******************************************************************
ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2011年4月22日 第231号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/田上十志郎
(発行日現在の有峰村民人口:726人)
******************************************************************
━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆有峰村民によるリレーエッセイ第16回 武市康子(旧姓 関原)
 〜有峰〜
◆オレゴン有峰往復書簡第109回目 有峰からオレゴンへ    中川正次
 〜英語のアナログな読書に目覚める〜  
◆2011年度(平成23年度)有峰森林文化村行事のご案内  有峰森林文化村
◆「山開き歓喜の集い」参加者募集          有峰森林文化村
◆ご挨拶                        山本 章広
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─────────────────────────────────
◆有峰村民によるリレーエッセイ第16回  武市康子
 〜有峰〜
─────────────────────────────────
有峰について、たくさんの思いが頭の中をグルグルしているのですが、上
手く言葉にまとまりません。

有峰の森の中にぼんやり居るのがとても好きです。一人でいても何故か寂
しくないのは、たくさんの生き物に囲まれているからだと思います。
有峰は人が自然の一部であることを私に教えてくれました。

有峰での沢山の人達や生き物との出会いは、私の宝物になっています。
今の自分があるのはその出会いのおかげだと思っています。
3年前から「有峰村仕事の集い」を村民有志で行っています。

今年も7月30〜31日に開催します。冷夕谷キャンプ場の草刈りをして、そ
のあと皆でキャンプします。町内会で町内の草刈りをするように、有峰
村民が有峰の草刈りをします。
機械は使わず、人力作業です。どうして草刈りなんて面倒なことをしてい
るのか?自分でも不思議なのですが、どうもこれが有峰の魔力なのだと思
います。

今年は6月1日から「有峰村仕事の集い」の参加募集を行う予定ですので、
皆様どうぞよろしく願いたします。

─────────────────────────────────
◆オレゴン有峰往復書簡第109回目 有峰からオレゴンへ    中川正次
 〜英語のアナログな読書に目覚める〜  
─────────────────────────────────
毎日、少しずつ英語の本を読んでいます。きっかけは、俳優の児玉清さん
が格好いいなあと思ったからです。英会話はあきらめました。

最初、易しい版「赤毛のアン」に挑戦しました。高校生の副読本でした。
相当難しかったです。難しい表現に注釈があったとはいえ、全体の訳がな
いので、和訳も買ってきて、それを見ながら読みました。面白かったので
原書に挑戦しました。大学レベルの英語です。

駅長が、アンのことを、She is a case.と評価するところがあります。簡
単な英語ですけど、意味が全然わかりません。和訳を見ると、「あの子は
ちょっと変っている」と書いてあり、辞書を見ると最後のほうにそんな意
味も書いてあります。私には、和訳本なしに理解することは不可能です。
アンが屋根裏部屋に一日閉じこもる場面があるのですが、トイレをどうし
たんだろうと、心配するなど、とても楽しい本でした。

その後、格差社会、情報化に関する本を読み終えました。赤毛のアンより
簡単でした。とはいえ、意味のわからないところがたくさん出てきます。
かの有名な「試験にでる英単語」すら、おぼろげな私ですから。

こうして、ノウハウを確立させました。
1 仮定法過去とか、分詞構文など、中学や高校で教わったことを思いだ
すためにも、英文法の本を用意する。
2 自分が最も興味のある本を決める。原書と和訳を買う。
3 大学ノートとして、ナカバヤシのLogicalノートを用意する。
4 万年筆として、パイロットのPetit1を6本用意する(青、黒、朱、
橙、緑、明るい青。1本315円。書き味よし)。
5 一週間に原書7ページを目標にする。
6 原書の1ページの文ごとに、万年筆で区切りを入れ、頭から番号を左
余白に書く。
7 和訳の該当ページの上の余白に、原書のページを書き込む。
8 Logicalノートの左ページに、英語を筆記体で青のインクで写す。文
の先頭には、23-1というように原書のページ数と文番号を書く。
一文が終われば、一行空白を置く。
9 意味のわからないところには、橙などで、線を引いて、右ページの対
応する場所に、訳を書く。橙だけでなく、色を適当に変えて、ノート
を楽しくする。したがって、左のページは英語がびっしり書いてあり
右のページには、わからなかった部分だけ日本語が書いてあることに
  なる。
10 文の構造がややこしいときは、主語を囲ったり、矢印をつけたりする。
11 1ページ進むたびに、日付を書き込む。

とても読みたい本だけど、和訳がぎこちなくて、理解しにくい本って多い
ですよね。でもそんな本は、英語の本を読んで、わからないところを和訳
で補うと、ちゃんとわかります。もともとが読みたい本だったのですから。

2年前、仕事の頼みごとがあって、富山大学工学部に藤井雅文先生を訪ね
ました。藤井徳子さんのご主人です。あいにく留守でした。机に大学ノー
トが開かれていました。緻密なノートでした。学者って、こういう人でな
いとだめなんだなあと思いました。私、学生時代、性根を入れたノートを
書いていませんでした。藤井先生のノートをちらっと見たことが、潜在意
識にあって、今回の開発になったと言えます。

