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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2008年6月28日 第158号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:621人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第39回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜どの山が剱岳で、薬師岳か〜
◆グループ樹の実「富山の奥座敷 有峰遊歩」参加者募集
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◆オレゴン有峰往復書簡第39回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜どの山が剱岳で、薬師岳か〜
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先日、富山県立大学工学部3年生に講義する機会がありました。日本海学
がテーマです。

なぜ、富山平野に雪が降るのかの説明からはじめました。三つの要因、日
本海に対馬暖流が流れ込んでいること、冬のシベリアから北西の季節風、
立山連峰の話をしました。

立山、剱岳、薬師岳がどんなふうに並んでいるかを質問したところ、わか
る学生が少なかった。富山県立大学の学生は、富山県出身でない人も多い
ので無理からぬ面もありますが、地元出身者でもわかる人が少なかった。
富山県庁の職場の若い人でも、立山、剱岳、薬師岳を指で示せない人が多
いです。

「仰ぎ見る立山連峰〜」ではじまる富山県民の歌。富山県の小中高校の校
歌に3分の2に歌いこまれている立山連峰(私が図書館で調査しました)。
ちなみに、私の小学校・中学校・高校の校歌は、すべて冒頭から立山が歌
いこまれています。

山王小学校は、「流れてやまぬ山王川、高くそびゆる立山と」
福岡中学校は、「東の空にそびえたつ、立山(たち)の姿の雄雄しさに」
高岡高校は、「青空めざすあこがれに、高き立山天そそり」

富山県の学校ではだいたいそんな具合なのに、立山・剱岳・薬師岳がどん
なふうに並んでいるかわからず、どの山が剱岳でと指差すことができない
というのは、郷土を知る以前の問題であって、自分の祖父母の名前を言え
ないのと同じだと思います。

「俗化させず大衆の山とする」理想の破綻が、こんなところにも露呈して
います。

私は、パワーポイントで写真を載せて説明することはしませんでした。写
真をコピーして配ることもしませんでした。縦46センチ、横53センチの画
仙紙3枚に、山を描きました。墨で稜線を描き、尾根や谷の凹凸を青い色
を塗って表現しました。その画仙紙3枚を、磁石を使って黒板に張りまし
た。3つの山は左から、左から剱岳・立山・薬師岳と並んでいること、3
つの山の形はそれぞれに個性的なことを説明しました。剱岳の大窓、弥陀
ヶ原、鍬崎山など、見るとぱっとわかる地形も絵に書き込んで説明しまし
た。

県立大学のキャンパスから、立山連峰の本物を見るときはいうまでもなく、
ポスターや駅の大きな写真を見ても、今後は、見た時の感じ方が変わって
くれるのではないかと期待しています。

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◆グループ樹の実「富山の奥座敷 有峰遊歩」参加者募集
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森が好きで、森を大事にする人の集まり「グループ樹の実」では美しい緑
の森「有峰」にて一泊2日の研修を行います。会員参加と一般公募も行い
ます。

有峰遊歩の目的は心と身体のリラクゼーションです。携帯電話は通じない
けれど自然の恵みにあふれた有峰でゆっくり自分とむきあいませんか?

日時 : 7月19日(土)〜 20日(日) 

集合 : 19日  富山駅北口   9時30分   出発
         アルペン村  10時20分   出発

解散 : 20日  アルペン村  15時     解散
         富山駅北口  15時40分   解散

 1日目 猪根山遊歩道散策
     愛着の森の実践と見晴らし台で森のカフェ
     夜なべ談義

 2日目 朝 :もちつき
     午前:遊歩と創作活動から自由に選ぶ
       1、ダム湖周辺散策
       2、ビジターセンターでのクラフト作り
       3、植物観察、
      (創作:俳句、絵手紙、スケッチ、写真撮影、音楽)

参加費 : 11500円
     8000円(1泊3食)+3500円(バス代+保険料+経費) 
     (当日集金します)

持ち物 : 1日目の昼食、雨具、着替え、マイカップ、マイ箸、筆記具

問い合わせ:グループ樹の実 若井直美
      電話とファックス 0765−56−9041
      PCメール chikyuya-kinomi@ma.mrr.jp

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