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有峰森林文化村新聞 2013年8月23日 第291号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/田上十志郎
(発行日現在の有峰村民人口:795人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「愛着の森〜木を測り続けて森を知る編〜」の参加者募集を締め切ります
  募集の締め切り日は、8月26日(月)です。
 (テーマ:「カラマツ林(人工林)」の機能と現状を知る) 有峰森林文化村
◆7月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
◆ねじばな便り
 〜「木を植えた男」を有峰で読む〜             中川 正次
◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◆「愛着の森〜木を測り続けて森を知る編〜」の参加者募集を締め切ります
   "募集の締め切り日は、8月26日(月)です"
 (テーマ:「カラマツ林(人工林)」の機能と現状を知る) 有峰森林文化村
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 有峰では毎年、愛着の森において、「木を測り続けて森を知る」という活
動をしています。
 フィールドとして、ヤマハンノキ林、トチノキ林、カラマツ林の3つの森
林を1年に1箇所ずつ樹木調査を行っています。
 昨年は、9年目を迎え、特別企画として「あがりこ」の森の調査をしまし
た。
 この森からは、昔住んでいた有峰びとが森から得ていた森のめぐみによる
営みの証であることの理解を深めました。

 さて、今年は、愛着の森において、「木を測り続けて森を知る」という活
動についてのテーマを 〜カラマツ林(人工林)」の機能と現状を知る〜 と
いう活動を実施します。
 次の日程により実施しますので、参加していただける方を募集します。

◎日  程
1 開催日  平成25年9月1日(日)
       募集の締め切り日は、8月26日(月)です。

2 講  師  長谷川幹夫さん
        (富山県農林水産総合技術センター 森林研究所)

3 詳細日程
       9:00   有峰ビジターセンターに集合

       9:10   オリエンテーション
           「カラマツ林(人工林)」の機能と現状を知るの解説

      10:00  「カラマツ林(人工林)」の森へ出発

       11:00  「カラマツ林(人工林)」の森(冷タ谷遊歩道沿い)調査

      12:00  昼食(現地)

      14:30  活動終了
           (早く終わったら、「あがりこ」の森の広がり検分」

      15:00ごろ 有峰ビジターセンターで「ふりかえり」後解散

4 定  員 20名程度(上限50名)

5 参加費  無料。なお、有峰まで、自家用車でお越しいただく運転手の
      方には、林道通行券をお渡しします。(同乗者を除く。)

6 申込方法  郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢、電話番
       号が記載されたハガキ又はファックス、E-メールで、申し込
       み下さい。

 (申込み先)〒930−1458 富山市有峰26−15
       公益社団法人富山県農林水産公社 有峰ビジターセンター
       「愛着の森〜木を測り続けて森を知る編〜」の参加募集係
       TEL/FAX  076-481-1758
       E-メール:info@arimine.net
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◆7月に寄せられた俳句                 有峰森林文化村
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 有峰村民などの方々から俳句ポストに寄せられました7月のよい句を富山
県俳句連盟会長 中坪 達哉 氏に選んでいただきました。
 これからも優秀な作品を毎月掲載しますので、有峰へお越しの際はビジタ
ーセンターへお立ち寄りいただき、俳句ポストに投稿してください。

○俳句ポスト 7月号入選句  中坪 達哉 選

 ・空気吸って有峰を去る夏の午後      尾近美栄子

 ・オカリナに木々も癒され森の夏      河原 芳博

 ・有峰や出迎えくれし岩つばめ       河原 芳博

 ・新緑にオカリナひびく森の声       岩崎千鶴子

 ・さわやかな有峰に来て汗忘れ       麻生外茂子

 ・ほととぎす負けじとばかり春蝉鳴く    小井 孝子

 ・ぬかるめば被さる枝葉百千鳥       中坪 達哉

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◆ねじばな便り
 〜「木を植えた男」を有峰で読む〜            中川 正次
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 私には、めげそうになったときに読む本がある。それは、「木を植えた男」
(ジャン・ジオノ原作、フレデリック・バック絵、寺岡襄訳、あすなろ書房)
である。

 この本は、第一次世界大戦から第二次世界大戦のころ、フランスの荒廃し
た山に、一人で木を植え続け森を作っていった男の話である。

 彼は、最初、どんぐりの実を選び、鉄棒で土に穴を開け植えていく方法を
とっていた。その後、苗を育てて、その苗を植えるようになった。羊を飼っ
ていたが、苗を食べるので牝羊4頭に減らし、食べないように格子の柵で囲
った。代わりにミツバチを飼った。木を植えた男は、育てた若木が全部枯れ
てしまうといった、何度も絶望の縁を歩いた。それでも森を作るという信念
を貫いたのである。

 魂の偉大さのかげにひそむ、不屈の精神。心の寛大さのかげにひそむ、た
ゆまない熱情。それらがあって、はじめて、すばらしい結果がもたらされる。
 この神の行いにもひとしい創造をなしとげた名もない老いた農夫に、わた
しは、かぎりない敬意を抱かずにはいられない。(46ページ)

kindred spirits(心の同類)という言葉がある。一方、私が大好きな「赤毛
のアン」というモンゴメリの小説におけるキーワードである。この人とウマ
が合うなあと感じる人に、「木を植えた男」を読んだことがありますかと尋
ねると、「子供に買って与えて、いっしょに読みました」とか、「子供が読
書感想文で賞をいただいた忘れられない本です」ということが、なぜか、し
ばしば起こる。つまり、その人が私にとってのkindred spiritsかどうかは、
「木を植えた男」の話を知っているかどうかとほぼ一致しているのである。

 この本を声に出して読めば45分かかる。決して短い時間ではない。有峰で
の活動としても、ちょっと長い気もする。しかし、それでも、この本を森の
中でしみじみ読むことは素晴らしいことだと思う。冷暖房が効き蛍光灯のと
もる部屋で読むよりも、木漏れ日と鳥のさえずりの森の中で読むほうが、が
んばろうという気を奮い立たせるのではないかと思う。

 われわれは、えてして、工業生産や農業生産の考え方で、こうすればこう
なるはず、こうなればああなるはずと、調子のいいことを考える。歩留まり
が悪くて当たり前であることを忘れてしまう。保護の手を貸してやらないと
うまくいかないことも多い。理想は、そんな簡単に来るものではない。そん
なことを心に強く思うためにも、有峰の森の中で、「木を植えた男」を声に
出して読むことは有意義だと思う。そして、昨今は、防虫ネットという便利
なものがあるので、ぶよが気にならないのである。
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◆編集局からのお願い                  有峰森林文化村
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 ますので、どしどし投稿をお待ちしております。
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◇お願い 
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いシステムになっていますので、ご留意をお願いします。
 (一斉配信のため)
           有峰森林文化村助役(編集長)
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