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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2007年8月11日 第135号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/荻沢明夫
(発行日現在の有峰村民人口:572人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第19回目 オレゴンから有峰へ 小杉礼一郎
◆クワガタ・昆虫採集の現況報告
◆樹林気功研修会のお礼   新湊気功の会 田代秀子様
◆ガールスカウト富山県第18団(高岡地区)のお礼 
  副団委員長 村本すみ子様  団員 小神里美さん
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◆オレゴン有峰往復書簡第19回目 オレゴンから有峰へ 小杉礼一郎
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 唐尾峠往復、冷タ谷キャンプ場でのテント泊(焚き火つき)、真川での
水遊び。とても嬉しいオファーです。(今からワクワク)ありがとうござ
います。 是非ご一緒させてください。10月2日(火)〜3日(水)が私
は都合が良いです。が前後に一日は移動可能です。日取りが決まったらそ
れに合わせて滞在の予定を立てます。

 注連縄作りのこと興味深く読みました。世界中でその土地で手に入る繊
維(木の皮であったり、動物の皮であったり、葦であったり)で編んだ紐、
縄がありますね。どの土地でも、所かわれど「縒り」を使ってつくるのは
人類の共通の知恵だなと思います。中川さんの注連縄論に共感することし
きりでした。あえて蛇足を書かせて下さい。

「縒り」についてですけど最小単位の繊維、を縒るにも一本では縒れない
訳です。必ず二本以上要る。それらを一方と他方を反対方向の捻っていく。
それをあわせて捻りから戻ろうとする力を打ち消しあってバラけない単位
の紐、縄ができる。これらを更に合わせたり、更に縒ったり、芯にしたり
して大きな縄、ロープが出来ています。これは個人、夫婦、家族、集団
(クラス、学校、会社、町、市、県・・・)が出来上がっていることに重
ね合わせて見る事もできます。個人と集団のいい緊張関係があれば、絆が
強くしなやかなように思います。一つの単位が我を通し過ぎたり、大きな
単位が個人を締めすぎる縄はうまくないような、そんな連想をしてしまい
ました。

 もう一つ、注連縄を「編む」より「なう」という言葉を次世代へ伝えて
ください。実際「なう」ことは人間らしい根源の皮膚感覚の動詞ではない
かと思うのです。本当、上手くなえるようになると手のひらを喜ばせるよ
うに動作が乗ってきます。「編む」という動作は又、別物です。言葉で一
度易きに流れると使われなくなった言葉を生き返らすことは大変です。私
たちの世代は判っても次世代には残っていかない。

 例えば火を使う所作でもたとえば「あぶる」「かざす」「焦がす」「焼
く」「燃す」「燻す」・・・・実際に裸火を使う場所にこれらの言葉の生
きている場所がある(こういう日本語があるということは財産ですね)。 
海外に住んで、母国の言葉の現状に(特にテレビ)情けないものを常々感
じています。言葉の豊かさと心の豊かさはつながっていますからね。

 さて、火と歌のこと、私が19才の夏、まだ戦禍が覆うまえのアフガニス
タンの奥地に居りました。どの村にも電気はなく、夜になると通りに長椅
子を持ち出し、一つの石油ランプの灯りに子供から老人まで集まってきま
す。三線のような楽器(明らかに素人の手作りです)を一人がひいて、周
りで皆が歌います。それがこの村の娯楽です。テレビもゲームもないほん
の30年程前のことです。同じ光景はパキスタンでもケニアでもありました。
ヨーロッパでも南(スペイン、イタリア)では街を歩いていて歌声が聞こ
えてくることがありました。アメリカでは、先住民の人々は部族社会とし
てはもう壊滅した状況でも集まりの時には必ず部族の歌を歌います。オレ
ゴンでもそうです。

