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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2003年10月4日 第32号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:285人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆森の感謝祭をみんなで             編集部
◆有峰でのお茶会を終えて      富山国際大学茶道部 吉田祐子
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◆森の感謝祭をみんなで                 編集部
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10月25日(土)に有峰で、有峰村民森の感謝祭を開きましょう。有峰の山
じまいとして、有峰村民の祭りになればと、祈るような気持ちでおります。

今のところの案
1 午後、トチノミを使った餅つきをする。
2 有峰ハウスの玄関左手にある大きなミズナラに注連縄をかける。
3 森の精をみんなで呼んで、たいまつを持った森の精が落葉に火をつけ
る。その後、焼き芋を食べる。
4 有峰のデジタル画像のスライドショーを楽しむ。
5 音楽を聴く。
6 有峰ハウスに泊まり親睦を深める。


作業の進捗状況とみなさんへのお願い

0 全体構成
もっと楽しい企画があったら、教えていただけませんか。また、全体の司
会をしていただける方はおられませんか。

1 トチノミ餅つき
二升つきましょう。トチノミは集めました。アク抜きの作業をしておりま
す。臼、杵を貸していただける方はおられませんか。参加者でもち米を蒸
したり、もちをついたりしますが、その指図をしていただける方はおられ
ませんか。

2 注連縄つくり
藁は手配しました。参加者で、藁をたたき、注連縄を編み、ミズナラに掛
けます。その指図をしていただける方はおられませんか。

3 森の精
参加者が歌を歌うあるいは、瞑想していると、巫女さんのような格好をし
た女性が、猪根山遊歩道をたいまつをかざして降りてきて、落葉に火を点
すという筋書きを考えました。こんな筋書きでいいのか、もっといい筋書
きを考えていただける方はおられませんか。巫女さんの衣装を考えていた
だける方はおられませんか。たいまつを作る指図をしていただける方はお
られませんか。

4 スライドショー
有峰村民の皆様からたくさんのデジタル画像をいただきました。担当職員
が、編集作業を進めています。

5 音楽会
いろいろな方にお声をかけていますが、まだ見えてきていません。助けて
ください。

6 会費等
有峰ハウスの1泊2食代を別にして、アルコール込みこみで2,000円頂戴し
たいと思います。たくさんのみなさまの参加をお待ちしています。

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◆有峰でのお茶会を終えて      富山国際大学茶道部 吉田祐子
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平成15年8月8日、有峰でお茶会が開かれました。

有峰は、富山県の南東部に位置しブナやミズナラなどに覆われた標高11
00mの高原盆地で、穏やかな山々と明るい緑に囲まれた有峰の清らかな
水は、発電たけでなく、生活用水や農業用水にも利用され、有峰の基本理
念「水と緑といのちの森を永遠に」には、有峰を愛する人の輪を世界に広
げようという思いが込められています。

このお茶会は、世界の高校生の国際サマースクールの行事の1つだったの
で、緊張と不安が入り混じった心境でしたが、私は今まで有峰へ行ったこ
とがなかったので、富山国際大学の茶道部や顧問の米屋先生と、皆で行け
るのを楽しみにしておりました。

前日の8月7日に有峰ハウスに到着後、野点をする予定の場所へ向かいま
した。最初の印象は、「えっ、こんな所で?」というのが正直な気持ちで、
重い荷物を運び終えても、こんな森の中で、果たして高校生達が喜んでく
れるお茶会ができるのだろうかとちょっと不安でした。準備を進めていく
うちに、森のそよ風や小鳥たちの鳴き声も加わって、何だかいい雰囲気に
なってきました。唯一の心配事といえば翌日のお天気だけでした。

当日は朝から雨が降ったりやんだりで、準備を進めたものの、結局、野点
は中止となり、急きょ、有峰ハウスで行うことになりました。それまで準
備したものをすべて片付けバスに乗せ、今度は有峰ハウスで再びお茶会の
準備にとりかかりました。

幔幕をはり、紅い毛せんを敷き、野点傘を立て、竹垣とつくばいを置くと
それまで何の色もなかった部屋ががらりと明るい雰囲気の部屋に一変しま
した。私たちも浴衣に着替え、いよいよお茶会が始まりました。

最初に入ってきた高校生達の「うわぁ、いい匂い」と言った声を聞いた時
はとても嬉しく、初めの印象がとても大切だと思いました。

お菓子を取り上げる時の興味津々の表情や、お茶を出した時の緊張した様
子がとても可愛いらしく感じました。お茶をどうぞと挨拶すると、高校生
達もぴんと姿勢を正して、ちょっと恥ずかしそうに挨拶してくれました。

また、高校の茶道部に入っている女子留学生が、生物の先生方に挨拶の仕
方、お茶の飲み方を教えているのを見てとても微笑ましく思いました。一
人づつお茶を出した事で、より心が伝わったように思います。そんな様子
が北日本新聞にも載っていて良かったです。

野点が中止になった時は、お茶会はもう出来ないかなと思いましたが、文
化村の担当者の方が急きょ予定を変更し時間を調整して下さった事や、こ
のお茶会をどうしても成功させたい、参加した高校生達に何かを伝え、感
じとって欲しいという米屋先生の強い思いがあったからこそ、皆で力をあ
わせて成し遂げることができたのだと思います。

先生の「常に努力さえしていれば、チャンスは必ずおとずれる」というお
言葉を実感できたお茶会でした。

終わった後、みんなで飲んだお茶は最高においしかったです。一口飲んだ
ら、今までの疲れがすっととれていくような感じがしました。

お茶会の後、2、3日は筋肉痛と疲労で辛かったのですが、ずっと忘れる
ことができない思い出に残るお茶会となりました。この貴重なお茶会に参
加することができ、お茶を習っていて本当によかったなとつくづく思い、
米屋先生に感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうござ
いました。

編集部注:
当初は、冷タ谷(つべただに)キャンプ場のキャンプファイアサークルで
野点を予定していました。台風が近づいてきたので、有峰ハウスに会場を
変更しました。
当日は、全国の高校生(留学生を含む)60人が、冷タ谷遊歩道で、県高
等学校生物教育研究会の先生方の指導を受けて、木々の様子や土壌動物を
研究しました。その結果が、有峰猪根山荘に展示してあります。有峰ハウ
スでお茶会を楽しんだ後、有峰ダムをエレベーターに乗って見学しました。
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