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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2008年10月4日 第165号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:635人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第45回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜山の青さを保ったり水の清さを守ることこそが、現代の志〜
◆富山市立柳町保育所からのお礼
 所長 高城 喜代子様 ほか 職員・園児のみなさん
◆オカリナに出会って
 有峰森林文化村指導員 河原芳博
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◆オレゴン有峰往復書簡第45回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜山の青さを保ったり水の清さを守ることこそが、現代の志〜
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自分と同じことを理想とする人がそばにいる。この感覚が、世の中をよく
していく大事な力だと思います。そのとき役立つのが歌だと思います。

うさぎ追いし〜で始まる「ふるさと」の3題目は、こうです。

志を果たして いつの日にか帰らん 山は青きふるさと 水は清きふるさ


じっくりこの歌詞を見ますと、この人の志は、いったい何だったんだろう
と思います。学者として大成すること? 会社を興して繁盛すること? 
軍隊に入って大将になること? 役人になってえらくなること?

これらの志を成就させることは、山の青さを奪ったり、水の清さを失わせ
ることにつながることも多いことを思います。大正3年1914年の作品だか
ら、そこまで思わなかったのでしょう。足尾鉱毒事件の田中正造のような
人を除いて。

むしろ、山の青さを保ったり水の清さを守ることこそが、現代の志だと思
います。

さらに考えれば、「遠い世界に」「戦争を知らない子供たち」のように政
治的な主張が多少なりともある歌が、1970年代以降ほとんど作られて
いないのではないでしょうか。恋愛の歌ばっかり。さもなくば、「いい日
旅立ち」のようなコマーシャル系。小林旭の「熱き心に」は味の素のコ
マーシャルだったように思います。政治的な歌は作らないようにしようと
いう暗黙の了解があったのではないでしょうか。好いた惚れたを歌わせて
おこう。英語の入る歌ならもっといいかも。という調子で。

自然を大事にしよう、永続性のある社会を作ろうという志の共有につなが
る歌としては、現代においては「ふるさと」「おぼろ月夜」「浜辺の歌」
といった文部省唱歌が一番適していると思います。文部省唱歌は、私たち
に与えられた大事なよりどころだと思います。

昭和35年1960年に完成した有峰ダムを眺めるたび、所得倍増論のこと、
「山は青きふるさと。水は清きふるさと」のこと、いろんな思いがわきあ
がります。

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◆富山市立柳町保育所からのお礼
 所長 高城 喜代子 ほか 職員・園児のみなさん
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 盛夏の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、昨日の有峰森林文化村での野外保育に際しまして、スタッフの皆
様には冷タ谷への案内や動植物の解説、オカリナ演奏など大変優しく温か
くかかわっていただき、深く感謝申し上げます。

 夜来の雷雨で決行が危ぶまれた園外保育でしたが、雨上がりの涼やかな
森林の中を歩いたり、美しい有峰湖とその後ろの山々を見渡し、心が洗わ
れるような一日でした。

 また、昆虫博士の宮原さんの博識には子どもたちだけでなく、私たち職
員もすっかり魅せられ、北見さんには「おろろ」に噛まれた子どもへの適
切な処置に感動し、心に染みるオカリナ演奏にウルッと来たり、スタッフ
の皆さんは、ほんとうに素敵でした。

 アスレチック広場で、目の色を変えて嬉々として昆虫採集していた子ど
もたちは、家に帰ってからも興奮して楽しかった虫捕りのことを話してい
たそうです。

 参加職員、子どもたち、保護者の方々も日頃なかなかできない経験をす
ることができ、それぞれの心に宝物をいただいたと感じております。
 ほんとうにありがとうございました。
 また機会がございましたら、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げま
す。

<子どもたちから>
・ オカリナをふかせてもらって、ありがとうございました。また、あそ
 びにいきたいです。

・ ぼくは、やまのみちをあるいて、どきどき、しました。ばったを、
 いっぱい、つかまえたら、こわかったけど、おもしろかったです。こん
 どは、ママとパパとおねえちゃんと、いきたいです。

・ ありみねに、きが、いっぱいあって、びっくりしました。おかあさん
 と、いっしょに、くりや、はっぱを、ひろって、たのしかったです。

・ むしはかせが、みやまくわがたを、ぼうで、おとしてくれて、ぼくが、
 つかまえて、うれしかったです。だいじに、そだてます。

・ ぼくは、とらっぷが、すごいと、おもいました。どうやって、つくる
 のですか。おしえてください。

・ しばふひろばで、くさずもうをして、たのしかったです。げんきで、
 いてね。

(編集追記)
 7月29日に園児16人、保護者16人、職員3人で園外保育をされ、
早々にお礼の手紙をいただいておりましたが、新聞掲載が遅れたことをお
詫びします。

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◆オカリナに出会って
 有峰森林文化村指導員 河原芳博
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 縁あって昨年5月からオカリナに触れております。有峰で聞く音は周り
を引き込む魅力があると感じています。
 今年6月に奥飛騨温泉郷より来られた女性にオカリナを聞いてもらいま
したところ、その後、その女性から「オカリナに挑戦しております。奥飛
騨に来て、聞いてください。」というお手紙を頂きました。
 このため去る9月23日、24日に奥飛騨に行き、奥飛騨ビジターセン
ター近くの遊歩道で、その女性のオカリナを聞かせてもらいました。
 もう私よりずっと上手で、日頃の練習が目に浮かんできました。
 今度は有峰で一緒にオカリナ演奏をしてみたいと思い「10月の秋の紅
葉時期に有峰に来てください。」と申し上げましたところ、「是非、有峰
に行きたいです。」と返事がありました。その時、心がほのぼのとした気
持ちになり、本当にオカリナを覚えて良かったと感じた次第です。
 オカリナを通じた人との交流の一端を紹介させていただきました。
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