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ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2003年5月3日 第21号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:241人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆有峰林道の除雪進む      富山県農林水産公社有峰森林部
◆有峰の文献をひもとく 舟崎洋一
◆平内さんたちが、新種のダニを発見   編集部
◆ありみネット、春の模様替え      編集部
◆わくわく山菜学校参加者募集  富山県農林水産公社有峰森林部
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◆有峰林道の除雪進む        富山県農林水産公社有峰森林部
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今年は、例年にない積雪があります。4月24日に、有峰記念館前までよう
やく到達しました。5月1日現在で、有峰森林文化村事務局前で、1メート
ルの積雪がありました。小見線には、たくさんの落石があります。除雪の
あと、ガードロープやカーブミラーを設置し、警察に安全を確認してもら
って開通となります。安全第一をモットーに、6月上旬の開通を目指して、
鋭意、作業を進めておりますので、もうしばらくお待ちください。

なお、職員は、5月8日から平日は有峰に駐在する勤務に入ります。

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◆有峰の文献をひもとく 舟崎洋一(富山市)
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有峰の文献として、以下のものをお勧めしたい。

1 有峰を探る(図書館にあります。事務局にもあります。)
これは、昭和32年10月に発刊された100頁余の小冊子である。
いま読みかえしても、新鮮さを感じる。なかでも翁久允さんの記述は大正
末期の作品である。無念の旧有峰村民の気持ちを代表するにふさわしい。
また文献的には広瀬先生の丹念な資料紹介をはじめ貴重なものである。湖
底に沈む有峰の広大な盆地(大正年代の富山市の面積に匹敵)を急拠訪ね
たものであるが、良い団員構成、富山県の文化レベルを誇るに足るもので
あるし、これを企画された当時の山田社長の思慮深い配慮に敬服させられ
る。

何故なら、有峰開発は記録に残せないうよ曲折を経た開発で、有峰〜祐延
揚水発電計画、黒部第五、六、発電計画との連携は夢に終わり、公表され
たAAP計画(有峰・跡津計画)はまぼろしに消えたのである。史学文化、
自然科学、報道関係(後の北日本新聞深山会長 当時政治部長)、教育界
の素晴らしいメンバ−である。今日再刊しても村民に貴重な資料となるで
あろう。

2 有峰第一発電所他建設工事の環境影響評価書環境影響評価報告書
(北電にあります。)
これは、昭和52年に計画が発表された有峰再開発事業に際して作られた5
00頁余に及ぶレポ−トである。

3 有峰と常願寺川
(図書館にあります。事務局にもあります。)
これは、有峰再開発事業が完成した昭和56年に、大山町や立山町、国、県
の機関、関係団体、関係者の協力を得て、北陸電力がまとめたものである。

4 有峰の自然
(図書館にあります。)
これは、有峰再開発事業当時、学術文化的に高い評価を得た貴重な刊行物
である。現在でもその評価は高い。富山県自然保護協会が編纂した。

5 「天の夕顔のかげで」(中井三好著−富山出身・彩流社発行)
(図書館にあります。)
この本を読むと、有峰の歴史に興味がわきあがってくる。

有峰の先住民は飛騨の山之村か?
中地山城主は飛騨方?
そして南北朝時代は?
平家落人説?
縄文時代は?

上滝大川寺の何代か後に作られた有峰の尼寺西光庵。
家の造りは能登の大工。
水須にあった番所。
山之村に残る女の立てひざー明らかに朝鮮族の作法。

「祐延みちつくり隊」が歴史に対するロマンの炎を広げることを、期待す
る。有峰森林文化村が当初の意気込みを忘れ幻のように消えることのない
よう願う。初代梅原村長を誇りに有峰森林文化村を育てよう。そして文化
の蹊を道にしたい。
【桃李不言下自成蹊】

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◆平内さんたちが、新種のダニを発見          編集部
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魚津市の平内好子さんと、小田原市の青木淳一さんが、有峰でアリミネア
ミメオニダニという新種のダニを発見されました。お二人は、そのことを
日本土壌動物学会の雑誌(No.71 February 2003)に報告されました。

論文には、このように書いてあります。
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富山県大山町有峰のシラカンバ林とカラマツ林の落葉落枝層からアミメオ
ニダニ科、アミメオニダニ属の1新種が発見されたので、
Nothrus undulatus sp. nov.(アリミネアミメオニダニ)と命名し、記載
した。本種は、体が大きいこと、後体部の後方側面が波打ち、後端が突き
出ていること、育毛c1とc2の長さの差が大きくないことなどによって同属
の他種から区別される。
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論文には、ペンで描かれた図が載っています。デジタル化して、ありみネ
ットの「有峰なぜ?なに?博物館」に載せてあります。しかしながら、雑
誌に描かれた精細さは、ホームページは半分も表現していません。

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◆ありみネット、春の模様替え     編集部
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ありみネットの最初のページが、5月1日から変わりました。
5月から9月まで、緑バージョン。
10月は、紅葉バージョン。
林道閉鎖から4月までは、雪バージョンとしています。

5月8日に有峰勤務が始まることから、「今の有峰」の情報の更新が活発に
なります。情報更新が本格化するのは、大多和連絡所の職員が、薬師岳の
稜線が見えるかどうかの情報を無線で連絡できるようになる、6月1日から
です。

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◆わくわく山菜学校参加者募集  富山県農林水産公社有峰森林部
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6月7日(土)にわくわく山菜学校を開催します。
詳しくは、ありみネットの新着情報をご覧ください。
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