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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2009年8月8日 第187号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:669人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第67回目 有峰からオレゴンからへ 中川正次
   〜第一回 村仕事の集いの報告〜
◆「愛着の森(調査編)」参加者募集
◆「第21回有峰森林文化村祭」のご案内
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◆オレゴン有峰往復書簡第67回目 有峰からオレゴンからへ 中川正次
   〜第一回 村仕事の集いの報告〜
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7月4日5日の村仕事の集いの報告をします。会場は、冷タ谷キャンプ場。

7月20日の海の日の前あたりに梅雨明け。その頃は集中豪雨も予想され
ることから、降っていたとしてもたいしたことのないであろう7月の頭に
日を設定しました。この読みは、半分あたり半分はずれました。

本番では、初日の夕方から夜にかけて、しとしとと雨が降りました。それ
以外は、快適な天気でした。一方、梅雨明けのほうは遅れに遅れ、7月末
にもかかわらず、スカッと真夏という感じは全くありません。地鉄タク
シーの運転手さんに聞くと、薬師岳登山口の折立まで送る、あるいは折立
へ迎えに行くという、この時期の大事なお客さんがほとんどいないそうで
す。昨年は、薬師岳から降りてこられたお客さんを折立に迎えに行って、
上高地まで送るという大名旅行のような人もおられたそうですが、今年は
折立に迎えに行ってくれという無線が一度も入っていないそうです。気の
毒です。

村仕事の集いに戻ります。参加者は全部で64人。未就学児が13人、小
学生が11人、中学生が1人、高校生以上が33人、講師が2人、文化村
のスタッフが4人です。男性は36人、女性が28人でした。

最初に、講師の説明を受けました。まず中央植物園の高橋一臣さんに、ウ
ルシの見分け方を中心に教わりながら現地を歩きました。次に、とやま森
づくり森林サポートセンターの吉岡幸文さんに鎌の使い方を中心に安全対
策を教わりました。

次に班わけです。全部で6班に分けました。作業班が、1班から4班。1
班、2班は、精鋭(?)の大人隊。3班と4班は、小学生とその親から成
る班です。私は1班。作業班以外は昼食準備班と森の幼稚園班です。森の
幼稚園というのは、未就学児とお母さんからなり、草刈り作業をしないキ
ャンプ場の南側で遊びました。

作業班は、鎌を持ち、ヘルメットをかぶり、腰にナタのいでたちです。小
学生が黄色いヘルメットをかぶったすがたは、可愛く、かつ、かっこよか
ったです。子供がいるということで、草刈り機、チェンソーの類は一切使
いませんでした。

11時、いよいよ作業開始です。湖畔を南北に走る遊歩道があります。そ
こよりも西。中央部にトイレがありますがそこよりも北。この区画を草刈
対象としました。南北に走る道に4班が展開し、西に向かって(すなわち
谷から山に向かって)草刈開始です。西に上がっていって管理棟までたど
りつけば理想。昼までに、できるところまでやとうという計画です。

私は、最初、草刈鎌でやっていましたが、はかどらないので、大鎌(なぎ
なたのような大きな鎌)に変更しました。ウルシの被害や刃物のけがを最
小限にするため、ヘルメット・タオル・長袖・長ズボン・長靴のいでたち
ですから、玉のような汗が噴き出てきます。幹が指の太さになると、鎌で
は手に負えませんから、ナタでズバーです。といいたいところですが、
「えいえいえい」と何度も振るわないと切れません。ヘロヘロになって時
計を見れば11時20分。大瀧雄治班長に「一服せんが?」とすがり、許
しを得て小休止。5分後、再開。当初は、管理棟まで行ける可能性は半分
という感じでしたが、「行けそうだ。やろう」ということになり、作業員
はフル回転です。終了予定時刻は、12時でしたが、12時10分くらい
に管理棟にまで到達しました。汗だく、ヘロヘロ。

小杉信夫さんを班長として編成した昼食班が作ってくださったおいしい豚
汁を食べました。小杉さんには昼食だけでなく、翌日の弁当づくりまで献
身的に働いていただきました。

昼食後、管理棟の畳に寝転がって休みました。1時過ぎに再開。今度は、
刈った草を、湖畔の南北の遊歩道の先の藪に運ぶ作業です。一輪車あるい
は腕にかかえて運びます。再び、汗がドバーです。2時にはその作業も終
わり、見通しがずいぶんよくなったとみんなで喜び合いました。

テントで寝たい人はテント、雨も降りそうなことから管理棟の中もOKとい
うことで寝るところをつくりました。私は、一人用のテントを持参してい
ました。夕方テントを張ったときに、出口のファスナーを閉めずにいまし
た。夜、雨が降り、寝ようとテントのところに行くと、中がびしょぬれに
なっていました。とても寝れたものではないので管理棟に逃げました。テ
ントは、チャックを閉めないといけません。教訓。

