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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2015年5月29日 第337号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:820人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「春の息吹があふれる新緑の有峰」   石井隆一
               (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
◆「平成26年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講~
  (滑川市 早月加積地区公民館)          有峰森林文化村
              
◆ねじばな便り
     ~「住みたい富山」は座れる電車から~      中川 正次

編集局からのお願い                 有峰森林文化村

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「春の息吹があふれる新緑の有峰」   石井隆一
               (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
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 有峰に春の息吹が感じられる新緑の季節がやってきました。例年になく積
雪が多かった今年は、除雪や道路整備に努めた結果、6月10日頃から有峰
林道の通行を再開する予定であります。
 また、有峰林道の通行再開に合わせ、有峰ハウスなどの有峰森林文化村の
施設も6月10日頃から営業を開始する予定ですので、多くの皆様のお越し
を心からお待ちしています。
 有峰湖周辺の一帯は、森林美に包まれ、命の息吹、共生と循環、自然への
畏敬の念を感じ取ることができる癒しの空間として、多くの皆さんに親しま
れています。
 こうした美しい森林を保全し、後世に伝えるため、有峰森林文化村では、
平成14年7月の開村以来、有峰を愛する人々が村民となって、「水と緑とい
のちの森を永遠に」を基本理念に、様々な活動を展開してきました。
 特に、豊かな自然の中で憩い、楽しみながら自然を学び、みんなが力を合
わせて森林を守っていくため、①「憩う」観点から、森林浴などを楽しむ
「日帰り語り部講」、②「学ぶ」観点から、有峰の自然について生物講師の
もとで研究に取り組む「ありみね高校生学びの森」、そして、③「守る」観
点から、先人が築いた森林文化を伝える「語り部」や、ボランティアによる
パトロールなどを行う「有峰森林レンジャー」活動などを行っています。
 こうした活動により、有峰村民は毎年増加を続け、本年3月末には802人
となったところであり、大変嬉しく思っています。
 県では「富山県森づくり条例」に基づき、県民参加の森づくりを進めてい
ますが、県立自然公園にある有峰の森は、富山県の森のお手本であり、有峰
の森に寄せられる期待は大変大きなものがあります。
 今後とも、皆さんから貴重なご意見やご提言などをいただきながら、有峰
の森を守り、育て、しっかりと後世に引き継いでいきたいと考えていますの
で、有峰村民をはじめ県民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
有峰の森は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と季節ごとにその表情を豊かに
変えて、私たちの心を癒してくれます。また、ブナやミズナラの明るい林の
中を歩けば、元気が湧き出してきます。皆さんと有峰でお会いできることを
心から楽しみにしています。


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◆「平成26年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講
  (滑川市 早月加積地区公民館)          有峰森林文化村

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 平成26年9月20日(土)に「日帰り語り部講(早月加積地区公民館様)」を24
名の参加者をお迎えして開催しました。

 予定通り10:00に到着、10:05よりビジターセンターにて、有峰周辺につ
いて村田助役から語り部講あり。10:15、冷タ谷遊歩道に向け出発、バスの
中で富山の電力開発について、簡単に説明する。
10:35、冷タ谷遊歩道に到着、いよいよ散策にスタート!
遊歩道入口数十mの場所にて、ミズナラ林について説明。

 途中でミズナラの木の子供達が多く育ちはじめているのを確認しながら、
薬師岳を展望、本日は快晴薬師の稜線も澄み切った青空にクッキリ浮かび上
がって、一同パチパチと写真撮影、今まで皆に喜ばれてた水芭蕉の大きく育っ
た葉は影をひそめ少し寂しい思いを感じながら、ヨッちゃんの木(ぶなの大木)
に到着、ヤチダモを優先種とする、ヤチダモ林の説明。

 この辺りからハイイヌガヤの木が多く見られ、また熊の爪痕も確認、昔有
峰の住民が二つ穴の木と呼びながら行われた熊狩りの話をしながら、いよい
よ「あがりこ」に到着、有峰村に生きた住民の証である奇妙な形の巨木地帯
と加賀藩に米の年貢の変わり収めていたと言われる、ヘギ板やワラビの粉に
ついての語り部、少々ペースを上げながら最後の林帯カラマツ林に到着、こ
こからは下り坂足元に注意しながら、ほぼ予定通りキャンプ場に到着。

