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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2012年6月1日 第259号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/田上十志郎
(発行日現在の有峰村民人口:739人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆新緑がまぶしい春の有峰
           石井驤黶i有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
◆ねじばな便り
 〜ボトムセールスの楽しさを支えるもの〜         中川 正次
◆有峰森林文化村のスタッフ紹介            有峰森林文化村
◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◆新緑がまぶしい春の有峰
石井驤黶i有峰森林文化村会議会長 富山県知事)
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 有峰に新緑がまぶしく感じられる春がやってきました。今年は昨年よりも
積雪が多く、有峰林道の再開が遅れるのではと心配しておりましたが、除雪
や道路整備も順調に進み、6月1日から有峰林道の通行を再開することにな
りました。

 有峰ハウスなどの有峰森林文化村の施設も6月1日から営業を開始します
ので、多くの皆様のお越しを心からお待ちしています。

 有峰湖周辺は、森林美に包まれ、命の息吹、共生と循環、自然への畏敬の
念を感じ取ることができる癒しの空間です。
 こうした地域を保全し、後世に伝えるため、有峰森林文化村では、平成14
年7月の開村以来、有峰を愛する人々が村民となって、「水と緑といのちの森
を永遠に」を基本理念に、豊かな自然のなかで憩い、楽しみながら自然を学
び、みんなが力を合わせて森林を保全していくための様々な活動を展開して
います。

 「憩う」観点から、森林浴やオカリナなどによるコンサートを楽しむ「日
帰り語り部講」、「学ぶ」観点から、有峰の自然について生物講師の指導の
もとで研究に取り組む「ありみね高校生学びの森」や、有峰に泊まり俳句に
親しむ「俳句の会」、そして、「守る」観点から、「有峰森林レンジャー」
による火の始末や貴重な草木の伐採・採取を慎む指導等を行っています。
 この三つの柱による有峰森林文化活動により、有峰村民は毎年増加してお
り、本年3月末には昨年から12人増加して738人となったところであり、
大変嬉しく思っています。

 県では「富山県森づくり条例」に基づき、県民参加による森づくりを進め
ていますが、県立自然公園内にある有峰の森は富山県の森のお手本であり、
有峰の森に寄せられる期待は大変大きなものがあります。
 今後とも、皆さんから貴重なご意見やご提言などをいただきながら、有峰
の森を守り、育て、しっかりと後世に引き継いでいきたいと考えています。
 有峰村民をはじめ県民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 有峰の森は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と様々な顔を見せ、私たちの
心を癒してくれます。また、ブナやミズナラの明るい林の中を歩けば、元気
が湧き出してきます。皆さんと有峰でお会いできることを心から楽しみにし
ています。
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◆ねじばな便り
〜ボトムセールスの楽しさを支えるもの〜          中川 正次
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 石井知事が、盛んにトップセールスをされている。いうまでもなく、ボト
ムセールスも大切である。

 4月末に、経済同友会の全国大会が富山市で開催された。
 大阪高槻の知り合いから、「金曜日の午前中で大会が終わるので、昼ごは
んでも一緒できませんか」とメールが、10日ほど前に届いたので、「仕事を
休むから、午後、案内させてください」と頼んだ。誰もが知っている大企業
のエライさんである。

 昼ごはんを済ませてから、富山駅で落ち合った。JRで高岡まで行き、万
葉線に乗って新湊に行き、遊覧船に乗り、内川をそぞろ歩きし、土蔵の喫茶
店でコーヒーを飲んだ。万葉線で、高岡に戻り、彼は、18時のサンダーバー
ドで大阪に帰っていかれた。

 内川とは、富山新港から西に向かって流れる川と、庄川から東に向かって
流れる川が合わさって富山湾に注ぐ川である。運河のような川である。川は
ゆっくり曲がっている。川には漁船が係留されており、川べりには民家が並
んでいる。漁船群と、川の曲がり具合、屋根屋根がつくる線が美しい。
 遊覧船は、富山新港の海王丸のところから出て、時計回りに、富山新港、
内川、富山湾、海王丸と50分かけて回る。その変化も楽しい。
 富山湾に出ると、うねる海原の中で、私はいつもターナーの絵を見るよう
な感じがする。
 内川には川の駅があり、そこからも乗り降りできる。私たちは、川の駅か
ら乗り川の駅で降りた。

 知り合いを案内するときに車がいいと思っておられる方もおられるかもし
れないが、はっきり申し上げる。電車バスがいいと。子供や年寄りが乗り込
んでくる公共交通機関のハプニング性が旅の重要な要素だと思う。当然、駅
のベンチで電車を待つ時間が生じる。その会話も楽しいではないか。

 私だけでは、こころもとないので、最近まで関西にいて、新湊に帰ってき
た人も誘った。

 高槻の人によると、新湊は、同友会でもらった観光パンフにない場所だっ
たそうである。
 とても楽しんでもらい、「今度、妻を連れて来たい」と言っておられた。
 万葉線はほとんどが単線なので、「よう、これでぶつからんなあ」と心配
しておられたのが、おかしかった。

 私自身、新湊が好きで楽しかったし、応援を頼んだ人も船に乗ったりコー
ヒーしながら、新湊の話をするのが面白がっていた。富山の二人が楽しんで
いることが、高槻の人に伝わり楽しかったのだと思う。

 では、二人にとって、何が楽しいかというと、景色がいいとかうまいもの
があるということだけではないと思う。万葉線や内川には、生活の息遣いが
ある。土蔵の喫茶店には、北前船で繁盛したころを思い出させるものがある。
 極言すれば、「真実とは何か」、「人間とは何か」、「生きるとは何か」
につながるものが優しく展開される。だから楽しいのである。お金を落とし
てもらおうなどといった卑しさはそこにはない。

 いよいよ、有峰が再開される。有峰は、「真実とは何か」、「人間とは何
か」、「生きるとは何か」につながる森だと考えている。密かに。ひょっと
したら、立山黒部より。だからこそ、人を誘って楽しいのである。だからこ
そ、ボトムセールスしたくなるのである。
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◆有峰森林文化村のスタッフ紹介            有峰森林文化村
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 平成24年度の有峰森林文化村のスタッフの紹介をします。
 来村される方々に有峰の自然・歴史・文化などをお伝えし、有峰の魅力を
再発見していただきたいと思います。

 今年も、心のこもったサービスに努めてまいりますので、多くの方々に有
峰へお越しくださるようお願いいたします。
 皆様のお越しを心からお待ちしております。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 (公社)富山県農林水産公社有峰森林部

  次長            田上十志郎
  主任指導員         山本章広
  指導員           宮原真樹
  指導員           矢野昌子
  指導員           細田秀直
  指導員           川渕繁一
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◆編集局からのお願い                 有峰森林文化村
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◇文化サークル活動所/有峰デジタル画廊にどしどし 投稿をお待ちしており
ます。(デジタル写真でも絵画(写真に撮って)投稿ください。)
有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
◇有峰森林文化村では皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載いたし
ますので、どしどし投稿をお待ちしております。

◇あて先
◇E-メール:info@arimine.net

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