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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2007年11月17日 第142号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:607人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第24回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜お題指定歌合戦〜
◆10月に寄せられた俳句
◆「日本海リレーシンポジウムin富山」開催のご案内
◆有峰林道の閉鎖にあたって
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◆オレゴン有峰往復書簡第24回目 有峰からオレゴンへ 中川正次
  〜お題指定歌合戦〜
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10月2日3日の有峰旅行の話のうち、「焚き火を囲み皆で次々と歌った」
ことについて、読者のみなさんによくわかるように説明をしたいと思いま
す。

カレーライスと野菜サラダの食事を、焚き火を囲んで食べました。ビール、
ワイン、日本酒少々。そのあと、私のオカリナ・ハーモニカ。そのあと、
「歌ってみよっかなあ」という女性がおられました。私がさりげなくもっ
てきた歌集を彼女に貸してあげました。その後、各自が、適当に歌いまし
た。一題目すら、うろ覚えですから、ハミングでごまかしながら。私が伴
奏できる曲はほとんどありません。アメリカオレゴン州出身の富山県国際
交流員のニックにあわせて、「カントリロード、テイクミーホーム〜」を
みんなで、これまた、いい加減に歌いました。

ちょっと脱線しますが、一題目、二題目が通用するのは、富山県だけのよ
うです。他の県では、一番、二番。有峰は富山県なので、一題目、二題目
なのです。断固として。

それらも尽きてきたので、私が提案。「お題を指定して、それに関する歌
を、思いつかなくなるまで、適当に歌いましょう。お題に、かすっていれ
ば十分。思いつかなくなったら、最後に、思いついた人に、新しいお題の
指名権を与えることにしましょう。最初は、海で行きましょう」

それで、海は広いな大きいな〜、あした浜辺をさまよえば〜、名も知らぬ
遠き島より〜、われは海の子白波の〜、知床のみさきに〜、というふうに
歌が続くわけです。

お題は、森、星、桜、春、汽車、朝と流れていきました。

面白いのは、私たちの脳が、そのお題に関すると思いつく過程です。まる
で、パソコンのウイルスチェックのスキャンのようです。

汽車を例にとると、

線路は続くよどこまでも〜、上野発の夜行列車降りたときから〜、今は山
中今は浜〜、汽車を待つ横で僕は時計を気にしてる〜、8時ちょうどのあ
ずさ2号で私は私はあなたから旅立ちます〜、恋人よ僕は旅立つ東へと向
かう列車で〜

「木綿のハンカチーフ」の歌のイメージなり歌詞なり曲が、脳のどこに、
どのように収納されているのでしょうか。「汽車に関する歌がないかな」
と、スキャンするとき、どんな仕組みでヒットするのでしょうか。この脳
の働きは、とても面白い。脳科学者、茂木健一郎さんの本を最近読んでい
る私は、気になっています。

お題指定歌合戦で一番うけた歌は、朝をお題としたときの、藤浦洸作詞・
藤山一郎作曲「ラジオ体操の歌」でした。みなさん、ご一緒に。

新しい朝が来た 希望の朝だ
喜びに胸を開け 大空あおげ
ラジオの声に 健(すこ)やかな胸を
この香る風に 開けよ
それ 一 二 三

いい歌ですねえ。

夜の9時ごろ、真っ暗な有峰で、ちょろちょろとした焚き火を囲んで、炭
鉱夫のようなヘッドランプで照らしながら、男5人女4人は歌いました。心
に残る夜でした。
 
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◆10月に寄せられた俳句
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 有峰村民の方々から俳句ポストに寄せられました10月の俳句を中坪達哉
さんに選んでいただきました。これからも優秀な作品を毎月掲載しますの
で、有峰へお越しの際はビジターセンターの俳句ポストへ投稿してくださ
い。

10月 俳句ポスト     中坪達哉 選(添削後)


林道を木の実降る音聴きながら     亀田なみ子

百万の団栗降るや森を分け       水落 洋子

八十路われ薬師を仰ぎ紅葉道      松永美智子

紺青の湖面に紅葉なだれけり      山下 博司

雲わいて紅葉溶けゆく薬師岳      松井ひろ美

みづうみの澄みたる水に近寄りて    竹林 美智博

遊歩道紅葉越しなる薬師岳       守内 清二

有峰の一足早き秋色に         竹中 雅子

有峰の紅葉を背なに撮り合いて     森 忠雄

秋晴に近々とある薬師岳        山田 幸夫

キリン草風になびいて有峰湖      山内 笑子

足元を気遣いながら紅葉山       高田 節子

山宿の歌声高き囲炉裏端        森 佐和子

有峰湖ロマンを秘めて澄み渡る     石倉 彰

有峰の何年ぶりの秋景色        水橋 利雄

紅葉も自然もいっぱい有峰は      梁瀬 拓朗(11歳)

有峰の紅も極まるナナカマド      荻沢 明夫

初霜の猪根平の踏み心地        河原 芳博

木枯の湖面を渡り来る音ぞ       大井 孝行

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◆「日本海リレーシンポジウムin富山」開催のご案内
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「緑資源を活かしたツーリズムによる地域づくりを考える」をテーマとし
て、11月24日に「日本海リレーシンポジウムin富山」が開催(参加料
無料)されますのでご案内いたします。多くの皆様のご参加をお待ちして
おります。

【日時】11月24日(土) 10:00〜12:50

【場所】タワー111 スカイホール(富山市牛島新町5-5)

【内容】

  10:00 挨拶  主催者(石井知事)、来賓(綿貫議員)

  10:10 基調講演
      演題:「緑資源を活かした都市と農山漁村の共生・対流」
      講師: 宮崎 猛 (京都府立大学大学院農学研究科教授)

  11:20 パネルディスカッション
      テーマ:「緑資源を活かしたツーリズムによる地域づくりを
      考える」
      コーディネーター:宮崎 猛
      パネリスト:小見豊(富山県農林水産公社理事)
            小林正吾(NPO法人にいがた森林の仲間の会理
事)
            森杉國作(氷見市森林組合長)
            前田秀典((財)ふるさと島根定住財団定住支援
課長)

【申込先】11月20日(火)までに富山県知事政策室 福澤までご連絡くだ
さい。(申し込みがなくても参加可能です)
     E-mail:hideto.fukuzawa@pref.toyama.lg.jp
TEL:076-444-9608

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◆有峰林道の閉鎖にあたって
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有峰林道は、例年に比べ雪が少なかったため、今年は5月24日(昨年よ
り約1ヶ月早い)に開通し、11月12日に閉鎖(例年どおり)いたしました。

この間、有峰へ起こしになられた多くの皆様が、有峰の自然を心から堪
能され明日への英気を養われたと思っております。

 今後とも、多く有峰ファンとともに、自然豊かな有峰を守り・育て、次
世代へ引き継ぎたいと思っています。

 多くの皆様のお越しをお待ちしております。
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原稿や感想をお待ちしております。
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