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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2004年10月30日 第62号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:375人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆有峰逍遥の旅をふりかえって
(1)楽しかった飛入り参加   小矢部市・細川進、祐子、太田晋一
(2)余韻が当分、残りそうな旅 京都市・樋口忠彦
(3)桃源郷の有峰と逍遥    大山町・山森直清
◆有峰トランプの販売を開始します
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◆有峰逍遥の旅をふりかえって
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(1)楽しかった飛入り参加   小矢部市・細川進、祐子、太田晋一

昨10月2日有峰ハウス新築記念「有峰逍遥の旅」富山新聞を見て早速飛入
り参加いたしました。

初めての有峰にわくわくしハウス前に到着。車も人も少ないのにちょっと
心配。

やがて11時。1泊の参加者のバスにあつかましくも便乗させていただき、
「冷タ谷遊歩道」前で、みなさんと手をつなぎ輪になって関原さんの注意
事項を聞き、ブナ・白樺・ミズナラの自然林の中、裸足で歩いた感触は忘
れられません。

湖畔での弁当、初めての絵手紙づくりに挑戦。トロンボーンファミリー演
奏会にみなさんと歌った一体感に満喫。樋口教授の雨の中、ぬれながらも
一生懸命語っていただいた日本人の心の原点「ふるさと」に感動しました。

日程が終わり自由解散なのに、餅つき大会を聞き、又、又、あつかましく
も完成したハウス内の木の香りに居すわって、とうとう餅をころがし、
「ゴマ」をつけながら、「あずき」「きな粉」「ゴマ」もち、おいしくい
ただきました。

5時50分有峰ハウス出発、亀谷温泉白樺ハイツで入浴し、9時過ぎ家につき
ました。充実した楽しい一日、みなさんのおかげで、心リフレッシュし、
厚くお礼申し上げます。

有峰自然林、文化村。気の遠くなるような保護維持にどうかがんばってく
ださい。本当にありがとうございました。

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(2)余韻が当分、残りそうな旅 京都市・樋口忠彦
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有峰逍遙の旅ではお世話になりました。
1000メートル以上の山を歩いたのは、久しぶりで、余韻は当分、残り
そうです。帰ってから気がついたことがありますので、以下に記します。

一つは、西谷についてです。
西谷と東谷の流れは、有峰村の水源であった。このような谷の水口あるい
は分水嶺には、水源の神として、たとえば水分(みくまり)の神がまつら
れます。われわれが終点とした滝のある場所は、岩から水が湧き出してい
たりして、水源の神をまつるのに、もっともふさわしかったでしょう。
何か信仰の痕跡が見つかるとおもしろいですが。

地形図を見ると、西谷の方が、東谷よりも、両側の山が急峻です。東谷は
歩かなかったので、よくわかりませんが、西谷の方が、隠れ籠もった印象
を受けるので、ここは隠国(こもりく)だったのでは、と想像もできます。
しかし、これは、別の証拠がないと何とも言えません。

もう一つは、俯瞰景(ふかんけい)についてです。山に行くと、見上げて
見る景色(仰観景)と、見下ろして見る景色(俯瞰景)とを、次々と体験
できて楽しいものです。薬師岳があまり見えなかったので、今回は、重要
な仰観景が欠けたといえるかもしれません。

ところで、人間にとって見やすいのは、仰観景でなくて俯瞰景の方です。
視線の角度でいうと、水平より10度下の角度の方向が一番見やすい、と
いわれています。

ですから、仰観景よりは俯瞰景の方を、すなわち、見上げるよりは見下ろ
す景色の方を、人間は好む傾向があります。

有峰湖は、どこからの、いつの俯瞰景が魅力的でしょうか。

西谷逍遙の旅は、行きは昇りの仰観景、帰りは下りの俯瞰景で、同じコー
スでありながら、全く違う景色を楽しめました。特に下りでは、視線が先
の先までのびやかに伸びて、奥行きのあるブナ林の景色を堪能できました。

なお、初日に、キャンプ場の建物前の階段に皆さんに座ってもらって、そ
の前で、私が話をしました。建物前から地面が湖面に向かって下り勾配に
なっているので、建物前に座った皆さんは、俯瞰しながら、私の話を聞く
ことになりました。話の内容が聞きやすかったかは別にして、
リラックスして話を聞くことが出来たのではないでしょうか。
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(3)桃源郷の有峰と逍遥    大山町・山森直清
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先日、有峰ではたいへんお世話になりました。

有峰に、いつ、だれが、どこから入りこんで住みついたかということは、
諸説があって、私には大きな謎でした。

今回、樋口先生の盆地論を拝聴して、有峰は、落武者ならずとも住みたい
桃源郷であったことと、彼等には主従の関係がなく、対等に暮らしていた
らしいこととが一脈通じるものがありそうで、謎の解明のヒントになりは
しないかと、今、考えています。

逍遥という言葉は、仏典にも出ています。ぶらぶら歩く意味の他に、はか
らいを離れた、無為自然のさまを表す意味もあります。

樋口先生がまた有峰においでになることがあって、このことをお話できれ
ば有難いと思っています。
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◆有峰トランプの販売を開始します
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有峰森林文化村は、有峰の植物・動物・歴史・風景を52枚のカードに展開
した有峰トランプを作りました。このトランプを、有峰ビジターセン
ター・有峰ハウス・県民会館・通信販売で、600円で販売いたします。
なお、通信販売は、手数料がかかる上に、お届けするまで時間がかかりま
す。有峰にお越しになれないかたは、なるべく、富山市市役所前にある富
山県民会館の刊行物センターでお買い求めください。
1 特徴
(1) マークごとに項目を設定。
スペードは、植物
ハートは、動物
ダイヤは、歴史
クラブは、風景
(2) 各マーク共通で、7が俳句。
(3) ジョーカーは、狛犬。
(4) 鮮明な写真や絵と、簡潔な説明。
2 編集者(敬称略)
   長井真隆、湯浅純孝、米原寛、中坪達哉、大瀧雄治
3 販売  1組600円
(1) 直接販売 有峰ビジターセンター・有峰ハウス・県民会館にて
(2) 通信販売
住所・氏名・電話番号をハガキあるいは電子メールで連絡の上、
    銀行口座(北陸銀行県庁内支店・普通5008290・有峰森林
    文化村会議)に送料込みで760円を振り込んでいただいた方には、
    郵便でお送りします。
 ア ハガキ
930−0096
富山市舟橋北町4−19
社団法人富山県農林水産公社有峰森林部
 イ 電子メール
info@arimine.net
4 問い合わせ 
11月12日まで 電話076−482-1420 担当 中川
11月15日から 電話076−444-4481 担当 中川
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原稿や感想をお待ちしております。
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