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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2016年5月26日 第363号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/青山和浩
(発行日現在の有峰村民人口:843人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「新緑まばゆい有峰の春」                石井 隆一
                (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
◆「平成27年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講~
  (滑川市 中央公民館)              有峰森林文化村
              
◆ねじばな便り
 ~富山県森づくりプランに対するパブリックコメント   中川 正次

編集局からのお願い                 有峰森林文化村

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「新緑まばゆい有峰の春」                石井 隆一
                (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
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 有峰にも春が訪れ、草木の新緑がまばゆい季節を迎えました。
今年は、例年になく雪が少なかったこともあり、多くの皆さんが一日も早い
有峰林道の通行再開を待ちわびておられたことと存じますが、おかげをもち
まして、例年より早い5月26日から通行を再開できることとなりました。
 また、ビジターセンターは5月26日から、有峰ハウスは6月1日から営
業を開始いたします。今年も多くの皆様のお越しを心からお待ちしています。
 ここ有峰は、森林美に包まれ、命の息吹、共生と循環、自然への畏敬の念
を感じ取ることができる癒しの空間として、多くの皆さんに親しまれています。
こうした美しい森林を保全し、後世に伝えるため、平成14年7月に「水と緑
といのちの森を永遠に」を基本理念とする有峰森林文化村が設立され、有峰
を愛する人々が村民となって、様々な活動を展開してまいりました。
 今年も具体的な活動として、豊かな自然のなかで憩い、楽しみながら自然
を学び、みんなが力を合わせて森林を守っていくために、
①「憩う」という観点から、森林浴やオカリナコンサートを楽しむ「日帰り
 語り部講」、「家族で遊ぼう」や「家族でふれあい有峰自然体験」、
②「学ぶ」という観点から、有峰の動植物について研究する「ありみね高校
 生学びの森」、山菜やキノコを学習する「春及び秋の恵みの集い」や有峰
 の自然を体感したことを俳句に詠む「有峰俳句の会」、
③「守る」という観点から、有峰村民がキャンプ場の草刈をする「村仕事の
 集い」、樹木の生長を観測する「愛着の森」や自然の愛護及び利用に対す
 る指導などの活動を、ボランティアの「有峰森林レンジャー」のご協力の
 もと行ってまいります。
 こうした活動にご理解をいただき、本年4月末には843人の方に有峰村民に
登録いただいております。今年もさらに多くの方にご登録いただき、様々な
活動にご参加いただければ幸いに存じます。
 さて、県では「富山県森づくり条例」に基づき、県民参加の森づくりを進
めているところですが、県立自然公園にある有峰の森は、先代が築き上げて
きた貴重な財産であり、寄せられる期待は非常に大きなものがあります。
今後とも、皆さんから貴重なご意見やご提言などをいただきながら、有峰の
森を守り、育て、しっかりと後世に残してまいりたいと考えていますので、
有峰村民をはじめ県民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
 有峰の森は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と様々な顔を見せ、私たちの
心を癒してくれます。大自然を肌で感じ、元気を得る場として、多くの方々
に利用していただくことを心から祈念しています。

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◆「平成27年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講
  (滑川市 中央公民館)              有峰森林文化村

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 平成27年9月19日(土)に「日帰り語り部講(滑川市中央公民館)」を14名の
参加者をお迎えして開催しました。
 当初の予定では冷タ谷遊歩道の散策を予定しておりましたが、当日朝までの
雨の影響と参加者に4名の80歳代の方がいらっしゃる事を考慮して、安全第一
とし東西半島遊歩道の散策としました。
 この秋はキノコが種類・数量とも多く、東西半島でも多くのキノコが見られ、
質問攻めにあいました。残念ながらキノコについては、お客様の質問に十分お
答え出来る知識がなく、今後の課題となりました。
 お昼は冷タ谷のキャンプ場ロッジとし、食後はオカリナでのミニコンサート
で楽しんで頂きました。その後永遠の木、有峰ハウスとご案内をし、ビジター
センターでのふりかえり後、帰館となりました。
 下記お客様の感想を頂きました。

・朝は雨でしたが、有峰に到着時は曇り時々晴れ、十分でした。
・雨の後なので冷タ谷は大丈夫かなと思っていたら,行った事のないコースで
 歩きやすく、コケも見たこともない物ばかりで来て良かった。
・晴天に恵まれ緑に囲まれ色々な樹木の名前を知る事が出来た。
・空気も美味しく遊歩道も心が穏やかに気持ち良く成りました。
・説明が解り易く思いました。オカリナ演奏。
・暑からず寒からず、爽やかな気候。
・天空の湖の感がありました。
・水の少ない時に来たのは始めてで良かった。
・唯々感動あるのみ。
・雨の後なので空気も良く・・・心が癒されました。
・この自然をいつまでも残して頂きたいです。
・雄大
・季節に応じた植物の変化が身近に見られて楽しい。
・改めて有峰の自然を知った。


「東西半島」のキノコはん (左)     「オカリナ」お~かなりや (右)
  
「永遠の木」の下で、私たち わ (左)  「有峰ハウス」きだてよしや (右)

                            (主務担当 森永)
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ねじばな便り
 〜富山県森づくりプランに対するパブリックコメント〜    中川 正次
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 富山県が、森づくりプランについてパブリックコメントを、求めています。
締め切りは5月31日。詳しく言うと、以下のとおりです。

