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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2014年8月22日 第317号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:810人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「愛着の森調査編〜木を測り続けて森を知る〜」の参加者募集を締め切り
 ます。  募集の締め切り日は、9月1日(月)です。
 (テーマ:「ヤマハンノキ林」の機能と現状を知る)   有峰森林文化村
◆7月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
◆ねじばな便り
 〜こんなことがしたくて、生きてきた           中川 正次
◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◆「愛着の森調査編〜木を測り続けて森を知る〜」の参加者募集を締め切り
 ます。  募集の締め切り日は、9月1日(月)です。
 (テーマ:「ヤマハンノキ林」の機能と現状を知る)   有峰森林文化村
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「愛着の森調査県編〜木を測り続けて森を知る〜」では、平成16年から有峰
の森の木を測り続けています。ヤマハンノキ林、トチノキ林、カラマツ林の
3箇所に調査区を作って、1年に1箇所づつ樹木調査をしています。

 今年度は猪根谷にあるヤマハンノキ林を調査します。
 
 この場所は、有峰ダムの建設に際して、資材置き場のために、渓流を埋め
てできあがった平地ではないかと想像しています。あるいは、昭和44年の大
水害のときに形成されたのかも知れません。

 ヤマハンノキは、荒れた河原にいち早く侵入します。大豆などのように根
粒菌と共生しており、菌に窒素固定をしてもらい、土壌を豊かにします。つ
まり河原が森に変化していく先駆けを担う大切な木なのです。

 ヤマハンノキの下には、「おい、ヤマハンノキ。そろそろ、お膳立てがで
きた頃だと思うが、どうだい」と言わんがばかりに、最終的な森を形成する
木の若木が育っています。

 律儀なヤマハンノキは、「へい、若旦那、準備ができました。あっしはこ
れで」と朽ちて行きます。

 今、猪根谷は、若旦那とヤマハンノキの交代期に入りつつあります。

 それを、4年前の数字と比較することで観察しましょう。はてさて、その
若旦那の名前は?

◎日  程
1 開催日  平成26年9月7日(日)
       募集の締め切り日は、9月1日(月)です。

2 講  師  長谷川幹夫さん
        (富山県農林水産総合技術センター 森林研究所長)

3 詳細日程
       9:30   有峰ビジターセンターに集合
            オリエンテーション
           ・「有峰の森林」について
           ・「ヤマハンノキ林」について
           ・昨年までの調査報告
      10:30  「ヤマハンノキ林」へ出発
       11:00  「ヤマハンノキ林」の調査
           ・調査方法の説明
           ・幹径測定
           ・ナンバーテープ付け
      12:00  昼食
      13:00  森を歩きながら木についてのレクチャー
          (長谷川幹夫さん)
      15:00ごろ  ふりかえり、解散

4 定  員 20名程度

5 参加費  無料。現地で、領収済み林道通行券と引き換えに、次回使え
      る林道通行券を1枚お渡しします。

6 申込方法 郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢、電話番号
       を記載のうえ、ハガキ又はE-メールで、申し込み下さい。

 (申込み先)〒930−1458 富山市有峰26−15
       公益社団法人富山県農林水産公社 有峰ビジターセンター
       TEL/FAX  076-481-1758
       E-メール:info@arimine.net
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◆7月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
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 有峰村民などの方々から俳句ポストに寄せられました7月のよい句を富山
県俳句連盟会長 中坪 達哉 氏に選んでいただきました。
 これからも優秀な作品を毎月掲載しますので、有峰へお越しの際はビジタ
ーセンターへお立ち寄りいただき、俳句ポストに投稿してください。

