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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2006年6月10日 第105号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:521人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆6月に入って急速に遅れを取り戻しつつある有峰
◆7月1日の夜の語り部講は、土壌動物写真家の皆越ようせいさん
◆今年度の俳句の会は中止 
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◆6月に入って急速に遅れを取り戻しつつある有峰    中川正次
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林道開通が6月下旬に遅れていることで、今か今かとお待ちの方も大勢お
られると思います。現在、私どもは、有峰に勤務しておりますので、見た
こと気づいたことをお知らせします。

私は5月15日に今年初めて有峰に上がりました。ビジターセンターのと
ころで1メートルぐらいの雪がありました。5月の末にはようやく消えま
した。林道にはたくさんの石が落ちてきており、斜面を見上げると、雪の
上に石が座っているのが見えます。安全確保に時間がかかることについて
ご理解を賜りたく存じます。

遊歩道を確認に歩いてみました。冷タ谷遊歩道に、薬師岳がよく見える場
所があります。冷タ谷遊歩道の一番の見所です。山の斜面を垂直に階段を
切って遊歩道が通っています。その階段が、雪崩でなくなっており、ただ
の斜面になっており、危険で通行できません。林道の開通までには復旧す
る予定です。

トチの枝がポキンと折れて、どさっと遊歩道に転がっています。その枝に、
新芽がいくつもついています。トチの新芽は、ねちゃねちゃの樹液のコー
トを着て冬を過ごします。春になると、芽から赤い葉っぱが出てきます。
その寸前に、雪で枝が折れたものと思われます。その一方で、お菓子のト
ンガリコーンのような形をした、花が100個ぐらい咲いているトチもあ
ります。枝が折れることは想定しているかの如く、トチは群れ全体として
は、悠然としています。

ブナの新緑は、淡い黄緑だったものが日増しに濃くなってきています。

例年6月1日に開通しても、ミズバショウは旬を過ぎています。私達は、
5月に清楚なミズバショウを楽しむことができるわけです。一番の場所は、
穴洞谷だと思います。折立遊歩道(真川から猪根まで)の猪根側入り口の
先です。薬師岳に降った雪が融けて真川に流れ、途中で地下水となって和
田川側に湧き出してきます。その湧き出し口の一つが穴洞谷です。ここは、
有峰ハウスや文化村事務局の水源地でもあります。その温かい湧き水が谷
を広がって流れ、雪を融かし、ミズバショウとリュウキンカのお花畑をつ
くります。林道が開く頃には、藪になっていて、入り込めない場所、入っ
てもつまらない場所になります。これからも大事にしておきたい有峰の宝
の場所です。

今年は、もう一つ素晴らしい場所を、冷タ谷遊歩道にみつけました。冷タ
谷遊歩道は、北口・中央口・南口の3つの入口があります。その中央口か
ら登っていって、北口からの遊歩道と合流するちょっと手前に、ミズバシ
ョウ畑がありました。ミズバショウは、遊歩道の右手か左手のどちらかに
見えるところばかりです。ところが、そこは、遊歩道の両側にミズバショ
ウが生えていて、まるで極楽浄土の道を歩いているような気になりました。

鳥は、盛んに鳴いています。ホトトギス、カケス、ウグイスなど。エゾ
ハルゼミのわんわんとした鳴き声も例年どおりです。音に関しては、春の
遅れは関係ないようです。

カエルの卵を例年今頃、水溜りにたくさん見つけるのですが、まだ見てい
ません。

全体として、5月は、春が遅れているなあという印象でしたが、6月に入
って急速に遅れを取り戻しつつある印象を、私は持っています。

いつもは、2週間おきに、金曜日か土曜日に発行している有峰森林文化村
新聞ですが、林道の開通が決まり次第、有峰森林文化村新聞を発行します。
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◆7月1日の夜の語り部講は、土壌動物写真家の皆越ようせいさん
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7月1日に有峰ハウスに宿泊のお客様を対象に、皆越ようせいさんに、美
しい土壌動物の写真をみせてもらいながら、土の中の話をしてもらいます。

皆越ようせいさんの本としては、
土の中の小さな生き物ハンドブック、ミミズのふしぎ、ダンゴムシみつけ
たよ、おちばのしたをのぞいてみたら があります。
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◆今年度の俳句の会は中止
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7月29日30日に予定しておりました俳句の会は、講師の都合で中止に
なりました。俳句の会は中止しますが、ビジターセンターの俳句ポストは
続けております。投稿をお待ちしております。
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原稿や感想をお待ちしております。
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