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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2015年5月1日 第335号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:820人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「山開き歓喜の集い」の参加者を募集中
「春の恵みの集い」の参加者を募集中         有峰森林文化村
◆「平成26年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講~
  射水市 戸破コミュニティーセンター       有峰森林文化村
◆ねじばな便り
 ~有峰の教養主義                     中川 正次
編集局からのお願い                 有峰森林文化村

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「山開き歓喜の集い」の参加者を募集中       有峰森林文化村
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1 目的  有峰村民との交流を深めるとともに、有峰の森の恵みに感謝し、
      かつての有峰びとが森の恵みによる森林文化を築き上げた歴史へ
     の理解を深める。

2 主催  公益社団法人 富山県農林水産公社(富山県の指定管理者)

3 開催日 平成27年6月6日(土)~6月7日(日)
     (※募集期限 平成27年5月20日(水)定員25名(先着順))
<6月6日(土)>
    10時30分 富山駅北口出発(バスに乗車)
    11時10分 立山アルペン村出発(バスに乗車)
    12時00分 有峰ビジターセンター到着
      ~   自由時間(昼食持参)
    13時00分 有峰ビジターセンターに集合
    13時30分 猪根山遊歩道(健脚コース)、東岸線沿線(のんびりコース
         :バスにて移動)
          有峰の森林を散策することにより、かつての有峰びとが
         森の恵みから得ていた生活の知恵など、森林文化を築き上
         げた歴史の探訪を行うとともに、有峰の春を五感で体感で
         きます。
    16時30分 有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
    18時30分 夕食
    20時00分 交流会・音楽会
<6月7日(日)>
     6時00分 もちつき、注連縄づくり
    (指導 もちつき:佐竹猛氏・佐竹あい子氏)
     (指導 注連縄:沢田恵美子氏・木内静子氏・関口マスヱ氏)
     8時00分 朝食(もち)
     9時30分 山開きの安全祈願(慰霊碑等 祝詞:佐竹猛氏)
    11時30分 有峰ビジターセンターに集合(ふりかえり)
    12時00分~ 自由時間
    (昼食は朝のお餅、足りない方は有峰記念館でお願いします。)
    14時30分 有峰ビジターセンター出発(バス乗車)
    15時30分 立山アルペン村出発(バス乗車)
    16時30分 富山駅北口到着

4 参加費   4,900円
        (※“おつり”が発生しないようにお願いします。)

5 交通手段  主催者が準備するバス(無料)に乗車する場合の乗車場所
       は、富山駅北口(10:30)、立山あるぺん村駐車場(11:10)
       のいずれかでご乗車ください。
        マイカーの場合は、有峰ビジターセンターに集合(13:00)

6 申込方法  郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢、電話番号、
       乗車場所(富山駅北口又はあるぺん村、マイカー)が記載され
       たハガキ又はファックス、E-メール(info@arimine.net
       で申込み下さい。
       ※有峰森林文化村新聞の返信メールでの申込は、事務局
       に届かないのでご留意願います。


7 申込み先 〒930-1458富山市有峰 公益社団法人富山県農林水産公社
                      「山開き歓喜の集い」係
           (5/13まで)電 話:076-444-4481(FAX076-444-4482)
           (5/14~)  電 話:076-481-1758(FAX兼用)
           E-メール:info@arimine.net
        公益社団法人富山県農林水産公社 有峰森林文化村
                            担当 村田
※注意! 今年は例年より積雪が多く、除雪後の林道補修等により、有
   峰林道の供用日が例年の6月1日より遅れることも想定されます。
   林道の開通がこの集い以降になることになった場合、行事の中止
   または延期の旨を速やかに申込者へ通知するとともに「ありみネッ
   ト」に公表いたします。


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「春の恵みの集い」の参加者を募集中        有峰森林文化村
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1 目的  新緑の有峰で、緑まぶしい森の中を散策し、山菜採取による植
     物観察などの学習を通じて、かつての有峰びとが森からの恵を得
     て森林文化を築き上げていた歴史などの理解を深める。

2 主催   公益社団法人 富山県農林水産公社(富山県の指定管理者)

3 内容
  (1) 山菜の採取と山菜に関する学習
     講師:塩谷 佳和 氏
  (2) 遊歩道散策
  (3) 餅つき(よもぎ餅)など

4 期日   平成27年6月10日(水)~ 6月11日(木)
      (※募集期限 平成27年5月20日(水)まで)

