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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2015年12月11日 第351号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:841人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「平成27年度の活動をふりかえって」
  ~有峰村民村仕事の集い~             有峰森林文化村
◆11月に寄せられた俳句               有峰森林文化村
◆ねじばな便り 百人一首練習機おわけします~      中川 正次
◆編集局から                     有峰森林文化村
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◆「平成27年度の活動をふりかえって」
  ~有峰村民村仕事の集い~             有峰森林文化村
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 平成27年7月25日(土)~7月26日(日)の2日間、有峰文化村の主催事業である
「有峰村民・村仕事の集い」を開催いたしました。参加者は大人16人名、高
校生1名、小中学生7名、未就学児9名の計33名でした。
残念ながら当日、大人1名、小学生1名は不参加となりました。

初 日
 9:30の集合予定でしたが、道具係りの野崎さんのトラックが到着しなくて、
10:20にトラックが到着、早速始まりの会を開きました。昨年はあまり天候に
恵まれなかったのですが、今年は天気上々のスタートです。むしろ、熱中症
に注意が必要でした。

 10:25 始まりの会で班分けを行い、作業分担と各班の責任者を決め、作業
をスタートさせました。村田助役が挨拶をしました。(写真①②)

 先ず草刈班は源田さんが責任者、高校生、中学生を含む男性陣が担当しま
した。今年は草刈り機を2台借りてきたので、交代で使用しました。昨年より
は能率は上がったようです。(写真③)

 また、テントサイト造成班は野崎さんが責任者、男女の区別なく参加しま
した。約5m×5mの緩い傾斜地で、シラカバの倒木を土留めにし、高い所を
削り、低い所に盛り、ほぼテント2張り分の、水平な場所を造成しました。
事前調査の時に、概略の計画が作成してあったので、すべてスコップなどに
よる人力作業ですが、かなり短時間で造成作業を終了させることができまし
た。タンパを持ち込んだので、十分に締固めもできました。(写真④⑤⑥)

 食事の準備班は、越田さんが責任者になり、カマドや薪の準備、材料を洗っ
たり刻んだり、夕食の下準備にかかりました。(写真⑦)
 また幼い子供が多いので、女性を中心に森の幼稚園がもたれました。ハン
モックをつるし昼寝をする子供、昆虫採集をする子供など、様々に遊びを見
つけていました。(写真⑧⑨)
 12:10 作業を終了しました。

 12:50 弁当を持って真川に向かいました。
林道奥の臨時駐車場に車を停め、真川沿いに10分程歩いて川遊びのできる場
所につきました。3年前の災害で流木が流出し、樹高20mのオオバヤナギが、
川の流れのの中に立っています。川の中州に渡るとき、裸足になって川の中
に入っていきました。昼食が終わると、子供たちは冷たい水の中で、遊びま
わりました。川に渡した丸太につながりながら、何度もみずの中を往復しま
した。(写真⑩⑪)

 15:00 川遊びを終了して、子供たちは着替えをしました。

 15:30 キャンプ場に戻ると、食事の準備をする班、作業の片づけをする
班、コンサートの準備をする班、テントの設営をする班などに分かれて、そ
れぞれの作業をしました。真川の帰りに、大量のヨシナを収穫したので、湯
がいて塩昆布に漬け込み、夕食に供しました。(写真⑫⑬)

 6:30 みんなで夕食を食べました。そのあと、リコーダー、ギター、オカ
リナ、ハーモニカなどでコンサートをしました。あと、片づけ、就寝。

二日目
 本日も天気は上々です。すでに散策を始めた人もいました。

 5:30 食事の支度を始めました。たきこみごはんと味噌汁です。
朝食のあと、昼食用のおにぎりをつくりました。

 8:00 食器洗いやカマドの取り壊し、テントの撤収など、片づけを始めま
した。また、思い思いに散策をする人、子供と遊ぶ人、囲碁をする人など、
緩やかな時間を持ちました。(写真⑭⑮)

 10:30 終りの会をもちました。(写真⑯)

