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有峰村民の皆様と、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2017年7月28日 第389号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/青山和浩
(発行日現在の有峰村民人口:860人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「家族でふれあい有峰自然探検」の開催案内
◆「第14回 愛着の森(木を測り続けて森を知る編)」の参加者募集案内
◆ねじばな便り
 ~極悪人も救われるは乱暴~               中川 正次
編集局からのお知らせ                 
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◆「家族でふれあい有峰自然探検」の開催案内
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1 目的  家族で、有峰の自然豊かな森の中をネイチャーゲームしながら散
    策したり、樹木の観察や測定しながら、自然の素晴らしさや大切さ
    の理解を深める。

2 主催 公益社団法人 富山県農林水産公社

3 開催日および日程  平成29年9月16日(土)~17日(日)1泊2日
 
9月16日(土)
 10:00 富山駅北口出発(貸切バスに乗車)
 10:50 立山あるぺん村出発
 11:40 はじまりの会(有峰ビジターセンター)
 12:00 昼食(弁当持参)
 13:00 遊歩道をネイチャーゲームしながら散策 (講師:吉田篤史 氏)
 16:30 有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
 18:00 夕食
 19:30 星空観察

9月17日(日)
  7:00 朝食
  8:30 語り部講「クマに惚れた美女(仮題)」(講師:永井知佳 氏)
 10:00 樹木の観察、測定
 12:00 昼食
 13:00 ふりかえりの会
 13:30 有峰出発
 14:20 立山あるぺん村着
 15:30 富山駅北口到着

4 宿泊場所  有峰ハウス 電話076-481-1758
5 対象者   ご家族等で参加できる方
6 バス乗車口 富山駅北口または立山あるぺん村 

7 定員   25名(先着順)
8 参加費  大人(中学生以上) 7,500円、小学生 5,800円
9 募集期間 平成29年8月1日(火)~ 9月6日(水)

10 申込み方法 
     ハガキ、FAX、E-メール(info@arimine.net)で申込み下さい。
(申込み内容)①郵便番号、②住所、③氏名(ふりがなを記入)、④性別、
     ⑤年齢、⑥電話番号、⑦乗車場所(富山駅北口又はあるぺん村)
   ※家族やグループでお申込みの場合は全員分を記入し、代表者の氏名に
    ○印をして下さい。

11 宛先及び  〒930-1458 富山市有峰26-15
  問合せ先  有峰ビジターセンター「家族でふれあい」係
        電話(FAX兼用)076-481-1758
        担当 竹内、矢野
        
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◆「第14回 愛着の森(木を測り続けて森を知る編)」の参加者募集案内
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 愛着の森-木を測り続けて森を知る編-では、有峰の3つの森(ヤマハン
ノキ林、トチノキ林、カラマツ林)で、1年に1箇所ずつ樹木調査をしてい
ます。今年はヤマハンノキ林を調査します。

1 開催日  平成29年9月17日(日)

2 主催   有峰だいすき会、公益社団法人 富山県農林水産公社

3 講師   長谷川 幹夫氏
      (富山県農林水産総合技術センター森林研究所 上席専門員)

4 日程
     9:30 有峰ビジターセンターに集合
       (乗合せ希望の方は、8:40に立山あるぺん村集合)
        オリエンテーション(解説、報告など)
     10:00 猪根谷のヤマハンノキ林の調査        
     12:00 昼食(音楽会も!?)
     13:00 調査の続き、森のお話し
     15:00 解散

5 定員   20名(先着順)
6 参加費  23歳以上 300円、22歳以下 無料
       現地で、領収済み林道通行券と引き換えに、
       次回使える林道通行券を1枚お渡しします。
7 募集期間 平成29年8月1日(火)~ 9月9日(土)

8 持ち物  弁当、水筒、雨具、手袋、帽子、長靴、筆記具
      (必要に応じて)敷き物、タオル、虫よけ、楽器、おやつ
     ※必ず長袖・長ズボンでおいでください。

9 申込方法 ハガキ、FAX 又は E-メール(info@arimine.net)で
       お申し込み下さい。
 (申込内容)①郵便番号 ②住所 ③氏名(ふりがなを記入)④性別
       ⑤年齢 ⑥電話番号 ⑦乗合わせ希望の方はその旨を記載

10 宛先及び 〒930-1458 富山市有峰26-15
  問合せ先  有峰ビジターセンター「愛着の森」係
        電話(FAX兼用)076-481-1758
        担当 森永、岡本、竹内

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ねじばな便り
 ~極悪人も救われるは乱暴~               中川 正次

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 八十島さん、ありがとう。前々回、私の文章が載りました。前回、それに
あなたが返してくれた。しかも、同じその回に、私は、前々回の続きを載せ
てもらった。これでは電話で同時にしゃべっているようなもので、どちらか
が書いたら、もう片一方は、載せてもらわないようにしましょう。そうでな
いと、混乱を招きます。

 私は、あと長く生きて30年、ひょっとしたら、来年はもういないかもしれ
ない。読める本の数は知れています。八十島さんも私と五十歩百歩。よーく
勉強してから人前で意見を言おうと思っていたら永久に意見を出せなくなり
ます。「私は、素人で」とか、「専門家でもないのですが」という言い訳が
ましいことを言うことなく、今現在思っていること、勉強してわかったこと
を、話せばいいと思います。