5 行程
  ○行き 6月10日(水) 富山駅北口(9:00)発 ~ 立山あるぺん村
  (9:45)発~ 有峰ハウス(10:30)着

  ○帰り 6月11日(木) 有峰ハウス(15:00)発 ~ 立山あるぺん村
  (15:45)着~ 富山駅北口(16:30)着

6 宿泊場所  富山市有峰 有峰ハウス(電話076-481-1758)

7 対象者   18歳以上の方(山菜について初心者の方も歓迎します。)

8 定員    25名(応募多数の場合は抽選)

9 参加費   一人6,700円
      (有峰ハウス使用料、食事等にあてます。※初日は昼食持参)

10 交通手段  主催者が準備するバス(無料)に乗車してください。マイ
       カーによる参加はご遠慮願います。バスの乗車場所は、富山
       駅北口(9:00)、立山あるぺん村駐車場(9:45)の
       いずれかでご乗車ください。

11 申込方法  郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢、電話番号、
       乗車場所(富山駅北口又はあるぺん村)が記載されたハガキ又
       はファックス、E-メール(top@arimine.net)で申込み下さ
       い。
    ※有峰森林文化村新聞の返信メールでの申込は、事務局に届か
    ないのでご留意願います。


12 申込み先 〒930-1458富山市有峰 公益社団法人富山県農林水産公社
                      「春の恵みの集い」係
       (5/13まで)電 話:076-444-4481(FAX076-444-4482) 
       (5/14~)  電 話:076-481-1758(FAX兼用)
            E-メール:top@arimine.net
       公益社団法人富山県農林水産公社 有峰森林文化村
                            担当 矢野

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◆「平成26年度の活動をふりかえって」
 ~日帰り語り部講~                    
  (射水市戸破コミュニティーセンター)       有峰森林文化村
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 平成26年度今年度第6回目の日帰り語り部講は9月6日(土)に実施し、本
行事には初参加の団体である射水市戸破コミュニティーセンターより18名の
参加があった。

 当日は天候に恵まれ、最初の有峰湖展望台では碧く美しい湖面を見ること
ができ、その光景が印象に残った方も多かったようである。冷タ谷遊歩道で
は樹木をはじめ、最近目立つようになってきた様々なキノコや珍しいギンリョ
ウソウの姿など有峰らしい自然を楽しんでいただきながらの歩行となった。

 また、薬師岳も上空が晴れていてくっきりと見え、その雄大な姿に参加者
もカメラを向けていた。「あがりこ」の説明ポイントでは、有峰村の住民の
暮らしについてもふれたが、有峰の歴史には関心をもっていただけたようだっ
た。道程も半分を過ぎ、ようやく下りになる頃には皆ほっとした様子。その
後も順調に歩みを進め、全員無事に南口に到着することができた。昼食場所
の冷タ谷キャンプ場に到着すると、ロッジには入らず直に湖に近いベンチの
方へと向かわれた。今回は森林浴を期待して参加された方も多く、有峰の豊
かな自然の中での食事を楽しまれたようだ。

 午後の部ではまず「永遠の木」とその周辺を散策した。ブナの木にクマの
爪跡を見ることができ、また、落果したブナの殻斗や大きな朴葉、青い実の
つき始めたヤマブドウなど、しばし自然観察の時間となった。その後は有峰
の環境や歴史についてさらに知っていただこうと、有峰ハウス、有峰記念館
を順に見学。有峰記念館では、階段での上り下りにもかかわらず、ほとんど
の方が屋上の展望台まで足を運ばれ、薬師岳や有峰湖のある風景とさわやか
な空気を満喫されていた。

 予定よりも早くスケジュールが進んだこともあり、せっかくここまで来た
からと大山歴史民俗資料館の見学も希望された。本行事を通して、参加者の
皆さんには有峰およびその周辺地域の歴史・文化についてたっぷりと学んで
いただけたことと思う。



○ジオラマを囲んで有峰の語り部  有峰ダムの語り部のあと記念撮影

冷タ谷遊歩道の散策        ○ブナとミズナラ(永遠の木)


電源開発の歴史を学ぶ       ○ビジターセンターでのふりかえり


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ねじばな便り
 〜有峰の教養主義〜                       中川 正次
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 題名に飛びついて本を買った。内田樹編の「日本の反知性主義」である。
5年前であろうか、愚かな回答をするタレントの「おバカさん」具合を笑い
にする、島田紳助の番組があった。反知性主義とはそんなことかと思ってい
た。ちがっていた。