 12:20昼食、おにぎり弁当や各持参したお弁当を頬張り、湖畔で遊んだり
しながらキャンプ場を予定どうり出発し有峰湖展望台に到着、参加者全員で
記念写真、13:50永遠の木に到着、写真を撮ったり、その奇妙形にわいわい
がやがや、聴診器を木に当てて木の息吹を確認。14:15ハウスに到着皆さん
興味しんしん(殆どの方が知らなかったようです)宿泊金額など色々質問攻
め、14:30ビジターセンターに帰館、ふりかえりアンケート、村田助役から
しめの挨拶また予定にはなかった記念館の見学後、公民館へと帰館されまし
た。
                            




○ジオラマを囲んで有峰の語り部   ○有峰ダムの語り部のあと記念撮影

冷タ谷遊歩道の散策        ○聴診器で「永遠の木」の息吹を

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ねじばな便り
     〜「住みたい富山」は座れる電車から〜       中川 正次
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 北陸新幹線の開業と同時に、あいの風とやま鉄道が走り始めた。混んでい
る。以前のJR時代、福岡から富山まで通勤する私は、いつも座っていた。本
を読んだり寝たりできる快適な40分だった。それが、今は座れない。ぎゅう
ぎゅうである。原因は単純で、これまで旧型車両6両編成だったのに、新型
車両4両編成になったからである。福岡よりさらに金沢寄りの石動からです
らぎゅうぎゅうで、石動の人もめったに座れない。「あいの風鉄道で座って
いるのは石川県から乗った人だけだ」、とぼやいている。魚津方面から富山
に通勤する人も同じように、ぎゅうぎゅうになったことに苦痛を表明してい
る。城端線も車両が減ったそうである。

 私は、富山地方鉄道が大好きである。有峰に行くとき、がらがらの電車が
走るのを見ると胸が痛む。経営が大丈夫かと。朝、富山駅に降りて職場に向
かうとき、大学前行の路面電車が走り抜けていく。いつも満員である。この
電車を見るたび、「おお、よしよし」と思っていた。富山が誇る、鉄道網の
経営安泰を喜んでいた。

 昨日まで、あいの風鉄道のぎゅうぎゅうを嘆いていた私は、大事なことに
気が付いた。満員の路面電車を見て、経営が安泰と喜んでいたのと同じ感覚
で、あいの風鉄道に乗らない人は見ているに違いないということを。そもそ
も、あいの風鉄道の経営者はぎゅうぎゅうを喜んでいるかも、知れないので
ある。人間とはそういうものだ。

 地球環境を守る上で、鉄道が優れていることはいうまでもない。マイカー
通勤の混雑を解消するために道路建設をしていたらキリがない。しかも、そ
の建設費は巨額で、車両購入費とはケタが違う。家の近くの駅まで車で行き、
駐車場に停めて、電車で勤務先に向かう。このことをパークアンドライドと
いうが、パークアンドライドを推進しなければならない。パークアンドライ
ドを進めないと、通勤先の富山市も困るし、高校生の通学の足も危うくなる。
私たちは、朝、40分に一本しか来ない電車にのっているのである。10分もし
ないうちに電車が来る都会とは違うのである。

 ぎゅうぎゅうは朝だけではない。夜もぎゅうぎゅうである。夜に富山駅で
乗れない人がいるのを私は目撃した。忘年会シーズンはどうなるのであろう
か。オーバードホールで大きなコンサートがあって、終わったあと、あの満
員の電車に乗れと言われたら、感動も飛んでしまうのではないだろうか。新
幹線で来た人が、ぎゅうぎゅう詰めの電車を見たら、県内観光に回るだろう
か。そして、住みたいと思うだろうか。「住みたい富山」を標榜するならば、
座って電車に乗れる田舎に戻してほしい。



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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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                     有峰森林文化村助役(編集長)
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