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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2014年5月30日 第311号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/村田和彦
(発行日現在の有峰村民人口:803人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「春の息吹があふれる新緑の有峰」   石井隆一
               (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
◆「平成25年度の活動をふりかえって」
 ~愛着の森 ~木を測り続けて森を知る~      有峰森林文化村
              
◆【投稿】ねじばな便り
     ~われわれは何処へ行こうとしているのか    中川 正次

編集局からのお願い                 有峰森林文化村

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「春の息吹があふれる新緑の有峰」   石井隆一
               (有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
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 有峰に春の息吹が感じられる新緑の季節がやってきました。今年も除雪や
道路整備が順調に進み、6月1日から有峰林道の通行を再開することになり
ました。
 また、有峰林道の通行再開にあわせ、有峰ハウスなどの有峰森林文化村の
施設も6月1日から営業を開始しますので、多くの皆様のお越しを心からお
待ちしています。
 有峰湖周辺の一帯は、森林美に包まれ、命の息吹、共生と循環、自然への
畏敬の念を感じ取ることができる癒しの空間として、多くの皆さんに親しま
れています。
 こうした美しい森林を保全し、後世に伝えるため、有峰森林文化村では、
平成14年7月の開村以来、有峰を愛する人々が村民となって、「水と緑とい
のちの森を永遠に」を基本理念に、様々な活動を展開してきました。
 特に、豊かな自然のなかで憩い、楽しみながら自然を学び、みんなが力を
合わせて森林を守っていくため、「憩う」観点から、森林浴などを楽しむ
「日帰り語り部講」、「学ぶ」観点から、有峰の自然について生物講師のも
とで研究に取り組む「ありみね高校生学びの森」、そして、「守る」観点か
ら、先人が築いた森林文化を伝える「語り部」や、ボランティアによるパト
ロールなどを行う「有峰森林レンジャー」活動などを行っています。
 こうした活動により、有峰村民は毎年増加を続け、本年3月末には802人
となったところであり、大変嬉しく思っています。
 県では「富山県森づくり条例」に基づき、県民参加の森づくりを進めてい
ますが、県立自然公園にある有峰の森は、富山県の森のお手本であり、有峰
の森に寄せられる期待は大変大きなものがあります。
 今後とも、皆さんから貴重なご意見やご提言などをいただきながら、有峰
の森を守り、育て、しっかりと後世に引き継いでいきたいと考えていますの
で、有峰村民をはじめ県民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
有峰の森は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と様々な顔を見せ、私たちの心
を癒してくれます。また、ブナやミズナラの明るい林の中を歩けば、元気が
湧き出してきます。皆さんと有峰でお会いできることを心から楽しみにして
います。


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◆「平成25年度の活動をふりかえって」
 愛着の森 ~木を測り続けて森を知る~       有峰森林文化村
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有峰では毎年、愛着の森において、「木を測り続けて森を知る」という活
動をしています。フィールドとして、ヤマハンノキ林、トチノキ林、カラマ
ツ林の3つの森林を1年に1箇所ずつ樹木調査を行っています。
 一昨年は、特別企画として「あがりこ」の森の調査をしました。この森か
らは、昔住んでいた有峰びとが森から得ていた森のめぐみによる営みの証で
あることの理解を深めました。
 昨年は、10年目を迎え、平成25年9月1日(日)愛着の森において、
「木を測り続けて森を知る」という活動についてのテーマを ~カラマツ林
(人工林)」の機能と現状を知る~ という活動を実施しました。 
 本年は、愛着の森(ヤマハンノキ林)において、ヤマハンノキ林の機能と
現状を知るという活動を9月7日(日)に実施する予定です。


     ○愛着の森の概要説明およびオリエンテーション
    
測定調査の結果            ○調査のとりまとめ

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【投稿】ねじばな便り
     〜われわれは何処へ行こうとしているのか〜     中川 正次
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 「今日でお別れ」、「時には娼婦のように」などを作詞した、なかにし礼
さんのことを調べたくて、インターネットで調べた。ホームページを開くと、

われわれは何処から来たのか
われわれは何ものか
われわれは何処へ行くのか

と言う言葉が飛び込んでくる。仏教の言葉かと思った。違った。ゴーギャン
がタヒチで描いた絵の題名なのである。もともとは、フランス語である。英
語では、
Where Do We Come From?
What Are We?
Where Are We Going?

 驚いた。日本語から想像して、過去形・現在形・未来形と並んでいるもの
と考えていたのだ。Where Do We Come From? はどう見ても現在形であり、
Where Are We Goingは現在進行形ではないか。最後のは、「われわれは何処
に行くところなのか」、あるいは「われわれは何処に行こうとしているのか」
ぐらいの意味なのだろう。

 仏教もそう、生物学もそう、歴史を調べるのも、この3つの問いなのだ。
これらを横に置いてものを考えることから、たくさんの過ちが起こっている
のではないだろうか。

 大飯原発再稼働について、福井裁判所(樋口英明裁判長)が運転差し止め
を命ずる判決を行った。判決文の結論の前に、「9 被告のその余の主張につ
いて」の項があり、以下のようにある。

 他方、被告は本件原発の稼動が電力供給の安定性、コストの低減につなが
ると主張するが、当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利
と電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、そ
の議論の当否を判断すること自体、法的には許されないことであると考えて
いる。このコストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たと
え本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富
の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして
生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが
国富の喪失であると当裁判所は考えている。

 ゴーギャンの3つの問いに照らして考えてみたい。

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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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◇「春の恵みの集い」6月11日(水)~12日(木)の参加追加募集!
 例年希望が多く抽選を行っていますが、今年はまだ若干枠がありますので、
 定員になるまで追加募集いたします。(先着順です。)
  申込み方法は、ありみネットのお知らせまたは文化村新聞第309号をごら
 んください。
◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしています。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿してください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。

◇ホームページありみネット 
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◇あて先   E-メール:info@arimine.net
◇お願い 
 有峰森林文化村新聞のお問い合せなどの返信メールは、受付が出来ない
 システムになっていますので、ご留意をお願いします。
 (一斉配信のため)
                     有峰森林文化村助役(編集長)
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