 本では、9人が文章を書いており、反知性主義の説明をいろいろ行ってい
る。「実証性や客観性を軽んじ、自分が理解したいように世界を理解する態
度、自分の都合のよい物語の中に閉じこもる(そこで開き直る)姿勢」を
「反知性の態度」という。この説明が、一番わかりやすかった。その説明を
使えば、どうしてあんな戦争をしてしまったのだろうと考えることを、「自
虐史観だ」と切り捨てる人。そんな人たちが、反知性主義者に属することに
なる。

 それぞれの文章は面白い。とりわけ、想田和弘の文章が心に刺さった。彼
は、テレビのドキュメンタリーは、台本至上主義で作られているという。撮
影に入る前に作った台本に合わせた内容になるように撮影し編集し放送して
いるのがほとんどだという。

 背景には、テレビ番組は時間が放送までの時間が切迫しているので、現場
に合わせて台本を書き直していたら放送に穴をあけてしまうこと。「こんな
話にします」とスポンサーや放送局上層部に了解をもらえないとお金のかか
る取材に入れないこと。スポンサーに事前に説明した内容と食い違った番組
を作るプロデューサーがいるとしたら、スポンサーの担当者にとっては会社
の上層部に説明しにくい番組を作ったことになるので、もう二度と仕事の依
頼が来なくなることなどを挙げている。

 この台本至上主義を反知性主義と断じ、テレビ番組だけでなく、世間のあ
らゆる場に蔓延していると、想田は説く。

 さらに、一つの仕事をなすにあたって、既存の台本を否定し、虚心坦懐に
ものごとを見つめていたとしても、その仕事の過程で発見したセオリーが新
たな台本になってしまい、次の機会に虚心坦懐になるのを阻害することへの
警戒を、想田は書く。

 なるほどと思った。テレビ番組は、ヤラセすれすれなのである。街頭イン
タビューというのは、放送局が流したい内容に沿った発言を拾い上げている
のではないかと思われる。新聞の投書欄もそうなのではあるまいか。行政に
都合のよい意見をもっている専門家を集めて有識者会議にし、そこで台本通
りに結論を出してもらって、お墨付きにすることが、世間にあふれている。
これは、台本を書いた人、決断した人の責任をあいまいにする方法でもある。
こういのも反知性主義なのか。なるほど。

 さらに、生命科学者で大阪大学教授の仲野徹の文章に、心ひかれた。かつ
ては、細胞培養の溶液づくりなどの下準備を自ら行い、自分で洗ったガラス
製の試験管を使って実験していた。そこで勘を鍛えていたという。ところが
昨今は、キットを買ってきて使い捨ての試験管を使うようになった。昔は、
大きな魚がいそうな場所に小舟をこぎ出しピンポイントで釣り糸をたらして
アタリを待つ一本釣りのようなものだった。したがって目利きの能力が一番
大切だった。今は、魚群探知機でおおよその見当をつけてから、大きな漁船
で底引き網を使って根こそぎ獲ってしまうトロール漁業のようになってしまっ
たという。国立大学の運営がより競争的になり、世界ランキング、研究費獲
得、論文数、外国留学生・教員比率という数値化できるものにばかり重きが
置かれるようになってきているそうである。

 この文章を読みながら、「ありみね高校生学びの森」のことを思い出して
いた。県内の生物好きな高校生が、生物の先生の指導を受けて、5日間、有
峰で動植物の野外研究をする活動である。植物班が、山で木の太さや高さを
測定してきて、有峰ハウス別館で数値をパソコンに入力して、グラフ化して
森の機能を学ぶという研究をしていたとき、パソコンよりも、グラフ用紙に
鉛筆で描いたほうがいいのではないかと先生方に、お話したことがある。

 初夏と秋に1日ずつ、夏に2泊3日の「ありみね高校生学びの森」の中で最
大の教育効果を出そうと先生方は知恵を絞っておられる。難しい判断を先生
方はしておられることは間違えない。世間が反知性主義に流れる中にあって、
せめて、有峰において、知性主義の理想を今年も高く掲げてほしい。そのこ
とが、科学研究の分野のみならず、社会のあらゆる分野で、虚心坦懐に観察
し、台本あわせではない創造をする人を増やすことにつながると信じている。


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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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◇ホームページありみネット 
    http://www.arimine.net/mysite2/index.html へのリンク

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 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。

◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
◇あて先   E-メール:info@arimine.net

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 有峰森林文化村新聞のお問い合せなどの返信メールは、受付が出来ない
 システムになっていますので、ご留意をお願いします。
 (一斉配信のため)
                     有峰森林文化村助役(編集長)
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