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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2004年9月4日 第58号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:358人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「国民参加の森林づくり」シンポジウムが開催されます 県森林政策課
◆自然と人間の暮らしを考えるフォーラムin大山・立山と
 富山市草島公民館日帰り語り部講の合同開催
◆愛着の森づくり「仕事の集い」に対する質問2件
◆愛着の森づくり「仕事の集い」結果報告
◆有峰村民子孫の会についての報告を読んで   神戸市・鳥飼福子
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◆「国民参加の森づくり」シンポジウムが開催されます 県森林政策課 
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9月4日(土)13時から富山市のサンシップとやまで
「地域を生かす森のかたち」をテーマに、「国民参加の森林づくり」シン
ポジウムが開催されます。

基調講演は、国際日本文化研究センター教授の川勝平太さん。
基調報告のパネリストは、
県中央植物園園長の内村悦三さん、女優の岸ユキさん、九州大学教授の重
松敏則さん、有峰森林文化村懇話会座長の長井真隆さんです。

当日申し込みで、入場できます。
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◆自然と人間の暮らしを考えるフォーラムin大山・立山と
 富山市草島公民館日帰り語り部講の合同開催 
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編集部注
「自然と人間の暮らしを考えるフォーラムin」という団体と、社団法人日
本山岳会自然保護委員会の主催により、「2004年度自然と人間の暮らしを
考えるフォーラムin大山・立山」という行事が、8月20日(金)から22日
(日)まで開催され、全国から人が集まりました。

その3日間の行事の一環として、60人近くの方が、21日(土)に有峰にお
見えになりました。そしてその21日は、富山市草島公民館の日帰り語り部
講(25人)の日でもあります。

そこで、二つの行事を合同開催することにしました。両者が、冷タ谷遊歩
道を歩いた後、湖畔でコカリナとフルートのコンサートを楽しみました。
フォーラム参加者で、次の行事が差し迫っている人を除き、67人で交流会
を開きました。

以下は、主催者の蜂谷緑さんからいただいた葉書です。

毎年。フォーラムから帰ると、夏も終わります。今頃、有峰はすっかり秋
の気配と思います。先日は沢山の参加者を楽しませていただいて有難うご
ざいました。残った人たちは富山の方々と交流できたことを喜んでおりま
した。文化村のみなさんのお陰で、有峰に行ったグループは大満足でした。
一言お礼まで。

編集部補足説明
コンサートは11時から11時30分まででした。11時30分から12時までが交流
会でした。冷タ谷キャンプ場のカラマツ林のところにフォーラムの人と草
島公民館の人に集まっていただきました。そして、「春の好きな人、夏は
好きな人・・・」と手を上げてもらい、同じ季節を好きな人同士で、4つ
のベンチに集まっていただきました。その各ベンチ毎に、なぜ、その季節
が好きか、順番に発表してもらい、打ち解けてもらいました。その後、弁
当を一緒に食べ、、全国各地の話をしたり、弁当のカマボコを分け合った
りして、楽しい時間を過ごされました。「好きな季節」でグループ分けす
るというのは、ある本に書いてあったアイデアです。皆さんも一度、お試
しください。

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◆愛着の森づくり「仕事の集い」に対する質問2件
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愛着の森づくりをしますと、有峰森林文化村新聞第55号でお知らせしまし
たところ、開催前に二人の有峰村民の方からこんな質問をいただきました。
答えは、ご本人に即刻いたしました。新聞紙上で、報告したします。
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何処かの木を切ってまた別の木を植える など 私から見れば、ようやく
自然に戻りつつ自然に近くなってきた所をまたまた自分達のやりたい事を
無理やり計画を立て自然を壊すことになるのではないですか?
自然になって行く所はそのままで 雨、風、災害での補修は歓迎ですが、
やはりもっと自然体で何をすればいいのかを工夫して行かなければならな
いと思います。


間伐し、木を植えようとしているところの、本来の自然の姿は渓畔林です。
しかし、工事等で自然林が伐採され裸地ができ、年月を経てケヤマハンノ
キが密生しているところです。このまま放置しておいても、本来の渓畔林
に戻るには、百年以上の時の経過がいると思われます。そこで、ここを、
本来の渓畔林への遷移促進を目的に、トチ、ミズナラ、ヤチダモ、ブナ、
カエデなどを植えるものです。人間が自然に何をしてきたのか、何ができ
るのか、この場を見本林にして、皆で考え、学びたいと思っています。こ
ういった趣旨で行うものであることをご理解いただきたいと存じます。

作業する場所は、2つあります。猪根谷のヤマハンノキ林と、猪根平の鉄
塔下です。前者では、今回、一切の伐採をせず、どんな木がどんな大きさ
で生えているかを調査します。後者では、苗畑をつくります。

さらに苗畑づくりには大きな意味もあります。鉄塔下の苗畑で育てた苗は、
猪根谷に植える予定ですが、ここで得られた経験を、有峰の森で育てた苗
を県内の森の復元に役立てたいと願っています。県内の崩壊地には、県内
で苗を準備できなくて、県外の苗を持ち込んでいるのが現状です。これを
有峰産の苗で供給できたらと思っています。つまり、「有峰を富山の母樹
林に」という夢を描いているのです。
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今回、都合がつかなくて参加できなくても、愛着の森づくりに参加できな
いのですか。


猪根谷ヤマハンノキ林については、今回、調査するだけです。間伐等の作
業は、来年以降です。猪根平鉄塔下の苗畑つくりは、各自、お好きな時に
出かけられて耕してください。道具は、文化村事務局でお貸しします。場
所の選定などについて、相談してください。10月の山じまい感謝の集いで、
みんなでドングリを植えたり、山引き苗を植える予定です。
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◆愛着の森づくり「仕事の集い」結果報告
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8月26日、27日の行事に参加された方は、有峰村民3人、林業試験場長谷川
幹夫さん、有峰森林文化村事務局9人でした。

初日は、長谷川さんの話を聞いて、どんな森を目指すかを冷タ谷で目で確
かめ、猪根谷のヤマハンノキ林の毎木調査と植生調査をしました。二日目
は、鉄塔下に、苗畑をつくりました。

少ない人数でしたが、ともに、学び、理解を共通にし、汗をかく感動を味
わいました。小さく芽生えた、愛着の森づくりですが、あせらず、あわて
ず、大きな運動に高めていきたいと思います。
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◆有峰村民子孫の会についての報告を読んで   神戸市・鳥飼福子
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中川正次様

今年の夏はことのほか暑さがこたえましたが、お元気でご活躍の様子何よ
りです。

子孫の会についての報告興味深く拝読しました。「有峰物語」の飯田辰彦
氏からもお葉書をいただきました。出席できなかったこと、改めて残念に
思いました。

ところで、富山を引き払った私の母は、8月から私の住まいの近くのグ
ループホームのお世話になって元気に穏やかな生活を送っていますが、
痴呆が進んでどんどん記憶が失われていきます。母は直接有峰には関係な
いとは言え、このように昔を知る人が確実に減っていくのは寂しいです。

奇妙なことですが、実家がなくなった今、故郷といえば、あの有峰湖の静
かなたたずまいと雪を頂いた薬師岳を思い出します。子供のいない私は最
近、死んだら有峰湖に散骨してもらいたいと考えることもあるのですが、
これって変でしょうか。

有峰を通していろいろな方々とのご縁がつながったこと、うれしく思って
います。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

編集部注
http://www.arimine.net/annai/paper20031101.html
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