 では富山では、あるいは日本で今、生活の中に歌がどういう形であるか
というと、おそらくカラオケが一番身近なのではないでしょうか。 沖縄
や黒潮に洗われる地方ではまだ風土の中の歌が残っている。実際に祝い事
やお祭り、あるいはただ人が集まったらすぐに歌が出てくるようです。こ
れこそ心の豊かさだと思います。(気候、風土が深く寄与してますね。)
私の場合は気候風土とは無関係に、ボーイスカウト、山岳部、海外の山旅
とキャンプで歌う機会が多かった少青年時代でした。学校の「音楽」は音
が苦の時間でしたっけ。どんな辺境の、過酷な自然に住む人々にもその土
地の歌が必ずあります。歌と人間の歴史は長くてしたたかなものがある。
これからの世の中でも、決してメディアや、エンターテイメント産業のも
のでなくきっと自分たちの歌が生まれてくるだろうと思っています。
 今となっては集いで囲む火はなかなか得がたいものになってきました。
山、森、湖、空、標高、人里離れた立地・・・、火と歌のことに思いを巡
らすと、富山県の中で、有峰は人々が火の回りに集い、歌うことができる
聖地のように思われます。おぼろげな記憶なのですがボーイスカウトの歌
集に「有峰湖の歌」があったように思うのですが、どなたかご存知でしょ
うか?
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◆クワガタ・昆虫採集の現況報告
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 先の有峰森林文化村新聞134号でお伝えしましたが、有峰森林文化村で
は、夏休み(8月31日まで)の特別企画として白幕ナイター(白布にブ
ラックライトを照らし昆虫を集める)による、クワガタ・昆虫採集を実施
しています。
 ようやく気温も上がり夏本番を迎え、毎晩、クワガタが1〜2匹飛来し
てきています。。
 天気の良い日には、毎晩、実施していますので、多くの子どもたちの参
加をお待ちしています。
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◆樹林気功研修会のお礼   新湊気功の会 田代秀子様
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 暑中お見舞いお見舞い申しあげます。と言いたいところですが、なかな
か暑くならず、有峰も随分と涼しい日が続いているのではないですか?遅
れましたが、先日(7月7日〜8日)お世話になった田代と申します。有
峰では本当にありがとうございました。天候にも恵まれ「冷タ谷遊歩道」
や「東西半島遊歩道」での森林浴は本当に癒しになりました。写真ができ
ましたので少しですが送ります。水野様や佐々木様のお陰で本当に楽しい
一時を過ごすことができました。重ねてお礼申しあげます。これからシー
ズンに入りお忙しいとは思いますが、お身体にご自愛のほど、心よりお祈
り申しあげます。益々のご活躍をお祈り申しあげます。
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◆ガールスカウト富山県第18団(高岡地区)のお礼 
  副団委員長 村本すみ子様  団員 小神里美さん
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拝啓 こんにちは。梅雨もまだ明けやらず盛夏とはと感じている今日この
頃ですが、皆様にはご健勝にてお過ごしでしょうか、お伺い申しあげます。
過日、ガールスカウト活動に於いてお心を頂いて誠に有難うございます。
今日は、2枚だけの写真ですがお送りしますので、受け取って頂ければ幸
いです。富山地区のガールスカウト達にも良きアドバイザーとしてお手伝
い下さいますようお願い申しあげます。相方の青年にも宜しくお伝え下さ
いませ。またお会いできる日を願っています。(村本)

先日は大変お世話になりありがとうございました。高岡地区合同キャンプ
有峰村に参加させていただいたガールスカウト富山県第18団の小神里美
です。3日間(7月14日〜16日)、おいしい食事と有峰のおいしい空
気をいっぱいいただくことができ、とても楽しく、すがすがしい気持ちに
なりました。外での活動やいろりファイヤーなどのプログラムも精一杯楽
しむことができました。皆様のおかげで3日間楽しく過ごせたのだと思い
ます。本当にありがとうございました。機会があれば、また訪れたいと思
います。そのときは、どうぞよろしくお願いします。(小神)
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