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ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2006年5月13日 第103号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:519人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆愛着の森「対話編」ー物心両面にわたる定点観測ー
◆冷タ谷倶楽部に入りませんか   高岡市・大瀧雄治
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◆愛着の森に「対話編」を加えますー物心両面にわたる定点観測ー
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有峰森林文化村顧問をお願いしている稲本正さんの「森の旅 森の人―北
海道から沖縄まで日本の森林を旅する」という本の最後に、こんなことが
書かれています。

───
あなたの好きな森とあなたの好きな木を最低一つ、日本のどこかに決めて
ほしい。そして時々会いに行ってほしい。きっと人生が豊かになるだろう
から。
───

有峰森林文化村は2年前から「愛着の森」事業を展開してきました。今年
から、稲本さんの考え方をより実現させようと「対話編」を加えます。

1 概要
有峰では、有峰湖の周りにブナ、ミズナラ、トチノキなどの明るい森が広
がっています。歩けば、なぜか元気が湧き出してくる気持ちのよい森です。
有峰森林文化村は、この森で、「愛着の森」事業を、県民参加の森づくり
の一環として2004年度から展開しております。2004年度に「調査編」で開
始したこの事業は、昨年「ドングリ育て編」を加えました。2006年度は、
さらに、「対話編」を加えます。

対話編においては、各自が好きな木を決めて、その木の10年以上にわた
る変化を写真撮影によって定点観測します。加えて、さらに重要なことと
して、木とどんな会話を交わすかという、心の変化を定点観測します。

この物心両面にわたる定点観測を、複数の人でリレーしていくことによっ
て、「好きな森と好きな木に、時々会いに行く」という森林文化の原点と
なる活動の輪を広げていきます。おそらく全国初の試みだと思われます。
成功させたいと思っています。

2 手順 
(1) 定点観測点の登録
ア 有峰村民(以後、原点観測者と呼ぶ。)が、有峰を歩きまわって、
  一番気持ちの落ち着く木を見つけます。
イ 原点観測者が、自分のデジタルカメラで撮影します。
ウ 原点観測者が、撮影した画像を、有峰森林文化村事務局に渡すと
  同時に、感じたこと気づいたことを伝えます。
エ このようにして、定点観測点を、20地点を目標として決めます。

(2) 第2回目以降の撮影
ア 希望者(以後、踏襲観測者と呼ぶ。原点観測者と同一人であって
  も可。)は、有峰ビジターセンターの地図から、自分が撮影しよ
  うと思う、定点観測点を選びます。
イ 踏襲観測者は、第1回目の写真を持参し、同じアングル(向き、仰
  角)で、撮影条件を踏襲して、撮影し、文化村事務局に画像を渡し、
  感じたこと、気づいたことを伝えます。
ウ こうした定点観測を10年以上、何十人ものリレーとして続けていき
  ます。

(3) 詳細は、有峰森林文化村のホームページ「ありみネット」の中の、
    文化サークル活動所「愛着の森」をご覧ください。

3 定点観測を続けることによって変化を追いたいこと
(1) 観測者自身の精神的なこと
ア 木を見て、自分がどのように感じるかという心の変化
イ 木と自分がどんな会話を交わすかという、心の変化
ウ 同じ木を見ながら、人によって、いろんなことを感じる心の面白さ

(2) 自然観察的なこと
ア 有峰森林の成熟・衰退
イ ドングリなどの豊凶変化
ウ 環境汚染・地球温暖化の影響
エ 病虫害の発見
オ 地点ごとの開葉や開花、紅葉時期の変化
カ 植生(ササユリ等の開花状況など)の変化

4 開始月
(1) 有峰林道は、雪のため現在閉鎖しています。6月上旬の開通を目
    指して準備を進めています。
(2) 愛着の森対話編は、6月から始めます。

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◆冷タ谷倶楽部に入りませんか   高岡市・大瀧雄治
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編集部注
前号で、冷タ谷(つべただに)キャンプ場の利用促進のための取り組み3
つをご案内いたしました。すなわち、キャンプ場の供用期間の拡大、ロッ
ジの昼間開放、ロッジの夜間利用の試行です。

ありがたいことに、これに呼応して、ボランティアで、有峰デジタル画廊
のホームページ制作を行なう、有峰トランプの風景編を担当するなど、熱
心に有峰森林文化村に支援してくださっている大瀧さんからこんなメール
が届きましたのでご案内します。
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冷タ谷倶楽部のご案内

冷タ谷キャンプ場をベースに各種活動を行う自主活動組織を作りましたの
でお知らせいたします。

 【主な活動内容】
・冷タ谷遊歩道のイラスト案内図の作成、清掃活動など。
・各種行事、学習会の企画、開催。

当会では、これら活動を通じて、森の大切さを学び守り、そして遊びなが
ら心身の安らぎを取り戻し、また、来訪者へのマナーの向上、モラルの啓
発に努めたいと考えています。ご賛同いただける方の参加を心よりお待ち
しています。

なお、今年度の行事として、旧薬師登山道を歩く会、うれ街道探勝会など
を計画しています。

 世話人  大瀧 雄治  
連絡先メールアドレス:takijirow@yahoo.co.jp
注:連絡はすべてメールで行いますのでインターネット接続環境又は携帯
メールの使用が最低条件となります。
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原稿や感想をお待ちしております。
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