高校に入学したときに、How to studyという冊子が配られました。どうい
うふうに勉強したらいいかという本でしたが、性根を入れて読みませんで
した。書いてあることを実践していたら、もっと成績が上がっていたかも
しれません。しかし、この年になって、英語の勉強の仕方に目覚めるとい
うのも人生でしょう。

最近読み終えた情報化の本は、The shallows(浅瀬)という本です。イン
ターネットを使うようになると、本を読まなくなって考えが、浅瀬を流れ
る水のように浅くなること、そして文化の衰退を論じた本です。その中に
も、筆記体で英語を書く効用が書かれています。今、学校では筆記体を教
えていないそうです。いいのかなと思います。

電子出版だと、英語の本は、1ページも読むと放り出したくなると思いま
す。日本語でも、文庫本ですら読めないだろうと思います。電子出版を学
校の授業の中に取り入れていこうとする動きがあるようですが、いかがな
ものかと私は思っています。インターネットやパワーポイントで伝えるこ
とができる思想は勧善懲悪どまりというのが私の常に思っていることです。

─────────────────────────────────
◆2011年度(平成23年度)有峰森林文化村行事のご案内  有峰森林文化村
─────────────────────────────────
平成23年度、新しい年がスタートしました。富山市の松川べりでは桜が
散り、葉桜の時節を迎えました。

一方、同じ富山市にある有峰では、まだ158p(4月21日の有峰ダム
観測地:平均値119p)の積雪があります。
これからの有峰の温かい日和により、雪解けも早まると思います。

今、雪解け後の新緑の眩しい森林(もり)を思い浮かべると、心がウキウキ
してきます。有峰村民の皆さんはいかがですか?

有峰は春、夏、秋と、それぞれ違った顔(新緑、深緑、紅葉など)を見せ
私たちに憩いや安らぎをもって、温かく迎えてくれます。

今年も多くの行事を予定しておりますので、多くの皆さまのお越しを心か
らお待ちしております。

<主な行事>
 6月4日(土)〜5日(日)   山開き歓喜の集い
 6月8日(水)〜9日(木)   春の恵みの集い
 7月30日(土)〜31日(日)   有峰村民・村仕事の集い
 7月30日(土)〜31日(日)   有峰わくわく自然探検
 8月6日(土)         有峰森林文化村祭(予定)
 9月11日(日)         愛着の森
「木を測り続けて森を知る編」(西谷の森)
 10月15日(土)〜16日(日)  有峰俳句の会
10月19日(水)〜20日(木)   秋の恵みの集い
 10月29日(土)〜30日(日)   山じまい感謝の集い

─────────────────────────────────
◆「山開き歓喜の集い」参加者募集          有峰森林文化村
─────────────────────────────────
有峰林道の開通後、最初の行事として有峰村民による「山開き歓喜の集い
」を行います。
新緑が眩しく、清々しい精気を体感できる有峰で、ふたたび仲間との出会
いを喜び、注連縄づくり、餅つき、語り部講など通じて、有峰の森林(も
り)の恵みに感謝するとともに、一年の安全を祈願したいと思います。
多くの村民の皆様のお越しを心からお待ちしています。

1 目的  有峰の森の恵みに感謝し、有峰村民との交流を深める。

2 主催  社団法人富山県農林水産公社 

3 開催日 平成23年6月4日(土)から5日(日)
<6月4日(土)>
13時00分  有峰ビジターセンター前に集合
13時10分  有峰ビジターセンター前を終発(「飛越トンネル方面へ向か
う」)
13時50分  東谷連絡所駐車場に到着(「東谷から見る有峰の森林(も
り)」)
14時30分  東谷連絡所駐車場を出発
14時50分  冷タ谷に到着(「冷タ谷の森林(もり)の精気を五感で体感し
よう」)
15時50分  冷タ谷を出発
16時10分  有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
18時00分   夕食
19時30分   語り部講(「湖底に沈んだ有峰の歴史」:講師 山森 潔氏)
(その他 音楽会)
<6月5日(日)>
7時00分   もちつき、注連縄づくり、お供え(有峰大助)、
     (指導 もちつき:佐竹 猛氏・佐竹 あい子氏、
      注連縄:沢田 恵美子氏・木内 静子氏ほか)
8時30分   朝食(もち)
9時00分   山開きの安全祈願(慰霊碑、展望台、冷タ谷湖畔、お墓、
薬師太郎)
11時30分  有峰ビジターセンター前に集合(振り返り)

─────────────────────────────────
◆ご挨拶                        山本 章広
─────────────────────────────────
4月より有峰森林文化村の主任指導員になりました山本章広です。昨年ま
で指導員としてやってきましたが、前任者宮原真樹さんより主任指導員の
交代をしました。

まだまだ未熟なところもございますが、有峰の歴史・文化・自然に親しみ
有峰の素晴らしさを多くの方に知ってもらい、多くの有峰ファンを作って
いきたいと思います。
皆様のご指導・ご協力よろしくお願いいたします。

─────────────────────────────────
・ホームページ”ありみネット/文化サークル活動所/有峰デジタル画廊"
にどしどし 投稿をお願いします。(デジタル写真でも絵画(写真に撮っ
て)投稿ください。)
有峰森林文化村新聞は村民の交流の場として利用してください。
皆様からいただいた情報やご意見、感想を掲載しますので、どしどし投
稿ください。お待ちしております。
あて先は
info@arimine.net