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ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2003年6月14日 第24号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:258人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆石坂先生のお便りを拝見して              長井真隆
◆祐延みちつくり隊調査報告           若尾昇・大瀧雄治
◆北電有峰寮の愛称募集                  編集部
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◆石坂先生のお便りを拝見して          長井真隆(黒部市)
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2003年5月17日発行の有峰森林文化村新聞第22号に掲載された石坂誠一先
生の「湖底に沈んだ昔の文化を、澄んだ水を通して現代につなげる一つの
絆」を拝見して、「澄んだ水を通して現代につなげる」有峰森林文化村開
村の想いを、あらためて清清しく感じとりました。

基本構想策定委員会の会長さんが、幹事として昭和17年ご入学の応用化学
科の皆さんを有峰森林文化村にご案内されますことを知り、大変嬉しく思
いました。10月半ばは全山紅葉の最盛期です。冬の休眠期を迎えるための
彩りの季節です。昨年、私はこの時期に有峰に行きました。入り口のゲー
ト付近は小雨でしたが、やがて霧に変わり、雲間から日光が差し、青空が
見えてきました。お陰さまで小雨に打たれる紅葉、林間を漂う霧にまみれ、
あるいは霧に浮かぶ紅葉、日差しに映える紅葉など、それこそ表現の言い
ようがない、多彩で見事な一大パノラマを楽しむことができました。

楽しい旅行になりますようお祈りします。きっと有峰は素晴らしい表情で
迎えてくれることでしょう。できたら大規模林道高山・大山線の飛越トン
ネルから入られては如何でしょうか。トンネルの飛騨側は人手の入った山
であるのに対してトンネルを抜けると見事な原生林になります。この対比
を通して有峰森林の真価が迫ってくるように思うからです。

追記
湖底の集落跡の写真を添付します。この写真は1994年9月15日に写したも
のです。この年は記録的な渇水を見た年で、ダムの有効水深73mが、4
0m下がって33mになったときの写真です。姿を現わした湖底を歩きま
した。渓流跡にささやかな石積み護岸がああり、その水を利用した棚田が
広がっています。

姿を現わした湖底を見て考えさせられたことは、平成の生活感覚で見ては
いけない。どんなに新しくても昭和初期の生活感覚で見るべきだというこ
とです。そんな意味で先生のお言葉「湖底に沈んだ昔の文化を、澄んだ水
を通して現代につなげる一つの絆」に清清しい共感を覚えるのです。

編集部注
長井真隆さんには、有峰森林文化村懇話会座長をお願いしております。
湖底の集落跡の写真は、ありみネットの有峰なぜ?なに博物館の「湖底の
集落跡」の項にあります。

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◆祐延みちつくり隊調査報告 若尾昇(富山市)・大瀧雄治(高岡市)
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昨年12月に、みちつくり隊が発足し、2月のかんじきハイク、4月のハ
イク(安蔵〜水須)をトレーニングと親睦を兼ねて実行して来ました。
そして、有峰森林文化村関係各位のご理解、ご協力により、今回5月31
日、ウレ街道の調査が行われました。メンバーは、島崎清明さん、中川さ
ん、若尾、大瀧の4名でした。

台風接近で天気が心配されましたが、おおむね晴天の中、無事調査を終え
ました。

西岸線(1100m)入口より10時出発、遊歩道を進み、1350m北
電積雪計地点10時35分着。この先は、藪払いがされておらず、道も定
かではありませんが、昨年単独で調査(途中まで)をした為、迷わず進め
ましたが相変わらず藪が凄いです。

11時30分に1470mの一本杉地点着。この先は、誰も入った事が無
い為慎重に進みます。

1500m辺りから雪道となり、1530m地点で分枝路?直進ルートか
右折ルートか。全員で右ルートを登り雪原(1600m)の中を道を探す
が判らない為、分枝点まで撤退し直進ルートを進む。

こちらも1580mで雪原に出、道探し。沢状の道を発見し12時40分
昼食。

その後道を辿り足谷支流、渡沢部着(13時40分)、対岸に水平道が確
認出来るが、スノーブリッジが危険な為ここで断念し帰還となりました。

4月のハイクでも感じたのですが、斜面や沢を上手く使い、緩やかな、そ
して路盤の確りとした、道が75年も経過した現在まで残されていようと
は、先人達は、全く凄い道を作り、残したものだと実感させられました。

果たして、機械力が発達した現代においてもこれ程の、山の中に後世に残
る道を造る事ができるでしょうか。

是非一度、この道を訪ねて見ては如何でしょう。

尚、6月28日(土)に、有峰ハウスで調査報告会、整備計画決定会議を開
催致しますのでご参加をお待ちしております。

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◆北電有峰寮の愛称募集                 編集部
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北陸電力有峰の愛称を、有峰村民の皆様から募集します。

有峰寮の一階(一部除く)を北陸電力からお借りして、有峰村民の活動拠
点として、活動室、展示室として利用するほか、有峰を訪れた皆様の休憩
室としてくつろげる場といたします。

具体的には、内装工事を施して会議室、活動室、展示室、休憩室をつくり
ます。ただし、宿泊や食事はできません。料金は無料です。

愛称は、
info@arimine.net
に送ってください。

締め切りは、6月30日(月)とします。

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原稿や感想をお待ちしております。
あて先は
info@arimine.net