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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン

有峰森林文化村新聞 2013年5月17日 第284号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/田上十志郎
(発行日現在の有峰村民人口:795人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「有峰俳句の会」の参加者募集中!!          有峰森林文化村
◆「平成24年度行事をふりかえって」
 〜日帰り語り部講(富山市浜黒崎公民館編)〜       有峰森林文化村
◆ねじばな便り
 〜梅原村長の人類哲学序説を読む〜             中川 正次
◆有峰森林文化村のスタッフ紹介            有峰森林文化村
◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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「有峰俳句の会」の参加者募集中!!         有峰森林文化村
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        「第11回有峰俳句の会」参加者募集
     〜みどり豊かな有峰の森の中で俳句を詠みませんか〜

1 主  催 公益社団法人 富山県農林水産公社(県の指定管理者)

2 目  的 みどり豊かな有峰の森の中を散策し、自然を見つめ五感を通じ
      て体感したことを俳句に詠み、有峰の自然環境の理解を深める。

3 活動内容 @ 遊歩道の散策
        深緑の森を散策し、自然を見つめる。

       A 俳句(吟行会)を詠む。

4 講   師  中坪 達哉氏(富山県俳句連盟会長)
 
   (初心者の方から上級者の方まで幅広く俳句の指導が受けられる。)

5 開 催 日 平成25年6月29日(土) 〜6月30日 (日)
       (※募集期限 平成25年6月21日(金)まで)

(スケジュール 予定)
○6月29日(土)(東谷墨谷上流・冷タ谷へ) 
       8:30 富山駅北口出発         
       9:10 立山あるぺん村出発       
       9:50 有峰ハウス到着      
       11:00 東谷へ出発・昼食(昼食持参)  
      16:00 有峰ハウス(宿泊先)     
      18:00 夕食・句会          

○6月30日(日)(猪の根・砥谷半島へ)
       8:30 猪の根へ出発
      11:30 昼食(有峰ハウス)
      13:00 句会・自由散策
      15:00 有峰出発
      15:40 立山あるぺん村
      16:30 富山駅北口解散

6 宿泊場所  富山市有峰 有峰ハウス(076−481−1758)

7 対 象 者  18歳以上の方で初心者大歓迎

8 募集定員  25名(応募多数の場合は抽選)

9 参 加 費  一人7,400円(有峰ハウスの使用料、食事等にあてます。)
        ※1 初日は昼食持参
        ※2”おつり”が発生しないようにお願いします。

10 交通手段  主催者が準備するバス(無料)に乗車して下さい。マイカー
       による参加はご遠慮願います。富山駅北口又は立山あるぺん
       村のいずれかでご乗車して下さい。

11 申込方法   住所、氏名(ふりがな記入)、性別、年齢、電話番号、乗
       車場所(富山駅北口又は立山あるぺん村駐車場)ハガキ、フ
       ァックス、E-メールinfo@arimine.netで申込を受け付けて
       います。
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◆「平成24年度行事をふりかえって」
 〜日帰り語り部講(富山市浜黒崎公民館編)〜      有峰森林文化村
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  有峰では毎年(年9回程度)、日帰り語り部講を開催し、冷タ谷遊歩道な
どの森を歩き、有峰ダムに注ぎ込む清流に触れ、木々に触れ、命の森と生き
た、かつての森の民(「あがりこ」という奇妙な木の群生地が広がり、有峰
びとが住んでいた証の森も見学できます。)に思いを馳せてみるなど、豊か
な自然を五感で体感していただき、元気回復の源として感じていただいてい
ます。
 今回は、平成24年9月15日に開催しました、富山市浜黒崎公民館の皆
さん(参加者29名)の様子や有峰の自然についての感想などをご紹介します。
・自然の美しさ、心に身にしみるよう。
・心が洗われる思いがしました。
・「あがりこ」の沢山見れる場所に案内してもらい良かった。
・自然の雄大さを満喫しました。
・高地のダムの広いのに驚いた。素晴らしいと思った。癒されました。
・身近なところで雄大な自然に触れることができて最高でした。
・富山にも他県に勝る自然が有り自慢できると思いました。
などでした。                      スタッフより


   
  有峰森林の歴史などの語り部         有峰ダム湖展望台からのダム湖を望む
   (有峰ビジターセンター)            
    
   
    冷タ谷遊歩道を散策              冷タ谷遊歩道の「あがりこ」群生地      

   
     「永遠の木」に見入る            有峰ハウスで木の香りを嗅ぐ

 
    ビジターセンターにて「ふりかえり」
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◆ねじばな便り
 〜梅原村長の人類哲学序説を読む〜             中川 正次
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有峰森林文化村村長 梅原猛さま