 有峰森林文化村新聞で、宗教や哲学の話題が展開されるのは、梅原猛村長
も喜んでおられる話だと思います。

 八十島さんは、「神道に内省がある」と書く。うーむ。

「浄土真宗など一神教の最たるもので、阿弥陀如来に一心に帰依しなさい、
そうすればたとえ極悪人でも極楽に行くことが約束される、端的に言ってし
まえばそういう宗教です。それこそ内省しなくても何もしなくても阿弥陀如
来をひたすらに信じて生きていれば、それだけで良いと言うものです。」

 これは、違うと思います。浄土真宗が一神教か。うーむ。この点について、
私はパス。帰依していれば極悪人でも極楽に行ける教えかというと、違う。
もっと複雑です。

 梅原さんの「梅原猛の歎異抄入門」79ページによると、「五逆と誹謗正法」
を除いて、すべての人間は、「南無阿弥陀仏」と十回唱えれば、極楽往生で
きるとある。

 同じページの中で、梅原さんは、「五逆と誹謗正法」とは、人を殺したり、
仏教を誹謗したりすることと書いておられる。インターネットで五逆を調べ
ると、(1)母を殺すこと(2)父を殺すこと(3)僧(阿羅漢)を殺すこと
(4)仏の身体を傷つけること(5)教団の和合一致を破壊すること。「誹
謗正法」とは、仏教の正しい教え(正法)を軽んじる言動や物品の所持等の
行為とあります。

 梅原さんの「梅原猛の授業・仏教」と読み合わせてみると、布施、持戒、
忍辱(がまんする)、精進(修行する)、禅定(心を集中し安定させ、真理
を思惟する)、智慧の六波羅蜜を守れる人が善人。殺人者や仏教を馬鹿にす
る人が、論外の人。その中間の人が悪人。悪人という言葉が過激であって、
凡人ぐらいがわかりやすい言葉だと思います。

 善人と殺人者たちとの中間に位置する悪人たちを往生させるのが阿弥陀如
来の本命の願い。世間の人は、六波羅蜜を守れる善人が極楽浄土の優先切符
を持っていると思っているようだが、本当は中間に位置する悪人にこそ優先
切符がある。これが、悪人正機。

 兄弟や子や他人を殺した者は、梅原説では、救済されません。インターネ
ット説では、殺された人がお坊さんでなければ、極楽浄土OK。いったいどっ
ちなのでしょう。ケガさせる、泥棒、詐欺、脅迫、不倫は、どちらの説でも
悪人ゾーンに属し極楽浄土OK。布施をしない、嫉妬心、怠けなども、悪人ゾ
ーンなので当然、極楽浄土OK。ただし、いずれも10回の念仏を要す。

 この極楽浄土アウトゾーンとセーフゾーン(実は優待切符)の線引きが、
こんなに甘くていいのか、それだったら、泥棒でも不倫でもなんでもいいの
かいという問題が起こってきて、本願ぼこり問題に発展するわけです。真宗
教団の発展のためには、本願ぼこりはとんでもないこと。別の言い方をする
と、「道徳と宗教を一致させるのだ」というのが教団の考え方。しかし、親
鸞の謦咳に接していた唯円は、「親鸞は本願ぼこりも、所詮、悪人ゾーンだ
から極楽浄土OKと言っていたんだ」と歎異抄に書いたわけです。つまり、道
徳と宗教は一致しなくて結構。そのことを、梅原さんは、「道徳の延長線に
宗教はない」と言っています。そんな危険なことが書いてある歎異抄を読ん
だ蓮如は、「この本は本願寺の奥深くにしまっておけ、人に見せてはならぬ」
と決めたわけです。以上が、梅原さんの本をつなぎ合わせて読んだ、私の理
解。

 梅原説によるのかインターネット説によるのか、救済除外となる殺人者の
定義が重要だと思います。戦争になって、上官の命令に従って、敵を殺した
人は刑法的には無罪。しかし、仏教的には無罪とは言えないと思います。仏
教はそんなちゃちなものではない。国内の源平や室町時代の戦いで、人を殺
した人はどうなるのか。比叡山や念仏信者を焼き討ちした信長はどうなるの
か。戦争で外国に行って殺人をした人は、阿弥陀如来救済の対象か。キリシ
タン弾圧で殺されたキリシタンはどうか。殺した江戸幕府の役人はどうか。

 そもそもが、国家のためと考えていた聖徳太子に沿って考えれば、国家の
ためというのは常に日本の仏教の条件。けれど、釈迦の平等、阿弥陀如来の
普遍性を考えれば、国家のためを前提条件としてというのは、矛盾する。そ
のへんを考えることこそが内省の入り口ではないでしょうか。

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◆編集局からのお知らせ                 有峰森林文化村
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◇次号の有峰森林文化村新聞は、8月10日に発行予定です。

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◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
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◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
 
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                     有峰森林文化村助役(編集長)

俳句ポスト [6月の特選] 中坪達哉 選(添削済み)

 朝霞嶽の薬師が浮き沈み      八十島 大輔
 九九唱え風もほどよき若葉かな   金森 める子
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