 11:00 解散、それぞれ帰路につきました。一方ロッジに残って、昼寝をす
る人、子供と遊ぶ人などそれぞれの個性にあった行動をしました。



①始まりの会          ②村田助役あいさつ
 

③草刈り作業          ④テントサイト造成


⑤テントサイト造成       ⑥テントサイト造成


⑦食事準備          ⑧森のようちえん


⑨森のようちえん       ⑩真川の清流


⑪子どもたちの水あそび     ⑫夕食の準備


⑬テント設営         ⑭朝の歓談(ロッジ内)


⑮朝食の片づけ        ⑯終りの会


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◆11月に寄せられた俳句               有峰森林文化村
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 有峰村民や一般の方々から俳句ポストに寄せられました11月の優秀な句
を次のとおり、富山県俳句連盟会長 中坪達哉氏に選んでいただきました。

○俳句ポスト 11月 入選句  中坪達哉 選(添削後)

       ・オカリナの音色に落葉舞うことよ    河原 芳博

       ・北風の湖畔やテント解体す         同



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◆ねじばな便り  ~百人一首練習機おわけします~      中川 正次
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 百人一首練習ソフト「高砂の尾上の桜」を作りました。希望者に差し上げ
ます。

 百人一首の73番上の句は、「高砂の尾上の桜咲きにけり」。権中納言匡房
(ごんちゅうなごんまさふさ)です。下の句は、「とやまのかすみたたずも
あらなむ」。「とやま」は、外山であって、富山ではありません。「外山」
は、深山(みやま)・奥山の対義語。歌全体の意味は、「遠くの山の峰の桜
が咲いたことだ。人里近い山の霞よ、立たないでほしい」

 富山県内の小学校で、百人一首大会をするとしたら、この歌を誰でも取ろ
うと狙う歌だと思います。「たかさご」→「とやま」で、一発で取ろうと、
子供たちは競うでしょう。息子が小学生だったとき、私も練習しました。そ
れまで、2番「春過ぎて」と4番「田子の浦」ぐらいしか知らなかった私です。
息子につられて、20首あまり覚えました。

 大学時代、私は馬術部にいました。正月、先輩の家の新年会に、部員が大
勢、招かれました。高校生の御嬢さんもおられ、カルタ取りをしました。惨
敗。神戸出身、大阪出身、京都出身、奈良出身、滋賀出身の人がすいすい取っ
ていき、大分は善戦。富山はゼロ。無芸大食はお下品と身に沁みました。実
際に、覚え始めたのは、その15年後。

 いっぺんに覚えられるわけがないので、関連づけて覚えられるものを覚え
て行きました。高校時代、同じクラスに、瀬島さんがいました。だから、9番
「はなのいろはうつりにけりないたずらにわがみよにふるながめせしまに」
(小野小町)を覚えました。同じく、八十島さんがいたので、11番「わだの
はらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはつげよあまのつりぶね」を覚えま
した。瀬島さんの弟さんが北陸電力に勤めておられ(有峰に案内したことあ
り)、富山駅でばったり会ったので、「瀬島家にとって、小野小町は一発で
しょう?」と聞くと、「もちろん、マイカードです」。私の息子は、16番「
たちわかれいなばのやまのみねにおうるまつとしきかばいまかえりこむ」が
得意でした。同級生に、「まつもととしき」君か「まつだとしき」君がいた
のかも知れません。

 結局、人は、そういったものをとっかかりにして、歌の本来の意味とは関
係のないものを意味づけて、覚えていくものなのだと思います。

 一方、私は、パソコンのエクセルでマクロを組むのが得意。マクロとは、
ボタンを押すと動くプログラムのこと。そこで、家で7日かけて、百人一首
練習ソフト「高砂の尾上の桜」を作りました。その特徴を説明します。

1 上の句が出てきて、下の句を言えるかどうかという練習が基本です。
そのとき、歌の出方を、ばらばらにすることもできるし、歌の順番通りにす
ることもできます。

2 決まり字だけを表示させて下の句を答えさせることができます。決まり
字とは、どの歌か特定することができる上の句の字。例えば、73番「高砂の
・・・」では、「たか」。11番「わだのはらやそじまかけて・・・」は「わ
だのはらや」です。76番「わだのはらこぎいでてみれば・・・」という歌が
他にあるからです。決まり字をマスターすることは、カルタ取りの必勝法。

