまで、各自が好きなようにハンモックや椅子に座って
風や鳥の声などを五感で感じ、ゆったりとしたリラクゼーションタイムを過
ごしていただきました。
 
 その後アンケートの記入後、指導員みんなで練習した「また逢いましょう
ね」という手話で皆さんを見送りし、行事を終了しました。
(手話挨拶と最後の見送りの手話が大変嬉しかったそうです)

<良かった点>
・心配だった染物も色が出て綺麗な色染めが出来たこと
・効き茶クイズが盛り上がった事。
・指導員が、即席で使った手話の挨拶がとても喜ばれた事

<反省点>
・私の手話がまだまだ未熟であると思いました。
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◆「手話でこんにちは」に参加して             吉江 良
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 今回日帰り語り部講「手話でこんにちは」を開催し、片言ではありました
が手話を生まれて初めて練習させていただきました。また実際に手話を駆使
されている方々と身近に接することができました。
 これによりいろいろな気づきを戴きました。以下にその気づきや、私の思
いを記します。

1 感情表現が豊か 
 手話をされる方々は、感情を上手に、ストレートに表現されているなあと
感じる場面が多くありました。
 「楽しい 嬉しい 面白い」 
 手話だけでなく、体全体の動作や顔の表情も非常に豊かです。
 手話は言葉よりも「気持ち」により近い。そう強く感じました。

 健常者の方は、普段の仕事や人間関係の中では、感情を押し殺し気味に
言葉を使っているのではないかとも思いました。
 「言葉」には、『語弊』が伴いやすいことが、原因なのかもしれません。
 その結果、相手の気持ちが逆に分からないような状態が普通になってしま
っているのかもしれません。

2 手話は離れていても通じる
 手話は「言葉の使用が困難な方が使うもの」といったネガティブなイメー
ジを誰しもが感じられたことがあると思います。しかし手話の方が優れてい
る、手話にしかできないことがあることが、今回の行事で分かりました。

 有峰記念館のレストランにある大きな分厚いガラス越しに、外と内にいる
多くの参加者の方々同士が、一斉にあたりまえのように普通に会話をされて
います。これには驚きました。
 手話を使えない方にはできないことです。大きな口を開けてせいぜい1単
語が伝わればいいところです。

 この手話の特徴を活かした職業も考えられるのではないかとさえ思いまし
た。たとえば重機の音が鳴り響く建設現場での指示やりとりなど(もうやっ
てるかもしれませんが)・・・・・

3 世界共通語としての役割
 世界の共通語は英語と考えられます。
 しかし、中高校で英語をあれだけの時間をかけて学んでも、英会話がまと
もにできる方は一握りです。

 もし手話で世界共通語を作れば、それほど時間をかけないうちから、だれ
でも少しは外国人とも会話できるようになるのではないかとも思いました。 
 (また、通常生活習慣の違う異国の方の感情を、言葉だけから把握するの
はかなり慣れないと難しいものと思われますが、日頃から表情豊かな手話は、
その時間が短いのではないだろうか?と勝手に推測もしました。)

4 言語習得の近道 
 今回手話を練習し、あらためて「言語」というものを習得するにはどうす
るべきなのか考えさせられました。

 引率の方に聞きました
 「自分の言いたいことを一度日本語に置き換えてらっしゃいますか?」
 「いいえ、思いをすぐに手話にしています」

 今回、私は「気持ち」や「思い」を、一字一句日本語にして、それを手話
に置き換えて、ようやく始まりの会の挨拶を覚えることができました。しか
し英会話と同じで、日本語に置き換えないで、素早く「気持ち」や「思い」
そのものを手話にするには、覚えるより慣れることが大切なのだと感じまし
た。 

5 大事なことは何か?
 これも私の推測ですが、聾唖の方々は、健常者の方より、「言葉」という
ものに執着が少なく、直接「気持ち」を表現することができるようになって
いるのではないかと考えます。

 大事なのは「言葉」でなく 「表したい中身や気持ち」

 でも社会では往々にして「発言」や「記録」に置き換えられた『言葉』が
尊重され、中身がないがしろになっている場合が多々あると感じます。

 「物事の中身や気持ちが伝わることが一番大事」 
 そのことを(ほんの少しですが)手話を学んで、あらためて気づかせてい
ただいたような気がいたします。
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◆R3年度文化村指導員の新規募集について       有峰森林文化村
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 春から秋の期間において、有峰森林文化村指導員として有峰ビジターセン
ター等において勤務する指導員を、下記のとおり随時募集いたします。
 自然や山・動植物など、有峰の大自然に毎日感じながら業務のできる、
とても環境に恵まれた仕事です。
 ご興味のある方は、ぜひ一度業務内容等の説明を受けてみませんか。
(現地説明が可能な11/12までの案内が、仕事の様子がよく分かります)
皆様からのお問い合わせお待ちしています。

1.業務の概要
 (1)文化村行事の企画補助、運営
 (2)下記施設の運営管理や遊歩道の案内、施設の受付、清掃管理
   ①ビジターセンター(グッズ販売含む)
   ②冷夕谷キャンプ場(利用料金徴収含む)
 (3)上記(1)(2)実施のための事務及び実施計画・実績報告作成等
 (4)その他付随する業務

2.雇用予定期間 
  令和3年5月中旬~11月中旬
3.雇用形態 
  (公社)富山県農林水産公社の嘱託職員(継続雇用可能)

4.就業時間
  8時30分~17時15分(休憩時間12時~13時)
5.賃金(R2実績)
  有峰上山勤務:10,480円、有峰下山勤務時:6,820円
  通勤手当、退職手当及び賞与は支給しない

6.社会保険等
  社会保険、雇用保険に加入する。
7.勤務体制
  土曜日、日曜日及び平日に主催する行事は、全6人体制での勤務とし、
 それ以外は3人体制のローテ―ション勤務としている。
  1班:有峰森林部次長(県から公社への出向職員)と指導員2名
  2班:主任指導員(公社年間雇用職員)と指導員2名

8.休日等
  勤務日・・・・・・・・・月平均20日程度で指示のある日
  週休二日制(毎週)・・・勤務シフトによって休日を定める
              (日祭日に行事があるため)
  有給休暇・・・・・・・・公社の規定による
9.勤務地
  富山市有峰村川谷割26-15(有峰上山勤務)
   有峰ビジターセンター 5月中旬~11月中旬
  ただし、上山前に2日程度、富山市内で研修あり

10.宿泊施設(原則、勤務期間中は宿泊して勤務する。(休日除く))
  富山市有峰 有峰管理事務所庁舎(県の施設)の2F(個室4.5畳)
  ・宿泊料:無料 ・食事代:19,000円/月(R2実績)
11.通勤(上山)方法等
  富山市舟橋北町4-19森林水産会館に集合し、公社の車両を使用
 して上山

12.連絡先 有峰ビジターセンター 吉江(月・火休日)TEL076-481-1758
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◆編集局からのお知らせ               有峰森林文化村
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◇次号の有峰森林文化村新聞は、10月16日に発行予定です。
(発行時期・回数は6月~11月は月2回、12月~5月は月1回第3週の金曜日
となっております。)
◇ホームページありみネット 
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願いします。 行事の参加募集案内や見頃情報が届きます!


◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
  あて先   E-メール:info@arimine.net
                     有峰森林文化村助役(編集長)