夕食は、源田美和子・辻倉恵美子さんに班長として作っていただきました。
メニューはカレーライス。これまた絶品でした。お釜で炊いたご飯がおい
しかったです。夕食を食べ終わったころには雨が激しくなり、全員が管理
棟に逃げ込みました。ランタンやヘッドランプだけの灯りで、歌を歌いな
がら、雨の止むのを待ちました。8時ごろには止むだろうという予想があ
ったからです。案の定、止んだので、たき火をしました。藤井智加さんの
バイオリン、大瀧さんのギター、私のオカリナなどで、音楽会をしました。
学生時代コーラス部におられた宮川治さんの指導のもと、森のくまさんを
歌いました。藤井さんのバイオリンを聞くと、バイオリンは楽器の王様だ
なあと思いました。CDで聞くのと全然ちがいます。「遠い世界に」、「翼
をください」などを歌いました。

翌朝は、源田義一・美和子・辻倉恵美子さんにお世話いただきました。朝
食は、もちつきと雑煮。子供たちももちつきをしました。弁当は、朴や笹
の葉っぱにくるまれたおにぎりでした。味はこれまたばっちり。

朝食と片づけが終わった後、希望者で、「木を植えた男」の輪読会をしま
した。7人も集まればと思っていたのですが、宮川さんが、「みんな読み
ましょう」と声をかけてくださり、22人の方が集まりました。3グルー
プに分けて輪読会をしました。漢字がいっぱいあって難しい内容ですので
小学生は聞いててくださいというルールにしました。ベンチで私の横に座
った黒谷匠君が、真剣に文字を追っていたのが印象的でした。栴檀は双葉
よりかんばし。期待しています。

次回に向けての反省会を開かなければならないのですが、私なりの感想は
以下の通りです。

隊長の関原康子さんのさばきが、とてもよかったです。

森の幼稚園がとてもよかった。子供たちが有峰の森の中で遊んでくれるの
は涙が出るほどうれしかった。宮川夏美ちゃんたちの「なべの なべの 
そこぬけ そこぬけ」の遊戯。藤井大陽ちゃんの、水たまりの中を長靴を
はいてばちゃばちゃと歩きまわる姿。子供ってこういうものだなあと思い
ました。有峰森林文化村の行事に子供たちを連れてくるのは、いうはやす
し、行うは難しなんですが、これからもこうした活動が大事と思います。

食事班の人たちの負担が大きかった。一度食事を作ったら、後は放免する
ぐらいでないと、体がもたないのではないかと思いました。本当にお世話
になりました。

毎年やれば、草刈が楽になるだろうと思われました。

森林作業の大変さがわかりました。一日1時間も仕事をすれば、ヘロヘロ
になる。現に、私は4日後まで、疲れがとれませんでした。

関原康子さんの人脈、藤井徳子さんの人脈でたくさんの人が参加してくだ
さり、ほんとうにうれしかったです。

みなさんどうもありがとうございました。来年もまたよろしく。

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◆「愛着の森(調査編)」参加者募集
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 愛着の森事業は、@ドングリを拾い育て、その芽吹きに感動する「ドン
グリ育て編」、A自分の好きな木を見つけ木と友達になる「対話編」、B
森の経年変化を調べる「調査編」の3つで構成されています。
 
 今回実施します調査編は、(財)花と緑の銀行展示園課長の長谷川幹夫
さんのご指導のもと、3年前に調査した冷タ谷のカラマツ林を再調査しま
す。樹木の位置、太さ、高さなどを測定し、森の経年変化を調べ、今後の
森林の保全・育成の資料とするものです。
参加は自由ですので、多くの参加をお待ちしています。

1 開催日 平成21年9月12日(土)

2 日 程

 10時   ビジターセンター集合
 10時30分 愛着の森調査編(冷タ谷カラマツ林調査)
 12時   冷タ谷キャンプ場(昼食)
 13時   愛着の森対話編(各自)
 15時   ビジターセンターでふりかえり
 15時30分 解散

3 その他
(1)参加される方は、メールでお知らせください。
(2)当日は弁当(昼食)、水筒、合羽等を持参してください。
(3)林道通行券をお渡しします。

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◆「第21回有峰森林文化村祭」のご案内
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 8月8日(土)10時から「第21回有峰森林文化村祭」が開催されます。
楽しいイベントがたくさんありますので、ご家族揃ってお越しください。
多くの皆様の参加をお待ちしています。
<内容>
 バイオリンコンサート
 友香ライブ(森の中コンサート)
 ワークショップ(燻製つくり、火起こし体験、ゴムパチンコ作りなど)
 有峰ダムミステリーツアー
 木工クラフト教室
 イワナ・ニジマスランド
 埋蔵金クイズラリー
 キャンプファイアー
 うまいもんコーナーなど

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