3 練習をして間違った場合、印をつけておいて、間違った歌だけを練習す
ることができます。

 こうした多様な練習方法があるというのは、コンピュータを使う以上当た
り前の機能であって、それほど自慢ではありません。

4 百人一首練習ソフト「高砂の尾上の桜」の最大の特徴は、歌を登録しな
がら覚えることができる点にあります。100首そろった状態で提供するので
はなく、12首だけ入力された状態で提供します。追加登録は順番に入れる必
要がなく、今日覚えようとする歌を入力すればいいのです。12首は、1番か
ら順の12首ではなく、私にとって覚えやすかったものを12首です。12首の中
には、みなさんが既に覚えておられるであろう2番「春すぎて」や4番「田子
の浦」も入っていますが、皆目わからない、あるいは忘れてしまったという
歌も含まれていると思います。この状態で、12首全部が口に出せるようにな
るまで、さまざまな練習方法をやって見てください。ここまでやってきて、
面白そうだと思ったら、一日一首ずつ足していってください。一日に複数の
歌を覚えるのは、結局、覚える歌の数が増えません。苦痛になるからです。
多くの子は頭から順に覚えて行くので、後ろ方で、独自なとっかかりの考え
付くものを覚えるのが勝利の近道。だいたい20首くらい覚えれば、小学生の
カルタ取りでまずまずの成績を取れるのではないでしょうか。少なくとも、
大学生のカルタ取りで「かっこいい」と言ってもらえるでしょう。富山県の
子供たちには、73番「とやまのかすみ」と、われらが家持の6番「かささぎ」
をまず押さえ、クラスに名前の似た子がいたらその歌を覚えていったらよい
と思います。小学生にパソコンの入力は難しいだろうから、親と一緒に、一
日一首増やしていくという使い方が理想です。

5 覚え方をメモできるようにしてあります。各自が、覚え方を工夫してそ
こに入力していけるようになっています。18番「住の江の岸による波よるさ
えや
・・・」という歌があります。私は、大阪の住之江に行ったことがありませ
ん。しかし、競艇場があることは知っています。生まれてこの方、競艇に行っ
たことはありませんが、蛭子能収という漫画家が、競艇ファンであることは
知っています。「すみのえ」→「競艇」→「蛭子能収」→「夢を追うが、すっ
てんてんになることもある」→下の句「ゆめのかよひじひとめもくらん」の
連想で、私は覚えました。だから、この歌の覚え方欄には、「住之江競艇、
蛭子能収、夢を追う」とメモしてあります。これはあくまでも私のメモです。
17番「ちはやぶる神代もきかず龍田川」の「龍田川」は、奈良県の川。奈良
県の人ならいざ知らず、行ったこともない富山県の小学生は、「竜田揚げは
から揚げ」で覚えるのではないでしょうか。だって、下の句が「からくれな
ゐにみずくくるとは」だから。

 「高砂の尾上の桜」を作っていて疑問に思ったことがあります。どうして、
撰者の藤原定家は、家持の歌として「かささぎの・・・」を選んだのだろう
かいうことです。あるいは伏木での「もののふの 八十娘子らが 汲みまが
ふ 寺井の上の かたかごの花」とか、「春の苑 紅にほふ 桃の花 下照
る道に 出で立つ娘子」を選んでくれなかったのかということです。100
人の歌人のそれぞれの最高傑作を選ぶと言うよりも、100個の歌の総合的
な配置を定家は意図していたのではないでしょうか。

 有峰森林文化村に連絡していただければ、文化村から連絡を受けて、私か
ら直接、「高砂の尾上の桜」をお送りします。なお、残念ながら、マッキン
トッシュでは動きません。ウィンドウズ2007以上でうまく動くことを確認し
ています。



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◆編集局から                      有峰森林文化村
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           有峰森林文化村助役(編集長)
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