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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2012年10月5日 第268号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/田上十志郎
(発行日現在の有峰村民人口:755人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「山じまい感謝の集い」in”有峰”の参加者を募集しています。
  〜有峰の森は紅葉が真っ盛り〜                 有峰森林文化村
◆ねじばな便り
  〜高志の国文学館〜                           中川 正次
◆編集局からのお願い                         有峰森林文化村
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◆「山じまい感謝の集い」in”有峰”の参加者を募集しています。
  〜有峰の森は紅葉が真っ盛り〜           有峰森林文化村
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○有峰の森を知り、有峰の森の恵に感謝するとともに、かつての有峰びとが
森からの恵を得て森林文化を築き上げていた森林文化の歴史に思いを馳せて
見ませんか。

1  主 催  公益社団法人 富山県農林水産公社(富山県の指定管理者)

2  開催日  平成24年10月27日(土)〜28日(日)
        (募集の締切 平成24年10月20日(土))

3  対象者  有峰村民(定員25名)
        (有峰村民の登録はいつでもお受けしています)

4  参加費  4,800円

5  宿泊場所  富山市有峰  有峰ハウス (076−481−1758)

6  申し込み
       住所・氏名(フリガナ記載)・性別・年齢・電話番号を
        記載して平成24年10月20日(土)まで(必着)に、
        ハガキ又はメールで申し込んでください。

7  持参するもの
        水筒、保険証のコピー、カッパ、長靴、長袖・長ズボン・
       帽子(色は、黒いもの不可:ハチの被害を避けるため)、軍手、
       雪模様のときはスノータイヤ

8  問い合わせ
  電話  076−481-1758(9/25〜10/13の間は、携帯に連絡下さい。)
   FAX  076−481-1758(9/25〜10/13の間は、FAXが不通)
   携帯  080−2957−1234(有峰ビジターセンターへの直通電話)
   電子メールinfo@arimine.net

9  日程

<10月27日(土)>
13:00   有峰ビジターセンター集合
      自家用車でお越しの方は、事前に林道通行引換券をお渡し
      します。また、自家用車でお越しできない方は、ご連絡くだ
      さい。”
      
13:15   有峰湖展望台からの紅葉を満喫する

13:45 冷タ谷遊歩道トレッキング(ゆっくりと)
      〜有峰の森を知る〜
      ○トトロやもののけ姫が住んでいそうな「あがりこの森(か
       つての有峰びとが森からの恵を得ていた証)」で神秘的か
       つ幻想的な雰囲気に包まれてみませんか!
       
       ※遊歩道の散策中にドングリ拾いなどをして見ませんか! 
       ・有峰でドングリを植え育てるための、ドングリ拾いをして
       見ませんか!
       (翌日、ビジターセンターの横でドングリ植えを行います。)
       ・また、ドングリや枝を拾ってクラフトづくりに挑戦して見
       ませんか!
       (翌日、有峰ハウス別館前で、クラフトづくりを行います。)

15:00   有峰ハウスへ向かう

15:20   有峰ハウスチェックイン

15:30   〜有峰の森を知る〜 語り部講
      有峰の自然豊かな森林及び有峰のダムと人々のつながり

16:30  自由時間、入浴

18:00   夕食

19:30   〜有峰森林文化村の10年のあゆみ〜 

<10月28日(日)>
6:00    ○もちつき準備
       (場所:有峰ハウス別館前)

6:30    ○クラフトづくり(有峰ハウス別館前)や朝の散策(自由
       参加:自然探検歩道:猪根谷沿い 1時間コース))

7:30    ○もちつき、お供え(有峰大助)、朝食(昼食分も用意します)
       (有峰ハウス別館前)

9:00    ○クラフトづくり(有峰ハウス別館前)

10:00   ○ドングリ植(ビジターセンタ−横)

11:00   一年の振り返り(有峰ビジターセンター)

11:30時  解散
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◆ねじばな便り
 〜高志の国文学館〜                   中川 正次
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 7月に開館した「高志の国文学館」に3度行ってきた。これは、富山県の施
設で、県ゆかりの作家や作品の魅力を発信する施設である。富山市の北日本
新聞社のビルの100メートルぐらい南西にある。