富山県では、富山県森づくり条例に基づき「富山県森づくりプラン(平成19~
28年度)」を策定し、水と緑の森づくり税を財源として里山林の整備等を進め
てきました。この度、これまでの10年間の実績や、新たな課題を踏まえ、
施策の目標や、新たな森づくりの取り組み、今後10年間の森づくり事業に
必要な想定額を見直した、新たな「富山県森づくりプラン(平成29~38年度)」
の案を取りまとめました。
つきましては、新たな森づくりプランの策定に資するため、以下の要領によ
り、広く県民の皆様からの意見を募集します。県のホームページの最初のペ
ージの、左下隅に、「パブリックコメント」というところがあり、そこから
原案にたどり着くことができます。

 原案の中に、「有峰」の「あ」もありません。しかし、3ページに「豊かな
水を育むとやまの森」という脚注がついた写真があります。有峰ハウス手前の
林道から写したのだろうと思われる写真です。「豊かな水を育むとやまの森」
の代表として有峰を取り上げていただいたことをうれしく思います。
 しかし、使われている写真に、いつどこで誰が写したかという説明がないと
いう問題は、この原案共通のことで、私は残念だなあと思っています。各写真
に、番号が振ってあって、最後に、1番有峰湖(平成27年6月10日薬師三郎撮影)、
2番氷見市○○地区(平成26年10月23日綾瀬真央撮影)というような脚注が欲し
いのです。そうすることで、原案を読む人の目は、俄然、するどくなります。
県産材を用いた学校の体育館の写真も、学校名がわかるだけで、木を愛する気
持ちに拍車がかかります。さらには、30年以上たって、この原案を見たときの
ことを考えてみましょう。あの場所が、30年前、ああだったのかとわかると、
そこからいろんな情報と感慨がわき出てきます。

 私が、北日本新聞2005年8月13日の「とやま自然元気大学」の広告の中で書
いたことを改めて紹介します。このことが根底にあってはじめて、森づくり
が緒に就くと考えるからです。

  ~森の楽しさ味わって~   有峰森林文化村助役  中川正次

 有峰森林文化村を構想し始めたころは、「有峰を県内のほかの森と比べて、
どうちがうのか押さえよう」と考えていました。もちろん有峰の特質を挙げれ
ば、挙げることはできます。しかし、最近は、そういった比較主義では、本質
に迫れないと思っています。
 大沢野町出身で、現在は岐阜県でご活躍中の稲本正さんは、「あなたの好き
な森とあなたの好きな木を最低一つ、日本のどこかに決めてほしい。
そして時々会いに行ってほしい。きっと人生が豊かになるだろうから」と書か
れています。
 有峰は、県立自然公園です。国立公園があって、国定公園があって、県立自
然公園があります。有峰は、立山・黒部から見れば、格が落ちると考えるのが
普通です。世界はいうまでもなく、日本の森、いや住んでいる県の森の全部を
比べて、どれが一番好きかどうか決めることは不可能です。結婚相手を、日本
中のあるいは、地球上の異性の中から選べないのと同じです。知り合いに誘わ
れて、自分の住んでいる所から近い森に出かけて、その森を好きになる。その
ような見合い結婚、職場結婚のような感じでよい。ブランド志向もランキング
主義もいらないと思います。
 白神山地、尾瀬、白山、四万十川、屋久島。これらの森が大事だと言われて
も、その水を飲んでいない、その山が見えないところでは、ぴんときません。
富山県に住む人が、富山平野から女性的な薬師岳、旗が翻っているような鍬崎
山を見るたび、有峰はどんな様子かなあと思いをつのらせる。そして年に一度
は、会いに行く。そういう森へのかかわり方こそ、無理がなく、さらに地球環
境が心配でならない今日にあって最も力になるのではないでしょうか。
引用はここまで。

 どんな公務員も、こう言われたら、ひるんでしまう殺し文句があります。
それは、「あなたのは、上から目線だ」。プラン原案を読むと、「上から目線
ではないの」という言葉を言いたくなります。これは、この原案固有の問題で
はなく、このプランの元となる「富山県森づくり条例」にそもそも内在する問
題です。「県庁はちゃんとするから、県民はついて来てね」という感じなので
す。それが、許されるのは、本当に県庁がしっかりしている時だけです。
「そういう県庁はどうなの?」と突っ込まれて、たじろぐようなときは、
「やっぱり、あなたがたは上から目線だ」と言われてしまうのです。
 じゃあ、具体的にどうすればいいのか。林業職員自らが、自分の好きな森、
木を、県のホームページで一枚の写真をつけて、公表することから始めたらい
いと提案します。それを始めたら、森林組合の人、治山林道工事をなさる業者
の人、県庁の林業職員以外の人、市町村人、学校の先生などにじわじわ広がる
でしょう。そうして初めて、「上から目線だ」なんて言われることなく、森づ
くりを県民みんなで進めることが実現すると思うのです。

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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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                     有峰森林文化村助役(編集長)

あおさんのつぶやき
 今、有峰ではいろんな“なきごえ”が聞こえます。エゾハルゼミ、ウグイス、
名前はわかりませんが「ピピ ピピピー」キレイな鳴声。
口笛でやりとりするんですが会話ができず、夜中に変な泣き声ガァ~それは私です。
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