○俳句ポスト 7月号入選句  中坪 達哉 選

 ・薬師岳垣間見えたる夏の森        田口紀代子

 ・有峰のみどり濃し熊らしき影       竹嶋 正春

 ・薬師岳入道雲を押し上げて        河原 芳博



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◆ねじばな便り
 〜こんなことがしたくて、生きてきた〜          中川 正次
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 私は、高岡高校の卒業生。高岡高校では、当番の学年が、全学年を集めて
の同窓会総会を世話することになっている。還暦前の学年が当番になる。そ
れで、今年は私の学年が当番で、準備をした。開催日は、8月16日。ずばり、
成功した。翌日17日は、吐くことこそなかったが、2時ごろまでだるかっ
た。計画通り、18日に、同窓生有峰案内を実施した。翌日ならいざ知らず、
二日後なので、当初から、2人ぐらい申し込みがあれば上等と思っていた。
幸い、私を含めて6人の参加だった。

 2週間前の経験から、真川に行こうと思っていた。半ズボン、濡れてもい
い靴を持ってきてねとチラシに書いておいた。

 17日は、ほぼ終日雨が降っており、川に入っても大丈夫かな、うーむ。
「中高年、濁流に飲まれ一人不明」なんていう新聞記事を出すわけにはい
かないのである。真川がだめなら、西谷に行くつもり。

 高岡駅瑞龍寺口に、男性2人、女性2人が集合した。男性は私と神奈川県
の医者。女性は上越市と東京にそれぞれお住まいである。私の3年間のどこ
かの学年で、同じクラスになったことがある。医者の車で、有峰に向かっ
た。有峰林道の入口で、会社員の一台が合流。彼とは、同窓会の世話を通
じて知り合った。高校時代は面識なし。同乗の奥さんは、我々の1学年下。
別の高校。

 有峰湖展望台で、有峰ダムの素晴らしさ、有峰を北陸電力と富山県で管
理し、林道使用料を取って森を守っていることの先見性を力説。

 ビジターセンターで、空を見、これなら、新聞記事になることもあるま
いと、真川行きを決断。半ズボンに着替え、全員、医者の運転するトヨタ
ハイエースに乗って、折立に向かう。車を降りて、歩くこと10分。目的の
真川の河原についた。喜んでもらった。予想通り、ひざの下まで水が来る。
下手をすると流される。それが気持ちがよい。表現は稚拙だが、上高地み
たいである。オカリナで、少年時代、野に咲く花のように、遠くへ行きた
い、浜辺の歌を鳴らす。医者が、尺八を鳴らす。曲名不明。遠くへ行きた
いも鳴らす。医者は、高校時代、国泰寺の虚無僧に興味をもって、大学で
尺八を始めたとのこと。入道雲。純白。

 ビジターセンターに戻り、着替えて、医者号・会社員号でキャンプ場へ。
湖に水は一杯。岸に立つと、薬師がどんぴしゃ。

 ベンチに戻り、弁当を広げる。ギターで、花嫁、悲しくててやりきれな
い、遠い世界に、戦争を知らない子供たちを弾き語り。悲しくててやりき
れない以降は、譜面を見ながらギターする私の横に、医者が立ち、一緒に
歌う。他の人も歌う。医者も会社員も実にいい声で歌う。気持ちがたかぶっ
て、コードをしばしば間違う。それもよし。

 キャンプ場を出発し、桐山に向かう。これまた、表現の下手さに恥ずか
しい限りであるが、軽井沢みたいなところである。林道に車をとめ、森に
入る。ギターで、今日の日はさようなら。3拍子の曲なのに、ときおり指使
いが4拍子になる失敗を犯すが、しかたない。日が雲から出たり引っ込んだ
りするたびに、木漏れ日が変化。幸せ。

 神奈川に帰る医者とはここでお別れ。会社員号は17時30分ごろ、高岡駅
到着。

 こんなことがしたくて、生きてきた。

 失敗、湖越しに薬師岳の前に立ったとき、なぜ、「青空めざすあこがれ
に、高き立山あめそそり」という校歌を歌わなかったのか。痛恨。高岡から
の電車の中で気がつく。


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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿ください。)
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 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
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◇お願い 
 有峰森林文化村新聞のお問い合せなどの返信メールは、受付が出来な
いシステムになっていますので、ご留意をお願いします。
 (一斉配信のため)
           有峰森林文化村助役(編集長)
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