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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2006年11月11日 第116号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:548人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆有峰林道の閉鎖にあたって
◆愛着の森対話編第8号の記録
   この樹林の主役となって行くであろうブナの幼木
◆山脈の閑けさやさしさ、森の樹々の永遠の声が聞こえてくる
             高岡市・辻やす子
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◆有峰林道の閉鎖にあたって
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有峰林道は、本年も例年通り11月12日をいたします。

今年度は、例年にない雪のため、林道の開通が3週間遅れました。それ以
降は、小口川線が祐延〜水須間が年間を通じて通行止めであったことを除
けば、おおむね順調に供用できたのではないかと思っております。

有峰森林文化村の行事を通じて、あるいは、有峰ハウス、ビジターセン
ター、キャンプ場のご利用をいただいたみなさまといろいろな交流があっ
たことを心から感謝しています。皆様に共通なご意見は、今の有峰の森林
美を守って欲しいということでした。

ほおっておいて静寂や木々の美しさ、ゴミのなさが保たれるとは思えませ
ん。高校生学びの森などを通じての教育、オカリナやはだし歩きといった
五感を通じた森の楽しさの共感、アサギマダラのマーキング、俳句や茶会
といった思い思いの文化活動を通じて、富山の奥座敷有峰を守るんだとい
う人の輪を作る必要があると思います。

冬の間、有峰はどうなっているんだろうと思いをめぐらすのも楽しいもの
です。来年6月までは、この有峰森林文化村新聞で、有峰への思いを紡ぐ
のにお役に立てればなあと思っております。
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◆愛着の森対話編第8号の記録
       この樹林の主役となって行くであろうブナの幼木
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1 その木の名前  青年の樹

2 場所
有峰林道の西谷入口から歩いて30分くらい。西谷いのちの沢まで
のほぼ中間点。道の中央に木が倒れておりその手前のぬかるんだ
ところの道の左側。道をはさんで反対側に白い杭を打ってあるの
が目印。

3 種類     ブナ

4 調べた人の名前 宮原真樹

5 調べた日 2006年8月26日

6 天気 晴れ

7 時間 午前10時頃

8 どうして、この木が気に入りましたか?
環境、当木のまわりの環境はシラカバの倒木や老木が立ち枯れており、他
の所よりポッカリと樹林に穴があいている。当木のブナより高い木が見あ
たらず、将来ともにこのブナの幼木が、この樹林の主役となって行くであ
ろう。今は幼木(胸径5cm)であるが、10年20年後には、10〜30cmの大木
に育つであろう。この木を青年の樹と名付ける。

9 この木のそばで口ずさみたくなる歌は何ですか?
青年の樹(作詞:石原慎太郎、作曲:山本直純)

10 この木を見て、気づいたことや感じたことを自由に書いてください。
「光を得 森に育てよ 我もまた」
今は幼木でも、10年20年の月日のういちに確実に成長が見られる。その月
日のうちの自分は年を重ね老いたる身となっても精神力だけはその木に負
けないものをつけていこうと考えた。
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◆山脈の閑けさやさしさ、森の樹々の永遠の声が聞こえてくる
             高岡市・辻やす子
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拝啓、秋冷の候
中川様には愈々ご健勝にご活躍のよしおよろこび申し上げます。先日、文
化村に訪問させて頂きました折は、有難うございました。

思い出多かった日から早いもので一週間たちました。今も山脈の閑けさや
さしさ、そして森の樹々の永遠の声が聞こえてきます。

中川様はじめスタッフの方々の温かいおもてなしにあらためてお礼を申し
上げます。オカリナの澄んだ音色を、また拝聴致したいと思います。どう
ぞ、これからも森を、鳥を、動物をいつくしんで下さいますように。

今度は、私ども清風の会の気ばらない茶会にお出かけくださいませ。

向冷の砌、ご自愛下さい。敬具

10月16日  中川正次様

編集部注
辻さんたちの「茶の本を読む会」は10月12日、13日と有峰ハウスに宿泊さ
れての一泊二日語り部講をされました。12日は、快晴の冷タ谷湖畔で、野
点をされました。草が膝の高さくらいに生えている湖畔に、毛布を毛氈代
わりに敷き、薬缶をガスコンロでお湯に沸かし、お茶をいただきました。
雪を冠った薬師岳がきれいでした。
二日目は、餅つきのあと、猪根山遊歩道を歩きました。普段は、90分コー
スですが、お年を召した方もおられたので、2時間半かけて歩きました。
3年前に心臓の手術をしたという男性も歩かれ、生きる自信がついたと話
しておられました。
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