******************************************************************
ありみネット http://www.arimine.net/

有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2003年2月8日 第14号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:163人)
******************************************************************
━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆人と森林との関わり方、自然の偉大さを学ぶ演習林−有峰 平 英彰
◆「祐延みちつくり隊」情報 第2報
   祐延みちつくり隊に寄せて    若尾 昇
◆「祐延みちつくり隊」情報 第3報
   自主サイト誕生と隊員募集   事務局
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
─────────────────────────────────
◆人と森林との関わり方、自然の偉大さを学ぶ演習林−有峰 平 英彰
(新潟市)
─────────────────────────────────
私が有峰の森林を初めて見たのは昭和41年の春であった。有峰に向かう
途中に見える断崖の新緑は鮮やかで、樹種によってその彩りが異なるのは、
感動的であった。

しかし、その当時はすでに峠谷、西谷、東谷などの優良な天然林の多くは
伐採されてしまっており、東谷の流れ小屋谷から上流にかけて天然林がわ
ずかに残されているのみであった。

流れ小屋谷のブナ林は樹高24m胸高直径が1mを越える実に立派なもの
であった。しかし、そのブナ林も翌年伐採され、スギ、カラマツが造林さ
れた。私も当時の伐採に関わった者として、後ろめたい気持ちを持ちなが
ら生きてきた人間の一人である。

その後有峰から離れ、30年後に再び有峰の森林を目にした時、その回復
は目覚ましく、ある種の感動を覚えた。

有峰の森林は良きにつけ悪しきにつけ、人が利用しつづけた森林である。
古くは薪や炭を生産する林として、また、山菜の採取や狩猟の場としても
使われたであろう。戦後は、伐木、集材技術の発達により、徹底的な収奪
が行われた。有峰の森林は、まさに、長い人間の活動による破壊と自然の
回復過程を示している所である。

場所によっては、驚くほど回復している森林もあるが、攪乱が大きすぎて
元の状態に復元できずにいる森林も有り、実に多様な形態を示している。

有峰が人と森林との関わり方を、また、自然の偉大さを学ぶ演習林として、
多くの人に利用されることを期待したい。

編集部注
平さんは、富山県林業技術センターを退職されて、現在、新潟大学大学院
の教授をしておられます。毎年、新潟大学や北海道大学の研究者や学生と
ともに、1週間程度、有峰にお見えになって、研究を続けておられます。
─────────────────────────────────
◆「祐延みちつくり隊」情報 第2報
祐延みちつくり隊に寄せて(山狢)    若尾 昇(富山市)
─────────────────────────────────
昨年10月初めての森林文化村の寄り合い(オフ会)が開催され参加させ
ていただきました。中川さん以外は、初めてお会いする方ばかりでした。
しかし、森の熊さん(大瀧さん)だけはお互い野生動物の臭いで、自己紹
介するまでも無く、すぐに解り意気投合、星空を眺めながらの、語らいに
成りました。

そんな中、中川さんとの三人の話の中で、うれ街道の話が出、何とか復元
出来ないだろうかと、言うことになり、12月の第2回寄り合いの中で、
このプロジェクトの名前<祐延みちつくり隊>の名前がきまりました。

昨年末から、旧版の地図を入手し、それを元に、熊さんが、3Dで鳥かん
図などを作成、机上のルートを2人で検討し、今年度の調査に向け森の熊
さん主導で、準備を進めています。

6月には、ルートの現地調査を行い、また寄り合いをして、必要資材物資
のリスト、着手日程人員などを決めて行かねばなりません。

我々、行動班と、広報班、歴史調査班とに編成され、それぞれと連絡を取
り合い道つくりとともに、有峰の歴史、森林文化の理解を深め、もっと有
峰を楽しみ、その輪を、広めて行きたいと思います。

有峰に、熱い思いをお持ちの方、なんとなく面白そうだなと思われる方
次回の日程は、まだ決まっていませんがぜひ一度、寄り合いに、ご参加下
さい。ワイワイ、ガヤガヤとやってます。

編集部注 隊長は、若尾さんと大瀧さんの二人です(年齢順)。
─────────────────────────────────
◆「祐延みちつくり隊」情報 第3報
自主サイト誕生と隊員募集   事務局
─────────────────────────────────
1 「祐延みちつくり隊」の自主サイト誕生
「祐延みちつくり隊」の専用サイトが、隊長の一人である大瀧さんのご努
力で立ち上がっています。

ありみネットが、文化村事務局でないと更新できない管理重視型の設計に
なっているのに対し、「祐延みちつくり隊」の専用サイトのほうは、大瀧
隊長の機敏な判断で更新がされていくことになります。

有峰村民の皆様の自主的活動が着実に芽生えていることを心から喜びます。

また、これまで、ありみネットの「集会所」は、なんでも議論できる形式
のものでした。これを、「祐延みちつくり隊」専用の会議室と、なんでも
議論できる会議室に分離します(2月7日から)。これは、「祐延みちつ
くり隊」の議論や相談を、しやすくするための変更です。二つの会議室
ともどもお楽しみください。

2 隊員募集
上記、「祐延みちつくり隊」の自主サイトの中で、募集しています。ふる
って参加されますようお願いします。
─────────────────────────────────
原稿や感想をお待ちしております。
あて先は
info@arimine.net