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有峰村民の皆様と、ほぼ2週間に一度、双方向で交流するメールマガジン
有峰森林文化村新聞 2002年12月28日 第11号
編集/有峰森林文化村会議 編集長/中川正次
(発行日現在の有峰村民人口:157人)
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━━目次━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆第1回有峰森林文化村懇話会の結果報告 編集部
◆「祐延道つくり隊」に対する思い 大西智史
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◆第1回有峰森林文化村懇話会の結果報告 編集部
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有峰森林文化村に対して、提言をいただくために、懇話会という組織が設
けられています。

委員は、
遠藤和子さん(作家)、
鏡森定信さん(富山医科薬科大学医学部教授)、
黒田卓さん(富山大学教育学部助教授)、
酒井雅夫さん(立山カルデラ砂防博物館館長、12月1日から阿部昌夫さん
に交替)、
長井真隆さん(富山県森林審議会会長)、
平内好子さん(県立新川女子高等学校教頭)、
本田恭子さん(環境教育プランナー)、
湯浅純孝さん(自然博物園ねいの里館長)、
米原寛さん(立山博物館館長)
の9人です。

その第1回会合が、去る10月22日(火)に有峰で開催されました。

1 概要
(1)平成14年10月22日 13時50分から15時40分
(2)有峰青少年の家
(3)委員の出席 長井真隆、遠藤和子、黒田卓、本田恭子、米原寛の各

(4)事務局の出席
井田(県農林水産部長)、小見(県森林政策課長)、北村(大山町企画観
光課主幹)、岡島(北陸電力富山用地事務所副所長)、背戸川(県森林政
策課主幹)、中川(県森林政策課主幹)、酒井(県森林政策課課長補佐)、
梶(県森林政策課副係長)

2 審議
(1)座長に長井真隆氏を選出。
(2)有峰森林文化村の現状報告をもとに議論(次項で詳説)

3 有峰森林文化村の現状について
(1)段階を追って、課題を一つ一つクリアしていく必要がある。(米
原)

(2)県庁主導から、民間主導にどのようにもっていくかが課題である。
(遠藤)

(3)次の二つの問題を一緒に考えてはならない。(長井)
ア 有峰森林文化村で人々に、憲章に沿って、どのように楽しんでもらう
かという問題。

イ 有峰の施設利用をどのように促すかという問題。

(4)有峰への誘致といった言葉を使っているのは、入り込み至上主義か
ら脱皮できないからである。有峰森林文化村では、そのような入り込み至
上主義から脱皮しないと、いいものができない。(長井)

(5)カルタ方式 にそった森林文化活動の展開が大切。そのいろいろなカ
ルタを、楽しんでいることを報告しあう、自慢しあう、研究しあうという、
コミュニケーションの場を作ることが大事。(長井)

(6)立山博物館では、フォトアンドセミナーということをしていて、参
加者が写してきた写真をもとに、その背景によこたわっている自然や歴史
について、わいわいがやがや話をする会がある。一枚の写真をネタに2時
間もつこともある。(長井座長の意見に賛同して、米原)

(7)小人数のイベントを開いたらよい。それが地道な文化村ファンをつ
くることになる。(遠藤、長井、米原)

(8)ビジターセンターの展示の工夫 が必要。(本田)
ア どんぐりを拾ってきて、現物をボンドで紙に張って、大きさの順に度
数分布をつくったら面白い。(長井)

イ ビジターセンターで有峰の歴史が簡単にわかる展示をしたらどうか。
(遠藤)

(9)利用プログラムを提供したらどうか。(本田)

(10)学校対策
ア 総合的学習に使えるようなルーズリーフ教材を作ったらどうか。(本
田、黒田)

イ 教育学部の学生のゼミなどを呼んだらどうか。その場合、林道使用料
がネックである。(黒田)

ウ 学校行事は、ほとんど前年踏襲である。学校が忙しいので、新しい内
容を盛り込む工夫を先生がする余裕がないからかもしれない。有峰に来る
学校が少ないのであれば、やはり、学校の先生を対象にした、研修会や下
見会を開くことが大切だ。(黒田)

エ 学校は、変化しており、いろいろな施設が子供の取り合いをしている。
しばらく学校が落ち着くのを待つのも手である。(黒田)

(11) 有峰八景を決めるとか、有峰の魅力の小冊子を作ったらどうか。
(遠藤)

(12) 有峰は、全国レベルで環境に関心のある人が集まるところになる
潜在力がある。(本田)

(13) 語り部の資料の収集(発言、文献)をしっかり進めて欲しい。
(長井)

(14) ゴミを積極的に拾おうとする有峰センター職員の姿勢に感動した。
レンジャーは、コンスタントなパトロールをお願いしたい。(長井)

編集部注
カルタ方式
有峰森林文化村基本計画で提示された考え方。有峰の楽しみ方、多種多様
である。お定まりのコースやプログラムを提示して、「こう、しなさい」
ではだめである。トランプで、神経衰弱、七並べ、ポーカー、ババ抜きな
ど様々なゲームがあるように、人々が思いのままに、有峰を楽しむように
したらいいというもの。
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◆「祐延道つくり隊」に対する思い 大西智史(横浜市)
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村民で冷夕谷キャンプ場管理指導員を11年行なっておりました現神奈川工
科大学の大西です。12月14日の有峰森林文化村新聞で報じられた、「祐延
道つくり隊」について私の意見を述べます。

平成6〜7年あたりにこのルートは下草刈りなどを行ない、上市町の健康
科学専門学校の学生が歩いております。キャンプ場から、祐延へ抜け、ダ
ムへ降りてきて、折立をまわり青少年の家へ戻ってくるという丸一日かけ
た有峰部落探索でした・・・

途中、下草刈りの道を間違えると絶壁にぶつかりますのでお気を付け下さ
い。

自然は堪能できますが、作業はかなりハードです。冷夕谷から3人、祐延
側から3人のチームで作業で毎週土日、1日8時間程度の作業時間で道づ
くりを行ないましたが、約1ヶ月半(のべ12〜14日)程度かかりまし
た。

その時は、参考になる資料が限られていたので、だいぶ方角の確認で手間
取りましたが・・・

作業中、また開通後も途中トイレなどを自作する必要があることだけは覚
えておいていただきたいと思います。

トイレ休憩なしでの一般開放利用は難しいです。
(村民の方などある程度自然や有峰に詳しい方でないと・・・)

この道の活用方法はいろいろ検討可能ですが、様々な副題も検討する必要
が出てくると思います。皆様、頑張ってください。

「頑張ってください」と冷めたコメントで申し訳ありませんが、私自身、
有峰に対しては様々な思い入れがありますので、応援することや企画する
ネタは山のようにあります。

キャンプ場という現場で、利用する皆様と接してきているので、ニーズも
すべて理解しておりますから。

利用者の方々から「来年も続けてくださいね、また来年もここに居て下さ
いね」などと言われて11年もこの魅惑的な陸の孤島で暮らしています。
細切れに出すのも時間がかかります。数回のメールでは書ききれませんの
で、申し訳ありません。

有峰は自然の宝庫。
アウトドアライフを楽しむには絶好の場所です。文化的な活動に傾くこと
なく、自然科学的であったり、活動的な視点を忘れることなく文化村の活
動が進歩していくことを期待しております。

それでは、失礼します。
乱文申し訳ありません。
神奈川工科大学 大西智史
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