 感想の第一は、行ってみると広いということである。外から見たらそんな
に大きな施設ではない。
 しかし、中に入って1時間ぐらい見て回るのに、ちょうどである。上野や
奈良にある美術館とか博物館は、たいてい大きな施設である。ああいうのが
基本であって、小さいのは美術館・博物館の末席を汚すものであるとなんと
なく思っていた。
 しかし、実際に見学に回ると、1時間もするとくたびれるので、小さくて
いいのだと、考えを直しているところである。イタイイタイ病資料館もそう
だけれど、見学すると奥が深い。ちょうどいい大きさだと思う。

 庭に面して、ゆっくりした椅子が並べられており、そこで本を読んでいい
ことになっている。図書館の閲覧室の椅子に座って読むのとは別の、読書感
覚を味わうことができる。

 感想の第二は、生の原稿を見てのびっくりである。著者が、原稿を編集者
に渡し、編集者が工場に原稿を渡して本にする。これは、昔も今も変わらな
い。
 しかし、昔は、必ずしも読みやすいとは言えない(字が汚い、修正がいっ
ぱいある)原稿から、活字を拾っていたのであるから、本にするのはたいへ
んなことだったろうと思う。

 さらに、仮に、ある雑誌に載った小説が芥川賞をとったとする。その小説
を改めて単行本にするとなると、改めて活字を拾ったのではないか。会社が
ちがうこともあるだろうし、雑誌の活字の大きさと本の活字は違うだろう。
 さらに、ゲラ刷りが完成すると著者が校正したのだろうと思うけど、そこ
で修正が入るとこれまた、大変な作業だったのではないか。

 司馬遼太郎が、いくつもの色の色鉛筆で修正を入れているのを雑誌で見た。
 活字を拾う人は、忍耐力が要求される。今では、コンピュータでやるわけ
だから手間は随分と楽になったけれども、昔の人が本を出すことにかけた忍
耐力にはびっくりである。
 「高志の国文学館」に置いてある原稿は、読みにくい字が並んでいるもの
がほとんどだった(例外は、ラフカディオ・ハーンの原稿。万年筆で書かれ
たきれいなアルファベットが並んでいる)。

 生の原稿を読んだときの感じと、印刷になったときの感じは違う。装丁に
影響されることも大きいだろう。著者は、その違いを内心喜んでいるのだろ
うと思う。今日、私たちが、ワープロで原稿を作り、本になったのを読んで
思うことの10倍ぐらいの感動があったのではないか。

 感想の第三は、田部重治のことである。「高志の国文学館」には、当然、
有峰の本もおいてある。中河与一の「天の夕顔」。前田英雄さんが監修され、
私の文章も載っている「有峰の記憶」が置いてある。

 有峰の本で絶対忘れてはならないのが、田部重治の「山と渓谷」である。
 当然、置いてあった。文庫本としては、岩波書店と、山と渓谷社から出て
いる。私は、これまで岩波文庫しか読んだことがなかった。先に述べた庭に
向かった閲覧室で、2冊を読み比べてみた。どちらも近藤信行さんが編集し
ておられ、章の立て方が違う。山と渓谷社の方は、表紙の写真がよいのであ
るが、有峰の位置づけがよいことから岩波を私は好む。

 富山市山室で生まれた田部重治の母親は、滑川の東福寺野出身である。
 山室から見た薬師岳の姿も素晴らしいが、東福寺野から富山湾富山平野を
見下ろした景色も素晴らしい。
 「山と渓谷」の中にもそのことが出てくる。もう一度、機会を見つけて、
東福寺野に出かけ、有峰の恩人、田部重治の気持ちを追体験したいと考えて
いる。

 最後に、ここ数十年、少なくとも富山県では、施設は、郊外にばかり建設
されてきた。美術館、スポーツ施設、植物園、大学。これらに行こうと思え
ば、車で行くか、せいぜいバスだった。路面電車に乗って出かけるおしゃれ
な気分を、たくさんの人に味わって欲しいと思っている。
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◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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