 4月に出版された、人類哲学序説(岩波新書)を、興味深く読みました。先
生は、「日本には、草木国土悉皆成仏という偉大な思想がある。これを人類哲
学としなければならない」と、改めて言っておられるわけで、3.11を経て、そ
の使命感をより強められたことがよくわかりました。

 草木国土悉皆成仏とは、全ての人間、動物、植物はいうまでもなく国土まで
もが、生きており成仏できるという平安時代末期に完成した考え方とのことで
す。私は、先生の著書「森の思想が人類を救う」を基本として有峰森林文化村
を構想したのですが、その「森の思想が人類を救う」の中では、「山川草木」
悉皆成仏と書いてありました。それが、「草木国土」悉皆成仏に表現が変わっ
たのは、地震を意識されたからですね。

 40歳のころ、師事されていた野田又夫先生に、「梅原くん、君はなかなかよ
く勉強しているけれど“自分の哲学”なんていうことはやめなさい。そんなも
の100年早いよ。まだあと100年くらいは、もっぱら西洋の哲学を研究するんだ」
と言われて、京都大学にいられなくなったという話(60ページ)を読んで、そ
んなことがあったのかと思いました。この反骨なかりせば、梅原哲学もなかっ
たわけですね。

 「日本には、草本国土悉皆成仏という偉大な思想がある。これを人類哲学と
しなければならない」という話ですが、残念ながら、日本人の中では、自然を
征服すべきものと思っている人がとても多いと思います。そうでなければ、ミ
ネラルウォーターを輸入したり、東南アジアのマングローブ林を切り開いて養
殖されたエビを食べることや、外国の美しい山々を切り開いて作られた道を疾
走する車のコマーシャルに鈍感なことなど、ありえないと思うからです。

 西洋文明の源に、ヘレニズム(ギリシャ文明)とヘブラニズム(ユダヤ文明)
があり、自然は征服すべきものという見方が西洋の主流だとしても、反する考
え方をもった西洋人もいるだろうと、私は、思います。よって、その人たちと
手をとりあう必要があると思います。また、インドやアフリカなどのことも気
になってきました。国土の3分の2が森林に覆われつつも、日本の国産材利用が
少なく、森林が荒れ、しかも、世界最大の木材輸入国というのでは、世界に向
かって、「日本の森の思想は、人類哲学だ」と言っても、信用されないのでは
ないでしょうか。日本自らが変わっていかないとと思います。そこまで踏み込
んだ、序説だと読みました。

 197ページに紹介された能登の真脇遺跡に、知り合い2人とこの2月に行って
きました。縄文時代に、入り江に紛れ込んできたイルカを捕まえて4000年も永
続していたところです。案内してもらって、10本の柱で囲まれた直径7.4メー
トルのウッドサークルの中で仰向けに3人で寝そべりました。自分が、てんと
う虫になって、万華鏡の中に入ったような気がしました。草木国土悉皆成仏の
気分。どんなプラネタリウムよりも宇宙を感じると言ってもいいと思います。
 笛や太鼓の音楽(神楽!)を聞けばさらに効果があると思います。オカリナ
を吹いてみたくなりました。真脇のウッドサークルで仰向けになれるというだ
けで、能登に行く価値はあります。

 有峰冷タ谷キャンプ場には、キャンプファイアサークルが二つあります。あ
そこで、ゴザを敷いて仰向けに寝たら、真脇の万華鏡の気分が味わえるかもし
れません。今年の村仕事の集い(7月27日、28日)で試してみたいと思います。

 そんなことまで考えてしまう、人類哲学序説でした。反骨とユーモアにあふ
れる先生の哲学を、有峰森林文化村で学び実践したいと思います。そして能登
に負けないように。

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◆有峰森林文化村のスタッフ紹介             有峰森林文化村
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 有峰森林文化村スタッフは、5月15日から有峰森林文化公園の開園準備のた
め、有峰に上山しました。

 有峰ビジターセンター等で皆さまをご案内いたしますスタッフを紹介します。
 有峰に来村される方々に有峰の自然・歴史などをお伝えし、有峰の魅力を体
感していただくなどの再発見のお手伝いをさせて頂きたいと思っています。
 
 有峰森林文化村 助役     田上 十志郎
         主任指導員  矢野 昌子
         指導員    羽柴 崇
         指導員    前田 一男
         指導員    渡辺 光一郎
         指導員    森永 健一
 どうぞよろしくお願いします。
 今年も、多くの方々のお越しをスタッフ一同がお待ちしています。
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◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◇ホームページありみネット http://www.arimine.net/
◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし投稿お待ちしております。
 (デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿ください。)
  有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたしま
 すので、どしどし投稿をお待ちしております。
◇あて先   E-メール:info@arimine.net
◇お願い 
 有峰森林文化村新聞のお問い合せなどの返信メールは、受付が出来ない
システムになっていますので、ご留意をお願いします。(一斉配信のため)

                    有峰森林文化村助役(編集長)
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