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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2008年4月19日 第153号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:614人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第34回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
   〜有峰の応用としての「越中宮崎日帰り学びの旅」〜
◆「山開き歓喜の集い」参加者募集
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◆オレゴン有峰往復書簡第34回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
   〜有峰の応用としての「越中宮崎日帰り学びの旅」〜
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私は、富山県庁の国際・日本海政策課の日本海学班長をしています。その
日本海学班は、5月31日土曜日に、「越中宮崎日帰り学びの旅」という行
事をします。
http://www.nihonkaigaku.org/08f/i080531/i080531.html
限定20名様の行事です。受付は、4月21日からです。ホームページに受付
方法が書いてありますから、そこを見てください。

この行事に対する願いは、以下の5つです。

自家用車を使わない。参加者には、JRで越中宮崎駅まで来てもらうように
要請します。電車を利用すると、地球温暖化防止上、いいだけでなく、普
段、見えないものが見えてきます。高速道路を車で走ると、山の稜線がわ
かるだけのつまらない旅になります。花が咲いているのを見つけたり、子
供達が遊んでいるのを見たりできる電車の旅は楽しいです。

離れた地点に移動しない。朝日町は、富山県の東の端の面積の大きな町で
す。しかし今回の行事は、朝日町の宮崎地区だけで完結します。越中宮崎
駅から歩き始めて、標高249メートルの城山(しろやま)に登り、降りて
きてヒスイ海岸で行事を終え、越中宮崎駅で解散という行事なのです。バ
スであっちへ行ったりこっちへ行ったりと移動すると感動が白けてしまい
ます。このことは、有峰で痛いほど感じてきたことです。例えば、車で45
分離れている立山青少年自然の家と有峰森林文化村との連携、同じく1時
間離れている立山カルデラ地区と有峰の連携といったように、地図を見る
とうまくいくような企画は浮かびます。しかし、実際にやってみると、移
動する間に感動が消えてしまうのです。極端な話、薬師岳登山口の折立か
ら有峰ビジターセンターのある猪根平まで、15分ぐらいの移動ですら、白
けるような気がします。有峰森林文化村の基本行事は、日帰り語り部講で
す。お住まいの公民館からバスで有峰に来て、冷タ谷遊歩道を歩いて、湖
畔で弁当を食べて、歌を歌って、ビジターセンターに立ち寄って、公民館
に戻るという行程です。しかし、帰りのバスの中ではみなさん、疲れ切っ
て眠っておられると思います。京都に行って、例えば、清水寺、銀閣寺、
金閣寺、嵐山と、はしごして見ても、感動が高まらないのと同じです。テ
レビの旅行番組は、全て編集してあるのです。

時間にゆとりがある。越中宮崎の名物はたら汁。午後3時にたら汁を食べ
た後、広間で小一時間昼寝する予定です。普段、運動不足の人が多いので
すから、昼寝こそが全体の行事の印象を良くすると考えています。

音楽がある。私がオカリナを吹いて、ヒスイ海岸で、「浜辺の歌」を皆で
歌います。

地球のことを思う。今回の行事では、越中宮崎の風物をめぐりながら、遠
い外国のことに対しても同情心を感じるような学びにできないかなあと思
っています。神保哲生著「ツバル」(春秋社)という本があります。南太
平洋のサンゴ礁でできた国、ツバルの話です。地球温暖化で潮位が高くな
り、国が沈みそうなのです。ツバルは、観光地ではなく、飛行機の便がめ
ったにないので、簡単に行ける国ではありません。したがって、ツバルの
ことが、テレビや新聞で報道されることはめったにありません。ツバルの
ことを知るには、ジャーナリストの書いた本しかありません。「自分たち
の地域を知らなければならない。年をとると、自分の住んでいるところの
よさがわかってくる」。この言葉はよく聞く言葉です。しかし、そこに留
まっていてはならないと思います。普通の私たちにできることは、日帰り
で行けるような近間の恵まれた自然を、リュックをしょって歩いて観察し
て感謝する。そして、私たちの贅沢な暮らしのせいで環境がどんどん悪化
している地域に対する同情心を持つことにつながる知性を働かせることだ
と思います。宮沢賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸
福はあり得ない」です。具体的にどういう時間を設けたらいいのか、まだ、
よくわかりません。「浜辺の歌」が力を発揮するかもしれません。あと1
ヶ月以上あるので、じっくり考えます。

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◆「山開き歓喜の集い」参加者募集
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 有峰林道の開通後、最初の行事として有峰村民による「山開き歓喜の集
い」を実施します。
 新緑の有峰で仲間との再会を喜び、注連縄づくり、餅つき、語り部講な
どを通じて、有峰の森の恵みに感謝するとともに、一年の安全を祈願した
いと思います。
 多くの皆様のお越しを心からお待ちしています。

1 目的  有峰の森の恵みに感謝し、有峰村民との交流を深める。

2 主催  社団法人富山県農林水産公社 

3 開催日 平成20年6月7日(土)から8日(日)

<6月7日(土)>

13時   有峰ビジターセンター集合
13時10分 自家用車で折立遊歩道(自信のない方は冷タ谷遊歩道)へ向か

13時30分 折立(又は冷タ谷)遊歩道散策
15時30分 有峰ハウス(折立へ車を取りに行く)
16時 有峰ハウスチェックイン、自由時間、入浴
18時   夕食
20時   語り部講(富山県自然保護課副主幹 赤座 久明氏 
演題「有峰の動物たち」)

<6月8日(日)>

7時    もちつき、注連縄づくり、お供え(有峰大助)、朝食
      (指導者 もちつき:佐竹 猛 あい子 ご夫妻、
      注連縄 :沢田 恵美子氏)
9時    お供え(慰霊碑.展望台.冷タ谷湖畔.お墓.薬師太郎・花子)
11時30分 振り返り
12時   解散

4 対象者 有峰村民(定員25名)

5 参加費 4900円 

6 必需品
水筒、保険証のコピー、雨具、長靴、長袖・長ズボン・帽子(色は、
ハチの被害を避けるため黒いものは避ける)、軍手、参加費

* 有峰ハウスには、ゆかた、丹前、歯磨きセット、フェイスタオル(バ
スタオルはありません)、ドライヤーがあります。

7 申し込み、問い合わせ先
住所・氏名・性別・年齢・電話番号を記載して平成20年5月31日(土)ま
で(必着)に申し込んでください。
(1)郵便930−0096 富山市舟橋北町4−19
    社団法人富山県農林水産公社有峰森林部「山開き歓喜の集い」係

(2)電子メールinfo@arimine.net

(3)電話 076-444-4481(5月18日まで) 076−481-1758(5月19日以降) 
  
  担当 荻沢

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