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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2015年10月16日 第347号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:836人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆薬師岳に初冠雪と二度目の雪が!紅葉が見頃です。   有峰森林文化村
◆9月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
◆ねじばな便り 〜崖からの転落〜              中川 正次
◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◆薬師岳に初冠雪と二度目の雪が!紅葉が見頃です。   有峰森林文化村
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 10月 9日 薬師岳の頂に初冠雪がありました。昨年より2日遅く、平年より
     1日遅いということです。
 10月14日 13日までの雨が止み、冷え込みにより薬師岳は、この秋2回目の
     雪景色となりました。
  いよいよ、紅葉が見頃となってきました。ぜひ、有峰へお越しください。

  
○この秋2回目の冠雪をした薬師岳を望む  ○  同  左
 (撮影年月日:10月14日 10:50頃)    (撮影年月日:10月14日 10:50頃)

 
 
○有峰ハウス前の駐車場から猪根山を望む ○有峰湖展望園地から有峰湖を望む
 (撮影年月日: 同 上 )        (撮影年月日: 同 上 )


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◆9月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
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 有峰村民などの方々から俳句ポストに寄せられました9月のよい句を次の
とおり、富山県俳句連盟会長 中坪 達哉 氏に選んでいただきました。

○俳句ポスト 9月 入選句  中坪 達哉 選(添削後)

        ・冷タ谷友と楽しく落葉踏み       宇佐美伸一

        ・いつ見ても発見ありて湖の秋      澤田 昭

        ・爽やかや永久に続けやブナの森     小善 清範

        ・すすきの穂迎えてくれる遊歩道     米澤賢太郎

        ・対話編探し求めて落葉踏む       河原 芳博

        ・有峰湖一足早く秋の風         竹中 雅子

        ・秋晴や林道より仰ぐ薬師岳       井上 文恵

        ・オカリナとすすきいざなう薬師岳    北野優美子

        ・時おりは手を取られもし森の秋     立田 芳子

        ・有峰の秋の大気を存分に        井黒 昌子

        ・ササノホニ虫イキイキトモリノ秋    堀  源進

        ・初秋や歩けば虫もついてくる      市田 菊枝

        ・有峰はまた訪れん岩つばめ       後藤 映子

        ・有峰にひびく笑い声秋うらら      長谷 厚雄

        ・山歩き膝痛忘れ風涼し         森井 光子

        ・木洩れ日の苔の緑や秋澄みて      椎名里ツ子

        ・さざなみは湖底の声か水澄みて     堀田 公子

        ・薬師岳望む湖秋の空          岡崎 俊憲

        ・ありみねの湖わたる秋の風       荒井由美子

        ・森の秋色とりどりの人ら行く      稲垣 暁夫

        ・秋風やいにしえ偲ぶ波の音       吉田 律子

        ・有峰のもてなしもまた爽やかに     渡辺 知子

        ・オカリナの音色に秋の日も温し     浜田 伸雄


 これからも優秀な作品を毎月掲載しますので、有峰へお越しの際はビジタ
ーセンターへお立ち寄りいただき、俳句ポストに投稿してください。
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◆ねじばな便り
 〜崖からの転落〜                     中川 正次
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 私は、有峰勤務時代、2回処分を受けている。有峰ハウス別館の前の坂に、
公用車を止めたのはいいけれど、サイドブレーキを引かず、ニュートラルに
して、車から離れたために、ゆるゆると坂を下り始め、崖から車が落ちて行っ
たのが1回目。坂を歩いている人がいたら、あるいは崖下に、キノコ採りを
している人がおられたら、死亡事故になっていたことは間違いない。1年後、
大山消防署の駐車場で公用車をバックして、軽四にぶつけたのが2回目(8月
10日)。こんな幸運が他にあるだろうかと思うことに、いずれも、けが人は
いない。2回目は、公用車を運転していたこと、管理職だったこと、2度目だっ
たこともあり、県の総務部長から、きつく叱られた。平成18年11月30日付の
書面訓告を、引き出しに大事にしまっている。死亡事故になったかも知れな
い紙一重の幸運に手を合わせつつ、ものすごく凹んだ。故意はなかったが、
重過失だった。そもそも、公務員は、法令を守らないと処分されるという恐
怖心の中で生きており、それがなくなれば、国家は瓦解していく。

 昭和20年8月14日、「国や自治体の機密文書の廃棄」を閣議決定した。政府
は、天皇制の護持を最優先と考えていたので、そのためには、都合の悪い証
拠をなくすべきと考えたのである。犯罪者は証拠を隠したがる。やったこと
が正しいと思っていたのであれば、隠すわけがない。仮に、正当防衛だった
と抗弁しようにも、書類を燃やした組織に、そんな権利はあるのだろうか。

 一方、正力松太郎の言葉にこんなのがある。「絶対にウソをつくな。もし
都合の悪いことがあったら言わなければいい。それにはウソをついたことに
ならん」(佐野真一著:巨怪伝546ページ)

 正力流のものの考え方は、文明社会のそれではない。

 9月28日の毎日新聞1面に、こんな記事がある。

 政府が昨年7月1日に閣議決定した集団的自衛権の行使容認に必要な憲法
9条の解釈変更について、内閣法制局が内部での検討過程を公文書として残
していないことが分かった。法制局によると、同6月30日に閣議決定案文
の審査を依頼され、翌日「意見なし」と回答した。意思決定過程の記録を行
政機関に義務づける公文書管理法の趣旨に反するとの指摘が専門家から出て
いる。

 公文書管理法を調べてみると、
第四条  行政機関の職員は、第一条の目的の達成に資するため、当該行政
機関における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに当該行政機関の事務及
び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう、処理に係
る事案が軽微なものである場合を除き、次に掲げる事項その他の事項につい
て、文書を作成しなければならない。
一  法令の制定又は改廃及びその経緯

二  前号に定めるもののほか、閣議、関係行政機関の長で構成される会議
又は省議(これらに準ずるものを含む。)の決定又は了解及びその経緯

 この閣議決定を、憲法に照らして是とする人たちはいる。しかし、その人
たちでも、内閣法制局が検討過程を公文書として残していないことを、それ
でよいと考える人は、ほとんどいないのではないか。記録を残すべし。この
ことを、公務員は就職以来、叩き込まれている。その鉄則を、内閣法制局が
犯している。将に正力流である。故意がなければできないことである。上司
の命令がなければできないことである。ならば、それなりの処分があるのが
筋ではないか。責任者を処分すべきと訴訟が起こされたとき、どうなるのだ
ろうか。

 私の処分の書類は、いまだに人事課に残っているに違いない。おそるおそ
る、「私の処分、何年たったらチャラになるんですか」と、人事担当者に聞
いたら、「永久になりません」と言われた。そんな私は、閣議決定の書類が
残っていないという新聞記事を読んで、昭和20年8月、文書を焼くために市ヶ
谷(陸軍省、参謀本部)、霞ヶ関(海軍省、軍令部)に立ち上っていた煙を
想像している。

 絶望を深くすることには、あの毎日新聞の記事を、他社が追わなかった。
ニュートラル(中立)を装い、サイドブレーキを外して、崖を落ちていくよ
うな気がする。


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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
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           有峰森林文化村助役(編集長)
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