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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2006年12月23日 第119号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:550人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆オレゴン有峰往復書簡第3回目 オレゴンから有峰へ  小杉礼一郎
◆愛着の森対話編第7号の記録  「空」を歌いたくなる河原
◆19年度の日帰り語り部講と宿泊語り部講を募集中
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◆オレゴン有峰往復書簡第3回目 オレゴンから有峰へ  小杉礼一郎
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今日はフッド山(3425m)の純白の山容がひときわ綺麗です。北緯45.5°
のこの山には氷河があるんですよ。

先の書簡で書かれたようにヤナギランは、アメリカ北部からカナダを経て
アラスカまで分布しています。西海岸でもカリフォルニアには無いようで
すから南限はオレゴン州内のどこかでしょう。(意外と我が家の辺りだっ
たりして)有峰の名花ながら有峰ではあまり見かけないとのこと、北米の
大地ではこの花は群生します。因みにこの花、ユーコン州の州花、ロシア
の国花だそうです。

アラスカではファイアーウィードは夏カレンダーとも言われます。夏の初
めに散房状の下から順に花が開いていき、盛夏には一面それこそ紫の火の
海に見えます。晩夏に向かって花は一旦閉じ、次は又、下から順に今度は
綿毛となって開いていきます。綿毛が開ききる頃には「ヤナギラン」の名
の由来である柳の様な葉が深紅に紅葉します。今度は紅の火の海が出現す
るわけです。それはそれは壮観です。(そのうち私のサイトを再開したら
写真を載せますね。)ですが、紅葉するのは北緯5-60度辺りのようで残念
ながらオレゴンのファイアーウィードは殆ど紅葉に至らずに枯れます。 
有峰のヤナギランの変化はどんなでしょうか?

鳥飼さんの言われる「有峰を中心につながっていく縁の不思議さ」は私も
感じています。

過去三夏私はアラスカでガイドをしました。阪急交通社のツアーのバスを
通しで受け持ったこともあります。だから鳥飼さんの見た景色は私の見た
風景でもあります。デナリ⇔アンカレッジのバスは5時間ほどかけてタイ
ガの林からツンドラの広い峠(北極海と太平洋の分水嶺)を抜けていくの
ですが、その道端をずっと彩るのがヤナギランです。私が提唱している
「五感の旅」の裸足でツンドラを歩くとか野生のブルーベリーを摘んで食
べるとかはこのルートで行います。中川さんが有峰でやってきた「素足で
林内を歩く」と同じことを私は偶然アラスカでやっていました。やはり
『みんな、つながっている』んですね。鳥飼さんの云いでそれを強く感じ
たのは『今後とも有峰をよろしくお願いします。』の一言でした。すでに
有峰は彼女の一部であり、彼女は有峰の一部なんですね。だから「死んだ
ら有峰湖に散骨して」という気持ちがよく分ります。

なんかアラスカと有峰の話になってしまいました。オレゴンへ戻りましょ
う。

「五月にオレゴン来ませんか」のこと。私は中川さん一人(二人でもまあ
いいですけど)を誘っています。それは、遊びでも、世間一般に言う「仕
事」でもなく私のライフワークの大きな一つとして成し遂げたいと思って
いるからです。多分2003年頃の私から中川さんへ送った一番初期のころの
メールがもし残っていたら見てください。私は熱っぽく「有峰モデル」を
創ろうと書いた筈です。それです。今回、35年振りにあなたと再会し、有
峰を再訪して確信に変わりました。その為に、何が何でも見て欲しい場所。
移動するのは オレゴン、カリフォルニア、ワシントンの3州。主な訪問
予定地は、オリンピック、クレーターレイク、レッドウッドの3国立公園
をはじめ3箇所の国定公園、3-5箇所の州立公園、コロンビア河の二つの
大きなダム・・・ など。普通のツアーなら二週間掛けないと廻れないと
ころを一週間ほど引廻しの刑のようにして廻る総計五千キロ位走るハード
な旅になります。その間車中で私の伝えたいことを時間と(聴くほうの)
体力の許す限り伝えようと思っているからです。煎じ詰めるとそういうこ
とです。

代わりに、8月10〜19日の日程で北日本新聞旅行会の企画でオレゴン
自然探訪の旅を行います。これはオレゴンと北カリフォルニアの見所のエ
ッセンスを廻る私が作った旅程です。全日程私がガイドします。こちらは
けっして引廻しの旅ではありませんから興味がある方はお越しください。
現地の様子は拙文「ノースウェスト自然探訪」
http://www.youmaga.com/odekake/eco/index.php
をご覧ください。バックナンバータブでテーマの場所を引いてください。
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◆愛着の森対話編第7号の記録  「空」を歌いたくなる河原
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1 そこの名前  マガワハハコ

2 場所
折立の真川上流の河原

3 種類と様子     
河原にカワラハハコが群生している

4 調べた人の名前 石川たかね

5 調べた日 2006年8月25日

6 天気 晴れ

7 時間 正午頃

8 どうして、この木が気に入りましたか?
6月20日頃、中川さんにご案内いただいた真川に魅せられました。カッコ
ウと川のせせらぎ、若葉のみどり、雪どけ水の冷たさ、岩魚の影、オカリ
ナのひびき・・・2度目が8月25日の今日。今年の梅雨は長引き、雨量
もことの他多くて・・・最初に出会った川原には巨木が急流に根こそぎ流
されて横たわっておりました。

9 この木のそばで口ずさみたくなる歌は何ですか?
トワエモアの「空」

10 この木を見て、気づいたことや感じたことを自由に書いてください。
・真川のせせらぎに靴をぬらして川原を渡ると「カワラママコ」の群落が
真白!! 思わず写真をパチリ。小嶋さんがガイドすてくださって、戻っ
てからネットで検索してみると、やはりカワラママコでした。

・フジバカマ。これも希望を込めて・・・園芸種で売っているフジバカマ
は自然界ではめったに見られない。紫っぽい花と茎が赤かったので、フジ
バカマであってほしい。これも交雑種かもしれない。

・夏なのに虫が少なくて、弱虫の私にはラッキー。6月にはブイに刺され
たぞ!!

編集部注 順番に紹介してきた愛着の森対話編ですが、当方のミスで7号
をぬかしておりました。熱心な読者の山森直清さんから指摘を受けました。
山森さんありがとうございました。石川さん、ごめんなさい。
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◆19年度の日帰り語り部講と宿泊語り部講を募集中
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19年度の日帰り語り部講と宿泊語り部講を募集中しています。締め切り
は、1月31日です。県内の市町村の生涯学習担当窓口に文書で照会してお
りますから、市町村を通じて申し込んでください。

1 日帰り語り部講
   有峰森林文化村が用意したバスで、有峰をご案内します。文化村の
   スタッフとともに冷タ谷遊歩道を歩き、湖畔で弁当を食べ、コン 
   サートをします。人数は、最大25人とします。
  
実施する日
      6月23日(土)、6月30日(土)、8月4日(土)、
      9月1日(土)、9月29日(土)、10月13日(土)、
      11月3日(祝・土)

2 宿泊語り部講
   有峰森林文化村が用意したバスで、有峰ハウスに泊まっていただき
   ます。基本的には冷タ谷遊歩道を歩き、餅つきや絵手紙教室を行な
   いますが、行程は相談に応じます。人数は、最大25人とします。
   
実施する日
      7月14日(土)〜16日(月)
      9月12日(水)〜13日(木)
      10月10日(水)〜11日(木)
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原稿や感想をお待ちしております。
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