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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2005年4月16日 第74号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:387人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆春の恵みの集い参加者募集 
◆継続性のある有峰森林文化村をめざして−暗黙知と形式知
                       助役 中川正次 
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◆春の恵みの集い参加者募集 
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有峰森林文化村 春の恵みの集いー山菜を中心としてー
1 目的 新装になった有峰ハウスに宿泊して、山菜学習及び遊歩道散策な
ど、新緑の有峰の森の豊かさを五感をとおして学び、楽しみ、感
謝する集いです。

2 主催  社団法人富山県農林水産公社

3 内容
(1) 山菜学習と山菜採取
(2) 遊歩道散策しながら森林浴
(3) 餅つきなど

4 期日 平成16年6月2日(木)〜3日(金)

5 宿泊場所 富山市有峰 有峰ハウス
電話076−481−1758

6 対象 18歳以上の方

7 定員 20名(応募多数の場合は抽選)

8 語り部  牧野 徹さん(林業試験場主任研究員)

9 参加費  一人6,500円(有峰ハウス使用料、食費等)

10 交通手段  当方が準備いたします無料バスに乗車してください。
マイカーによる参加は固くお断りします。
富山駅北口(9:00)、
あるぺん村駐車場(9:35)の
いずれかでご乗車ください。

11 募集期間 平成17年4月25日(月)〜5月13日(金)

12 申込方法
(1) ハガキまたはファックスで申し込みください。
 (電話、電子メールでの申し込みはお受け致しません。)
(2) お知らせいただく内容
 氏名、性別、年齢、住所、電話番号、乗車場所
 連名で申し込みの方は、全員の氏名、性別、年齢、住所、電話
     番号、乗車場所を記入してください。また、代表者の方には氏
 名に○印をしてください。
(3) あて先
 〒930−0096富山市舟橋北町4−19
 社団法人富山県農林水産公社
 有峰森林文化村「春の恵みの集い」係
(4) 抽選結果のご連絡
 申し込まれた方に、郵便でお知らせします。

13 連絡先
〒930-0096富山市舟橋北町4−19
社団法人富山県農林水産公社有峰森林部   岸
TEL076−444−4481 FAX076-444-4482
E−mail yama@arimine.net
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◆継続性のある有峰森林文化村をめざして−暗黙知と形式知
                          助役 中川正次
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いつもは、有峰森林文化村の行事案内や、有峰の自然や歴史に関する記事
を紹介してきた有峰森林文化村新聞ですが、今回は、少し毛色の変わった
お話をします。

「中川がいなくなったら、有峰森林文化村はどうなるんだ」

この質問は、何人もの人から頂戴した質問でした。

有峰森林文化村のソフト部門は、私を含めて5人です。この5人の間の知識
や思いの共有。そして、そこから生まれる創造性を培うことが、人が変わ
っても、有峰森林文化村がぶれないことの基礎だと考えます。

ここでは、暗黙知と形式知にわけて考えてみたいと思います。暗黙知とは、
特定状況に関する個人的な知識であり、形式化したり他人に伝えることが
難しい知識です。形式知とは、形式的・論理的言語によって伝達できる知
識です。

暗黙知のためには、まさに同じ釜の飯が効きます。水曜日に有峰に上がっ
て日曜日に富山に降りるまで、同じ釜の飯を食べています。さらに、テニ
スコートのあたり、猪根谷のサワグルミ群生地、冷タ谷キャンプ場などを
スタッフと、アイデアを出し合いながら逍遥する。至福の時間です。つい
でながら、富山有峰間1時間半のドライブも私にとっては、アイデアをス
タッフと紡ぐ大事な時間です。このほかにも、暗黙知の共有、発展のため
に工夫を惜しまない決意です。

一方、形式知です。みなさんは、マニュアルを書けばいいとおっしゃいま
す。しかし、現実問題として、人が書いたマニュアルはめったに読まない
ものです。

そこで、この4月から、仕事をするたびに、仕事の報告書を作る決まりに
しました。日報です。一日だいたい、一人の人が5本くらいの日報を書い
ています。え?、と思うかもしれませんが、ファイルメーカーというデー
タベースソフトを使って、一覧表の見やすさ、検索性の高さ、面倒くさく
ないことを追求しました。しかも、マニュアル、文書の袋ファイルとも連
動しています。

朝、仕事を始める前にやらなければならない仕事は、5本ほどあるもので
す。4件着手し、2件完了し、2件は中途で終わる。1件は全く手つかず
のまま。新たに、やらなければならない仕事が2件増えている。このよう
な流入流出を繰り返しながら、優先順序を誤ることなく仕事をこなす。こ
れが仕事術にほかならないと思います。こうしたスマートな仕事を支援す
る役割もこの日報システムは持っています。

私は県庁職員ですが、日報を毎日つけている職場はめったにないように思
います。これまでも有峰では林道パトロールの日報をつけていましたが、
仕事の全ての日報をつけているわけではありませんでした。

ちなみに、システムのアイデアは私が行い、システム開発は、ファイル
メーカーの勉強も含めて、柳川さんがしてくれました。着手して2週間で
作ってくれました。すばらしい出来上がりです。

百聞は一見にしかず。5月半ばまでは、森林水産会館のオフィス。6月から
は、ビジターセンターにいますので、この日報システムを是非ご覧いただ
きたいと思います。

暗黙知と形式知に分けて、その共同化、連結化などを図りたいと思います。
これに成功すれば、「中川がいなくなったら、有峰森林文化村はどうなる
んだ」にも、胸をはれると考えています。

中途で、日報書きを挫折しないために、宣言の意味も込めて、報告いたし
ました。

参考文献
「知識創造企業」 野中郁次郎、竹内弘高著(東洋経済新報社)
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