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ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2004年3月6日 第44号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:321人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆有峰トランプ第1回編集会議の速報   富山市・柳川朋美
◆『瑞樹』への投稿−昭和9年の有峰−を読んで  所沢市・五十嶋一晃
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◆有峰トランプ第1回編集会議の速報   富山市・柳川朋美
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今年の秋の新有峰ハウスのオープンに向けて、有峰トランプを作ろうとい
うことが先の有峰森林文化村懇話会で議論されたことは、先の有峰森林文
化村新聞で報じられたとおりです。さる3月1日、富山市のとやま自遊館で
その有峰トランプ第1回編集会議が開かれました。私も会議に参加させて
いただきましたので、その様子を皆様にご報告したいと思います。

参加者は、大瀧雄治さん(有峰森林レンジャー)、長井真隆さん(有峰森
林文化村懇話会座長)、中坪達哉さん(富山県俳句連盟副理事長)、湯浅
純孝さん(ねいの里館長)、米原寛さん(立山博物館館長)ほか、全部で
11人の「有峰好き」が集まりました。編集委員長に長井さんにお願いした
後、早速、議論に入りました。

トランプのひな形の吟味と各項目の選定、目の不自由な人にも使っていた
だけるデザインなどについて、約4時間にわたって議論しました。

トランプの表は、有峰森林文化村のシンボルマークを使ったデザインが選
ばれました。

トランプの裏については、スペードに植物、ハートに動物、ダイヤに歴史、
クラブに風景をテーマとした写真をつけることになり、各マークの7には
俳句を載せることになりました。

各項目については、植物を長井さん、動物を湯浅さん、歴史を米原さん、
風景を大瀧さんに、それぞれ担当をお願いし、項目の原案を提案していた
だきました。

それぞれの項目を葉書大のカードにマジックで書き、スチール製のロッ
カーに磁石でとめて、七並べのように並べて、皆で議論をしました。そし
て、中央の7には、中坪さんが選句された俳句が並んでいます。

「あの項目が抜けているのは、かわいそうではないか」といった議論の中
で、13枚を絞り込んでいくのは、たいへんでした。「トランプが15まで
あればいいのに」という声に皆で大笑いしながら、ようやく13枚の項目
が決まりました。

ババをどうするかも問題でした。有峰といえば狛犬だから、狛犬をババに
しよう。狛犬は、サル、シシ、クマ、ヌエの4対8体いることから、普通の
トランプは2枚だけど、有峰トランプは4枚にしようということになりまし
た。

今回の焦点の一つは、目の不自由な人にも喜ばれるトランプにできないか
ということでした。相談の結果、以下の結論に達しました。

   ビジターセンターでも販売を予定していることから、今回は、一般
   向けのものを作る。

   左利きの人にも便利なように、4隅に、マークと数字を印刷するこ
   とも最近の傾向であるが、それを行うと、説明字数をさらに削減せ
   ざるを得なくなる。それを行うと、単にきれいな写真が載っている
   トランプになってしまい、有峰の自然や歴史を解説するという目的
   を果たせなくなる。そこで、4隅に、マークと数字を入れることは
   やめる。

   目の不自由な人と一般の人とが一緒に遊んでもらうよう、有峰ハウ
   スに備え付けのトランプとして、大きなサイズで点字が入ったもの
   を作ることを、将来の課題とする。

また、製作コストを下げるために、印刷されたカードを、現有峰ハウスの
集会室の卓球台に並べ、みんなでぐるぐる回りながら、56枚のセットを20
00組(!)を作ることになりました。9月にみなさんに、ボランティア活
動としてご協力をお願いします。

会議の様子と、第1回編集会議終了時点における各項目の割り振りは、あ
りみネットの文化サークル活動所に載っていますから、ご覧ください。
http://www.arimine.net/sakul/sakul_10.html

ただし、写真の入手がうまくいくかどうかなど検討が必要ですから、今の
時点の仮置きとご理解ください。また、適切な写真があるかどうかが決め
手ですから、こんな写真があるという情報をお持ちのかたは、事務局にお
知らせください。

実は、私自身は今年初めて有峰と関わらせていただくので、項目を聞いて
も頭に像が浮かんでこないことがしばしばありました。ですが、お話を伺
っていると、大変興味深く、早く有峰でその姿を見てみたくなりました。

1つのトランプで、これほど多彩な内容について議論できるとは思っても
いませんでした。1枚1枚のトランプに、とても深い意味と愛情のこもっ
たトランプが出来上がっていくように思います。できたトランプを手にし
た方々が、今の私のような気持ちになってもらえるような、味わい深いト
ランプになればと思います。
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◆『瑞樹』への投稿−昭和9年の有峰−を読んで  所沢市・五十嶋一晃
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本日「ありみネット」第43号を受け取りました。ありがとうございます。

毎回送っていただき、それに目をとおしておりますと益々充実した内容に
なってきておりまして、編集に携わる方々のご苦労も大変でしょうが、今
後も大いに期待し、楽しみながら読ませていただきます。

今回の43号に「『瑞樹』への投稿−昭和9年の有峰− 山越オノエ」と
題する文章は表題と解説をもっと加えることによって、もっとわかりよく
理解が深まったのではなかろうか、と私は思います。

表題は「薬師岳」であること。山越オノエさんは、山越市太郎さんの娘さ
んで、富山県立高等女学校の生徒であったこと。市太郎さんは有峰が水没
する直前までの春から秋の間は有峰の自宅におりましたこと、などであり
ます。

有峰出身者で有峰を描いた文章が少ないなかで非常に貴重な随筆であり、
私自身昭和30年に太郎小屋(現在の太郎平小屋の前身)を建設するとき
に、山越市太郎さんと野口トメさん(市太郎さんの嫁サキさんの親)には、
ひと夏大変お世話になりました。

太郎小屋建設時は岐阜県側から入り、第2基地を山越さん宅として廃道を
整備し、資材を運び揚げました。

このような経緯がありますので、せっかく紹介いただきました随想に限り
ない執着をもっていたために一言申し上げました。

有峰森林文化村の益々ご発展を祈念いたしましております。
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